夢をもって世界に羽ばたこう!!  廣田和子氏にインタビュー

  • 2012年11月25日(日) 11:30 JST
特集
7000人以上の留学生を世界に送り出す国際教育の第一人者、
7000人以上の留学生を世界に送り出す国際教育の第一人者、廣田和子氏にインタビュー
中国人留学生の蒋華さんが
インタビュー
7000人以上の留学生を世界に送り出す国際教育の第一人者、廣田和子氏に慶応大学の中国人留学生の蒋華さんがお話を伺いました。
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廣田先生は今まで多くの学生を指導してこられたと思いますが、学生が大事な選択をする場合はどのようにして優先順位をつけるといいと思いますか?


A:私はあまり物事に優先順位をつけません。逆に直感をとても大事にしています。
真剣に考えると本当に必要なことが自然と浮かんでくるような気がします。
そのことに対して正直に行動するようにしています。


Q:日本にいる外国人が日本の生活を有意義に過ごすにはどうすればいいと思いますか?


A:大切なことは、日本に来た目的を忘れないこと。いいことも悪いことも色々なことを経験すると思いますが、受け止め方ひとつで、全てが有意義な経験になりますよね。
私たちも多くの学生を海外に送り出していますが、留学しなかったことに対して後悔している人はいるけれど、留学したことに関して後悔している人はいないですね。みなさんも日本に来たときはおそらく大きな夢を持って来たと思うので、それを信じて前向きに生活していってください。たとえ今つらいことがあったとしても、将来必ずその経験は生きてきますからしっかりと受け止めてどんどんなんでもチャレンジしてください。


Q:私は日本に来て8年になりますが、日本にいる外国人たちはどのような点に注意して日本語を勉強したらいいと思いますか?



A:日本には『表現しなくても理解しあえる』という精神的な文化があります。また、特徴としてはっきりとした表現を避けたり、細かい気持ちを察する表現などが多いですね。
『細かい心遣い』を表現する日本の独特な文化の理解につとめることが日本語の上達に結びつくと思います。茶道や日本料理を見ても、とっても繊細な作法や言葉以外での表現方法があります。そのことを理解することも大切だと言えますね。
 
 
 

廣田和子氏プロフィール

廣田和子氏プロフィール

 


NIC International College in Japan 代表

 

財団法人国際教育協会 常務理事

 

レイクランド大学ジャパンキャンパス理事

 

米国TOEFL理事会理事(2001-05)

 

米国ハーバード大学教育学大学院MLE課程修了

 


高校卒業後、米国ミズーリ州オザークス大学へ留学。卒業後、米国にて青少年カウンセリング業務に従事。1988年ネバダ州立大学日本校開設にともない常任理事就任、学生カウンセリングを担当。1994年ネバダ・カリフォルニア大学国際教育機構Japan(現NIC International College in Japan)常任理事、2003年同機構代表に就任。1997年文部科学省大臣官房所轄財団法人国際教育協会常務理事に就任。2000年ハーバード大学教育学大学院MLE課程修了。2001年米国TOEFL理事会理事に就任。約20年間、国際教育に携わり、クリティカル・シンキングを基盤にしたヒューマニズム教育を推進し、感性と知性を育てる教育を実践。6500人以上の留学生を送り出す。
 

自分の可能性を信じること

則天去私

Q:多くの外国人が日本で成功していくために必要なことは何だと思いますか?

A:一番大切なことは自分の可能性を信じることです。いろんな困難があると思いますが
なんでも挑戦していく気持ちで自分を信じて、ひとつひとつ乗り越えて行きましょう。
日本語や日本の文化を勉強することも大切ですが、自分自身の考え方をまるっきり日本式にする必要はないと思いますよ。今日本の企業も新しい国際化社会に向けて様々な文化に触れている外国人留学生や留学帰りの日本人学生たちに注目しています。これには自分のことをはっきりと表現できる人たちを求めているという側面もありますよね。自分の文化的な背景を尊重し、考え方をしっかりともって生活していってください。


Q:国際化される日本社会でやって行きたい事は何ですか?

A:これからもチャレンジする人を今後どんどん応援していきたいですね。
今は情報過多の時代で何でも擬似体験して満足できたり、少子化で無理をしなくても大学に入れるようになってきているので、あえて何かにチャレンジしなくてもいい時代になってきています。
私は講演をすることもよくあるのですが、日本を一歩出てみないと見えないこと、体験できないこと、又、楽しいわくわくすることがたくさんあります。自分の可能性を信じてチャレンジすることの大切さを伝えて行きたいですね。

NICの門をくぐる学生たちもみんな目を輝かせて入学します。彼らも自分の可能性を信じてチャレンジをして、大きな壁を乗り越えることでたくましくなっていきます。
これからもできるだけ多くの若者が自分を変えていけるチャンスに気がついてくれるように日々努めて行きたいですね。



Q:最後に廣田先生の座右の銘を教えてください?

『人生には偶然は無い』という言葉です。これは18歳でなくなった娘が残してくれた言葉ですが、全て自分の身に降りかかることは理由があってそれを前向きに受け止めることが大切だと教えてくれます。あと、『則天去私』という言葉も好きです。出来るだけの努力をしたあとは天に身を任せるという意味です。これも娘が好きだった言葉で、無欲で全力を尽くせばかならずいつかはむくわれるという意味です。学生たちにもよく言っている言葉です。日本でがんばる留学生のみなさんも大変なことが多いと思いますが、何事にも全力で取り組んでください。あなたたちのがんばりをどこかで誰かが必ず見ていますからね。
 
 
 
 
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