ブラジル代表のお二人が来日! ブラジルパビリオンを訪問

ブラジル代表のお二人が来日! ブラジルパビリオンを訪問
― 日本とブラジルの国交樹立130周年を記念して ―
ブラジル・サンパウロで開かれた選考会を経て、代表に選ばれた平間パウラさんと藤野恵美さんのお二人が、ついに来日しました。到着後、翌日、万博会場にあるブラジルパビリオンを訪れ、館長から温かい歓迎を受けました。
(←左から館長秘書のルカスさん、ブラジルパビリオン館長のパブロ・リラさん、真ん中の2名がサンパウロから来日した、平間パウラさんと藤野恵美さん、広報の羽山ネイデさん、ボランテイアの榎本さん)
館内を案内していただきながら、最新の展示やブラジルの文化を紹介を受けました。
特にその環境問題に対する真剣な取り組みを聞いて、まさに、その分野でブラジルが世界をリードしていることを知り、サンパウロからの2人と同様に、日本側のボランテイアスタッフも感心して説明を聞いていました。
お二人はその説明に熱心に耳を傾け、「日本のみなさんにブラジルの魅力をしっかり伝えていきたい」と笑顔で話していました。
応接室でブラジルパビリオン館長と面談
館長のリラさんは、とても気さくな方で、日系人の人たちが如何にブラジルにいい影響を与えているのかなどを
お話されていました。また、日本人が自分たちの文化を歌や芸能、武道などの形でブラジルに伝え、
それが、ブラジル人の間にも広がっていることをとてもうれしく思うと話してくださいました。
今年は、日本とブラジルの国交が樹立されてから130周年の特別な年。
今回の訪問は、その節目を彩る素敵な交流のひとときとなりました。
これからの活動を通じて、ますます両国の絆が深まっていくことが期待されます。
ブラジルのグアバジュースを飲みながら、大阪人とサンパウロ人の共通点を発見して盛り上がりました。ミャクミャクをあしらった衣装やアクセサリーなどをつけている人たちも見て、大阪人はブラジル人みたいだと2人も、万博を楽しんでいる人たちを見て、とっても喜んでいました。ミャクミャクのマスコットをプレゼントするととっても、喜んで、いい笑顔で写真を撮らせてくれました。
世界一の木造建築と認定された大屋根リングを体験
大屋根リングが1本の釘も使わず出来ていること、世界一の木造建築として、ギネス認定も受けていること。そして、多くの紛争が起こっている中、一つ屋根の下、世界各国のパビリオンがあり、多くの国が参加している意義などを伝えました。
海外からの観光客に、日本語で堂々と話しかけている大阪のおばさんを見て、誰とでも仲良くなれる大阪人の特徴なども伝えました。2人は世界中の人が大阪人やブラジル人のように気楽に誰とでも仲良くなれれば、いいのにと話していました。
2人からリクエストで、翌日のイベントの会場『フェステバルステーション』の下見を、
音楽学校に留学中のアイルランド出身の留学生としました。彼女が語る日本で学ぶ楽しさ、大阪の街の楽しさなどの話を聞いてとても興味をもっているようでした。
日本館を案内しようとしましたが、大変混雑しており入れず、大阪城を観光するより、大阪関西万博内で、ゆっくりしたいということになったので、
日本館の説明を簡単にしました。
会場内のごみが微生物の力で分解され、水や素材に生まれ変わる過程を体験でること。生ごみなどからエネルギーを作って、藻類やカーボンリサイクル技術を使って、新しい素材が作られる仕組みなどを説明しました。ドラえもんやハローキティなどのキャラクターも登場し、子どもから大人まで楽しみながら学べるようになっていることなどを伝えました。
また、大阪城は、大阪人が大好きな、日本を初めて統一した農民出身の豊臣秀吉という武将が、各藩の大名が競って建てるような建設手法を使って建てたこと。また、海運を整備し大阪を商業として発達させ、花見を誰でも楽しめるイベントにしたこと、金が好きで黄金の茶室を作ったことなど話すと、『だから大阪の人に人気があるんだね』と、とても興味をもって話を聞いてくれました。
また、サンパウロには、大阪出身の人たちが作った『NANIWA会館』という歌のイベントも出来るホールがあるという話も2人から聞くことができました。
その後は、翌日のイベントの出演に備えて、前日は、早めにホテルにもどりました。