2019/03/21 16:25

映画をこよなく愛する関西弁のインド人

国際人
映画をこよなく愛する関西弁のインド人
 

 

国際紅白歌合戦in Osakaで司会を担当する 
サニー・フランシスさん(コメンテーター・ラジオ/テレビパーソナリティー)
インドの南ケララ州生まれ、西インドのアメダバードシティー育ち。大学卒業後、先輩の誘いで来日して27年。現在は、サンテレビ「週末ココいこっ!おっ!サンなび」やFM COCOLO「FROM OVERSEAS-INDIA-」「関西テレビ"スーパーニュースアンカー"」などなど、ラジオ、テレビ、雑誌、イベント、MC、レポーターといった様々な分野で活躍中。関西弁の巧みな話術での歯に衣着せぬ発言は、笑いの中に辛口の社会批評も包み年齢を問わず多くの人に支持されている。また、関西の小学校を訪問し、国際理解のためのカレー作り教室も10年以上続けている。
 
  

左から、森井君(関西学院大)サニーさん、村田君(同志社大)、筆者

  
関西なら子供からお年寄りまで知名度のあるパーソナリティーのサニーさんに2人の学生さんと一緒にお話を聞いた。一見強持てだが、サービス精神旺盛なとても心の優しい人。インド人は話し出すと止まらないとよく言われるがサニーさんも例外ではなかった。日本に来たばかりの頃の経験、テレビやラジオの仕事のこと、台湾人の奥さんや家族のこと、また映画評論について、ボリウッド映画(インド映画の俗称)など、インドの映画1本分、約3時間半飽きることなく、サニーさんの物語に引き込まれた。
 
サニーさんの日本の好きな俳優さんは高倉健さん。インドのお父さんはとても厳格だが、高倉健とは違って、口数は多い。子供の頃は、お父さんが代表して映画を見に行って、夕食を囲んで、家族のみんなにその映画を解説する。もちろん、映画は3時間半もあるので、夕食の時間では収まらず、その後は、屋上に出て、家族で星を見ながら話の続きを聞く。だから、インドのお父さんは、話がうまいのかも知れない。
 
インドでは、年間約1000本もの映画が作られている映画大国。一昔前は、お金持ちの娘と貧乏な男性の恋物語で、祭りがあって、突然踊り出すシーンがあったりというものが多かったようだが、最近は、シネマコンプレッスが増えたこともあり、1本の時間も短くなり、様々なインドの多様性を表現するものも増えてきた。しかし、映画がインドの人たちにとって欠かせないものであることには変わりはない。日本ではまだまだ、インドの情報は偏っている。
 
『インド人はB型が多い?』『インド人は計算が得意?』『インド料理はみんなカレーの味がする?』など、ばかな質問をしたが、どれも根拠がないことをサニーさんは教えてくれた。インドは、英語を話す世界で一番大きな国でもある。もっともっと日本人はインドに関心を持ってもいいはずだ。そのインド魅力を映画を通して伝えるサニーさんのコーナーを次号からスタートします。ご期待ください。(グローバルコミュニテイー 編集長 宮崎計実)
 
サニーフランシスさんの最近のお薦め
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お話好きのスタンリーは、お弁当を持ってこれない。それを見かねたクラスの仲間がスタンリーのためにお弁当を少しづつ分け与えていたが、ある日事件が起こった。
 
 
 
 
インド映画歴代興行収入1位を記録した大ヒット映画。インドの工科大学の寮を舞台にした青春劇。コメディ映画だが、3人の学生が「学ぶことの本当の意味は何か?」を明るく探し求める感動巨編。2010年インドアカデミー賞では作品賞をはじめ史上最多16部門を受賞。日本でもすでに興行収入が1億円を突破。