2022/06/28 21:41
世界のウチナーンチュ大会とは?
沖縄県は我が国有数の移民県であり、北米・南米をはじめ世界には約42万人の県系人がいるとされている。戦前・戦後に海外へ雄飛した数多くの県民は、移住先での困難の時代を不屈の精神で乗り越え、堅実な歩みを続けてきた。
特に、ウチナーンチュ(県系人)のチムグクル(思いやりの心)は、遠く離れていても強い絆で結ばれ、戦前、戦後においては、仕送りや多くの救援物資により経済的困窮状態にあった故郷沖縄の復興を支えてきた。今では各国社会の一員として信頼を築き、政治、経済、文化、学術等の様々な分野で活躍し続けているウチナーンチュは、海外、県外の地においても、故郷を忘れず、沖縄の文化や精神を大切にし、県人会などでの伝統芸能や三線、空手等の文化活動を中心に、ウチナーンチュとしてのアイデンティティを次世代に継承している。
先人たちが創り上げてきたこうした沖縄の文化については、沖縄県においても11月1日を「琉球歴史文化の日」に定め、沖縄の文化の継承と発展を図り、もって心豊かな県民生活及び文化的で活力ある社会の実現に寄与することを目指している。
今年は、沖縄の本土復帰50年とも重なり、大いに盛り上がる『第7回世界ウチナーンチュ大会』
本土ではあまり知られていませんが、大きな家族のように、世界中に住む、沖縄にルーツを持つ人たちが一堂に集うとっても先進的でアットホームなイベントです。5年に一度のチャンス。私も10月30日からオブザーバーで3日間、参加します。
(グローバルコミュニティー 主宰 宮崎計実)
イベントプログラム目標
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