大阪・関西万博ベトナムパビリオンと日越関係


2025年の大阪・関西万博でベトナムパビリオンは、ベトナム戦争終結50周年という特別な日にオープンしました。館内では、伝統衣装アオザイをまとったスタッフが出迎え、水上人形劇や伝統楽器の演奏など、ベトナムの豊かな文化や芸術が体験できます。また、ベトナムコーヒーやフォーなどの本場グルメも楽しめるカフェが併設され、異国情緒あふれる空間となっています。
ベトナムパビリオンの開館は、両国の友好関係の象徴的な出来事です。日本とベトナムは、経済・文化・人的交流の面で年々関係を深めてきました。日本はベトナムにとって最大級の投資国・援助国であり、多くの日本企業がベトナムで事業を展開しています。また、ベトナム人留学生や技能実習生が日本社会で活躍し、両国の架け橋となっています。
文化面でも、アオザイや水上人形劇などベトナムの伝統文化が日本で紹介される機会が増え、日本のアニメやファッションもベトナムの若者に人気です。大阪万博のベトナムパビリオンは、こうした交流をさらに深め、相互理解を促進する場となっています。
万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿って、ベトナムパビリオンは伝統と革新を融合させた展示を行い、両国の持続的なパートナーシップを象徴しています。今後も経済・文化・人的交流を通じて、日本とベトナムはより強固な関係を築いていくことが期待されています。
ベトナムパビリオンで働く、Lyaさんは、ベトナムパビリオンのスタッフとして、6か月間、母国を紹介する大切な任務に就けてとっても光栄に思っていると話してくれた。休みの日も、いろんなことを日本で体験して、いい思い出を作りたいと話してくれました。9月19日に行われる第13回国際紅白歌合戦にも休みを入れて、見に行きますと話してくれました。