香川県の大学生がブラジル館を訪問

2025/07/27 12:54

 

香川県の大学生がブラジル館を訪問


大学生たちが、今年10月にサンパウロ市を訪問します

香川県の大学生たちが、今年10月にサンパウロ市を訪問します。今年で117周年を迎える日本人のブラジル移民の歴史について、より理解を深めることを目的としています。10月の訪問に先立ち、香川県は大学生たちを大阪・関西万博2025に連れて行きました。今回の訪問には、香川県にルーツを持つ日系ブラジル人9名も同行しており、彼らは県の招待で特別にブラジルから来日しています。

訪問は7月23日に行われ、20名を超える大学生等がブラジル館を訪れました。西川 ちひろ さんは、第一展示棟の5つのアクト、特に自然の絶滅の危機に感銘を受け、「我々は世界に対する感謝の気持ちを持たなければならない」と話しました。10月のブラジル訪問では、日系移民の方々を訪問する予定です。


大学生の山下 紗英 さんは、第一展示棟に入ったときに「空気」という言葉がスクリーンに映し出されていたことに感銘を受け、「最初は明るい雰囲気でしたが、途中から暗くなり、地球を守ろうというメッセージが映っていました」とコメント。彼女はサンパウロで日系人に会うだけでなく、ブラジル人が日本について何を知っているか楽しみにしているようです。
アンネ・クマノさんは、今回の交流に参加するためにブラジル・カンピーナス市から来日しました。彼女の家族は香川県の出身です。彼女は「ブラジル館では現代的なテーマが扱われていて印象的だった」と感想を語り、今回初めてとなる日本への訪問で、香川の家族も会うことを楽しみにしていました。

ブラジル館の館長であるパブロ・リラ氏は、ブラジル館のテーマを説明し、「日本とブラジルの若者たちが互いの国について学び、交流を深めているのは大変喜ばしいことです」と話しました。ブラジル館は、ApexBrasil(ブラジル貿易投資促進庁)によって運営されています。香川県職員である松本拓也氏によると、今回の交流に参加した9名の日系ブラジル人は、ブラジルの香川県人会を通して推薦で選ばれたとのことです。香川県は、優雅な自然だけでなく、「うどん県」としても広く知られています

ブラジルパビリオンのホームページ

https://apexbrasil.com.br/content/expoosaka/br/pt/pavilhao-do-brasil.html[*1]

English   https://www.yokosojapan.net/article.php/20250727brazil-kagawa_event_en

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[*1] https://apexbrasil.com.br/content/expoosaka/br/pt/pavilhao-do-brasil.html