穏やかにお話してくださった舞の海氏
シェークスピア:最初は教師を目指していたようですが、おすもうさんになった理由は何ですか?
舞の海氏:実は大学時代にいっしょにすもうをやっていた仲間が急死したことが非常にショックでした。亡くなった友人はとっても健康で、彼も相撲の世界に挑戦しようと思っていました。彼の死で私もやりたい事をやろうという気持ちが大きくなってきました。先生になって安定した生活も考えてはいましたが、人間いつ死ぬかもしれないと想い、友人の為にも相撲の世界に挑戦することを決心しました。大切なのは自分自身で決心することだと思います。
シェークスピア:おすもうさんとして小柄なことなどいろいろなハンディがありながら、どのような気持ちで克服されましたか?
舞の海氏:身長が足りなくても何とかする方法はないかと考えると何とかなるもんだと思います。そのことについてはよくいわれますが、考え方の問題だと思います。大きな力士ももちろん怖いこともありますが、どんなに大きい人でも同じ人間ですから、勝つ方法はあると思います。怖いという気持ち以上に相手を倒すんだという気持ちが強かったですね。
シェークスピア:おすもうさんはどうして、ちょんまげやまわしをするのか?
舞の海氏:すもうは日本で一番歴史のある古い武道のひとつです。1400年ぐらい前からあり、最初はハッキリとしたルールもなかったのですが、そのうち土俵が出来て、今のような形になってきました。現在はすもうをスポーツとしてとらえがちですが、すもうは伝統文化のひとつです。しきたりも変わっていて、すもうでは、勝っても喜びをあまり表現しません。負けた人に対する思いやりや感謝の気持ちを示すことが重要なので、勝負がついた時は静かに'礼’をします。戦っている時は、相手を殺すぐらいの力でぶつかり合いますが勝負がつけば、勝ってもいばらず、負けてもひがまずお互いを尊敬します。これが相撲のすばらしい伝統です。
舞の海氏:実は大学時代にいっしょにすもうをやっていた仲間が急死したことが非常にショックでした。亡くなった友人はとっても健康で、彼も相撲の世界に挑戦しようと思っていました。彼の死で私もやりたい事をやろうという気持ちが大きくなってきました。先生になって安定した生活も考えてはいましたが、人間いつ死ぬかもしれないと想い、友人の為にも相撲の世界に挑戦することを決心しました。大切なのは自分自身で決心することだと思います。
シェークスピア:おすもうさんとして小柄なことなどいろいろなハンディがありながら、どのような気持ちで克服されましたか?
舞の海氏:身長が足りなくても何とかする方法はないかと考えると何とかなるもんだと思います。そのことについてはよくいわれますが、考え方の問題だと思います。大きな力士ももちろん怖いこともありますが、どんなに大きい人でも同じ人間ですから、勝つ方法はあると思います。怖いという気持ち以上に相手を倒すんだという気持ちが強かったですね。
シェークスピア:おすもうさんはどうして、ちょんまげやまわしをするのか?
舞の海氏:すもうは日本で一番歴史のある古い武道のひとつです。1400年ぐらい前からあり、最初はハッキリとしたルールもなかったのですが、そのうち土俵が出来て、今のような形になってきました。現在はすもうをスポーツとしてとらえがちですが、すもうは伝統文化のひとつです。しきたりも変わっていて、すもうでは、勝っても喜びをあまり表現しません。負けた人に対する思いやりや感謝の気持ちを示すことが重要なので、勝負がついた時は静かに'礼’をします。戦っている時は、相手を殺すぐらいの力でぶつかり合いますが勝負がつけば、勝ってもいばらず、負けてもひがまずお互いを尊敬します。これが相撲のすばらしい伝統です。
シェークスピア:タレントをしていて思い出に残っていることは何ですか?
舞の海氏:ブータンという国の高度2000Mのところですもうを子供たちに教えたのですが、高山病になってしまってあの時はつらかったですね。しかし、電気もラジオもなく、みんなでお米や野菜を作って生活をしているのですが、人の心は純粋でとっても豊かでした。そんな人たちといると心が洗われるようで幸せな気持ちになりました。
シェークスピア:留学生へのメッセージをいただけますでしょうか?
舞の海氏:強い意志を持って最初に志した目標を達成してほしいですね。また、色々な人と交流して日本の文化を学びながら、自分の国の文化についてもより深く理解することが出来ると思います。
シェークスピア:最後に座右の銘を聞かせてください。
舞の海氏::『受けて忘れず、施して語らず』人にお世話になったことは忘れず、人にしてあげたことは語らないという意味です。
夢に向かって頑張って下さい。
シェークスピア:今日はどうもありがとうございました。
舞の海氏:ブータンという国の高度2000Mのところですもうを子供たちに教えたのですが、高山病になってしまってあの時はつらかったですね。しかし、電気もラジオもなく、みんなでお米や野菜を作って生活をしているのですが、人の心は純粋でとっても豊かでした。そんな人たちといると心が洗われるようで幸せな気持ちになりました。
シェークスピア:留学生へのメッセージをいただけますでしょうか?
舞の海氏:強い意志を持って最初に志した目標を達成してほしいですね。また、色々な人と交流して日本の文化を学びながら、自分の国の文化についてもより深く理解することが出来ると思います。
シェークスピア:最後に座右の銘を聞かせてください。
舞の海氏::『受けて忘れず、施して語らず』人にお世話になったことは忘れず、人にしてあげたことは語らないという意味です。
夢に向かって頑張って下さい。
シェークスピア:今日はどうもありがとうございました。