2019/11/12 05:48

「日本語教育推進法に期待する関係者の集い」に至るまで

イベント

「日本語教育推進法に期待する関係者の集い」に至るまで

冒頭で挨拶される石原氏

「日本語教育推進法に期待する関係者の集い」に市ヶ谷の私学会館に伺いました。


この集いのコーディネーターを国際紅白歌合戦でお世話になっている石原進さんがされると聞き、駆け付けました。

石原さんは、元毎日新聞副論説委員長として、政治、行政の分野で様々な人脈を持っている方ですが、日本社会を活性化するために、外国人の力が必要だと長年様々な形で訴えてこられた方です。

イギリスには、BRITISH COUNCILがあり、自国の文化を海外に伝えるべく、世界100カ国以上に設置されています。

中国国もそれに習って、孔子学院という組織を作って、海外に広報活動を積極的に行っており、世界120カ国1086カ所、学習者は1億5000万人にのぼるといわれています。

一方、日本には、そのような機関は、この時代になってもまだ非常に少ないのが現状です。

世界から関心の高い、アニメ、日本食などの日本文化ですが、その文化の根本はもちろん、日本語という言語にあります。

日本語は特殊な言語で、しかも海外ではほとんど話されていない言葉です。しかし、子供のころからアニメなどで日本に興味を持ち、日本語を勉強したいという人もどんどん、増えています。

また近年、日本に来る外国人の人たちが増え、人材不足で悩む地方部でも、日本語学校が注目されています。

そこで、日本語を学ぶ環境の整備や海外への日本文化の発信という意味でも『日本語教育推進法』
の施行は大きな意味を持っています。http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/shokan_horei/other/suishin_houritsu/1418260.html

「日本語教育推進法に期待する関係者の集い」の紹介

今日の『関係者の集い』に参加した国会議員の話にもありましたが、政治家が議論を進めるためには、それを支える世論が喚起される必要があるでしょう。しかし、それが出来る人はそうそういません。それが、在日外国人関連の問題ならなおさらです。

石原さんは、20年以上前から在日外国人の抱える悩みに対して問題意識を持って活動されてきました。

この法案も石原さんの働きかけがなければ、実現しなかったものだと思います。関係者でも石原さんの影響を受けた人は本当に多いと思います。その証拠に、普段はライバルである日本語学校の経営者が一同にこの度『集い』に集まっていました。

私も韓国で日本語教師の経験がありますが、日本語学校は国際交流の最前線です。当時は、まだまだネイテイブの日本語教師が少なく、本当に多くの熱心な韓国の日本語学習者に会うことができ、文化交流も楽しくできました。大変やりがいのある、とっても重要な仕事なので、もっと社会的にも評価され、収入の面でも優遇され憧れの職業となってほしいと今日の集いに参加して感じました。

国際交流基金でももっと日本語教師の派遣に力をいれ、またその経験が正当にされる世の中になってほしいと強く感じました。また自分自身も少しでもその努力をしていこうと改めて思いました。

 

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以下、石原さんが世話人をされている記事で国際紅白歌合戦のことも
紹介していただいています。

朝日新聞の「多民社会」のキャンペーンと国際紅白歌合戦


こちらは、私が編集している国際交流メデイアでの石原さんからの寄稿文です。