2019/04/26 10:48

元祖フロンティア・スピリッツ

イベント
海外移民資料館訪問 横浜みなとみらい
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横浜みなとみらいに海外移民資料館はあります。日系人の人たちの生きた歴史を時代ごとに確かめるように、随所に移民の人たちが実際に使っていたものなどが展示され、移民当時の様子を伝えるインタビュービデオなども見ることが出来ます。また予約すれば、JICAの元職員などのボランティア解説員の方の説明を無料で受けることもできます。非常に詳しく説明していただけますので、団体で訪問される場合はぜひお問い合わせください。

資料館は年間約3万人の来館者があり,学校関係者も多く,海外に渡った生きた日本人の歴史は若者の胸を打つものがあると思います。赤レンガ倉庫やみなとみらいに出かけた際には、無料ですのでのぞいてみましょう。また、資料館の3階にある格安で各国料理が食べられる、港が見える「ポートテラスカフェ」もお勧めです。

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港が見える「ポートテラスカフェ」

  
日本人の海外移住の歴史・・・・1866年に海外渡航禁止令(鎖国令)が解かれてから、すでに100年以上の歴史があります。ハワイ王国における砂糖きびプランテー ションへの就労に始まって、アメリカ、カナダといった北米への移住、そしてその後1899年にはペルー、1908年にはブラジルへと日本人が渡ります。そして、1924年にアメリカで日本人の入国が禁止されると、大きな流れが北米から南米へと移っていきます。その結果、第二次世界大戦前には約77万人、大戦後には約26万人が移住しています。
その一方で、ここ十数年、かつて日本人が移住した国々から、とくに南米から、日系人とその家族をあわせて約30万人の人たちが就労や勉学の目的で来日しています。(海外移民資料館HPより)

われら日本人新世界に参加す

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日本における文化人類学のパイオニア、国立民族学博物館の梅棹忠夫顧問(京都大学名誉教授)は日系移住者の博物館建設のアドバイスのためにブラジル・サンパウロを訪問し、そのおりブラジル移住70周年を記念して講演した。テーマは「われら日本人、新文明に参加す」である。ブラジル・ペルー・パラグアイ・ハワイなどにおいて、日本人の移住者は実によく繁栄している。移住者は、決して棄民(きみん)ではない。
 南北アメリカ大陸の新世界においては、旧世界とはことなる文明が今でも形成されつづけている。移住者たちは、人類の新世界における新文明形成に参加しているのだ。この重要な点に気がついていない日本人が実に多い。表面的な現象にとらわれずに、歴史の大きなながれの中において自分たちがおかれている意味をよみとらなければならない。新文明形成というながれの中で、日本人がはたしている文明史的意味をよく理解し、それとともに、自分たちのやっていることにもっと自信をもってほしい。

ララ物資とは? (資料館解説者の説明より)
『ララ物資-------南北アメリカの在留邦人・日系人などからおくられた日本への救援物資だったということを知ったのは、ずっと後になってからのことでした。そこには、移住先国で味わった苦労・困難はさておいても、戦争に負け荒廃した母国日本の復興を支 援してくれた、移住者のあたたかい郷土愛を感じることができます。
  また、館内には、移住者から故郷へ送金された額を表すグラフも展示されています(「新世界に参加す」コーナーの「なぜ海外へ行ったのか」に展示)。このグ ラフには広島県出身者による故郷への送金が表されていますが、私が以前沖縄で勤務していた際に訪れた南風原町立南風原文化センターの資料によると、昭和8 年における沖縄県出身移住者からの送金額は約200万円であり、同年の県予算額のほぼ40%にあたり、現在貨にすると1500億円に相当するとありまし た。私もこれを知ったときは非常に驚いたものですが、展示を説明する際にこの話をあわせて紹介すると来館者の皆さんもとても驚かれます。』(海外移民資料館HPより)



JICA横浜 海外移民資料館

〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-1 赤レンガ国際館
Tel 045-663-3257 Fax 045-211-1781 ・開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで) ・休館日 月曜(月曜日が祝祭日の場合は翌日)
年末年始(12月29日から1月3日)

http://www.jomm.jp/

交通案内 
●みなとみらい線馬車道駅から徒歩8分
●JR・市営地下鉄桜木町駅から徒歩15分