2019/05/25 11:51

melody.さんインタビュー 

特集
音楽的にも文化的にも豊富な経験を持ち、
若くて華やかにVJもこなすアーティストmelody.!
サラジェーン・シーバート
melody.さんインタビュー
melody.が司会を務めるNHK番組・J-MELOを取材。彼女のハワイ時代の音楽的キャリアに加え、ハワイ生まれの日本人という立場についてもインタビュー!
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Q:ご自身が司会を務めるJ-MELOと他の日本の音楽番組の一番の違いは何だと思いますか?
A:はっきりと違うことは、J-MELOの放送は全て英語だということです。あとは、他の番組は日本人向けに制作しているのに対し、この番組は日本文化のことはあまり知らなくてもJ-popなどの日本の音楽には興味をもっている外国人のために作っていることが一番の違いだと思いますね。J-Popだけでなく、クラシック、ジャズ、伝統的な音楽までジャンルを越えて紹介しています。番組を見てくれた人はきっと本当の意味での日本の音楽を感じ取ってくれるはずです。
世界中の人たちに、日本のことをもっと知ってもらうことが私たちの仕事だと思っています。私も日本ではなくハワイで育ったので、日本の伝統文化を"外国人“の視点から見ることができるんです。だから私もいつも新しいことを学んでいる気持ちなんです。なので私にとってシンプルに、外国人にも分かりやすく説明できるんです。
Q: J-MELOでは今まで沢山のアーティストの方々と共演されていますが、特にどんなエピソードが心に残っていますか。

A: 一番は沖縄で新良幸人さん、下地勇さんの2人とコラボレーションしたライブですね。私の母が沖縄出身で、毎年夏休みには親戚に会いに沖縄を訪れていたので、沖縄の伝統音楽と文化は私にとってすごく馴染みがあるものなんです。でも、それまで沖縄で歌ったことはなかったので、初めて親戚や祖母の前で歌うことができて最高に幸せでした。この2人の沖縄のミュージシャンはとてもソウルフルで素敵な方々でした。それに、沖縄では時間の流れがすごくゆっくりです。東京とは違って音楽は楽しむもので、“仕事”ではないということがすごく新鮮でした。

生活はどう変わりましたか?

A: 私は19歳の時に家族や友達とはなれ、1人で日本に来ました。最初は、日本に住むという夢がかなって毎日が楽しくてしょうがなかったんですけれど、日本語が話せなかったので大変でした。見た目が日本人だから、当然日本語が話せると勘違いされてしまいますからね。言葉に慣れ始めると今度は日本文化も理解していると勘違いされてしまいました。「私は日本で生まれ育った人ではないのだけど。」と思いつつも、日本のことをもっと知りたかったのですごく複雑な気持ちでした。

Q: 読者にメッセージをお願いします。

A: ハワイから日本への移住を経験して、一番大切なことは文化の壁や固定観念を取っ払うことだと気づきました。国籍に囚われず、個人として受け入れること。そして文化の違いを理由に夢を諦めてはいけないということ。「諦めなければなんでもできる!」このことに気づいてから、私は日本での生活がずっと楽に、楽しくなったんです。だから皆さんも諦めないで頑張ってください!!

『J-MELO』概要     12/10/2007版 

NHKが史上初めて、全世界に日本の音楽を発信するテレビ音楽番組として、2005年10月に放送開始したJ-MELO。
「いま、日本でいきいきと輝いている」音楽を、ジャンルに捉われず発信しています。
世界中から続々と反響やリクエストが届いており、その95%以上は外国人です。J-MELOとは「Japan」と「Melody」「Mellow」を合わせた造語です。全編英語ですが、総合テレビ版は日本語字幕で放送しています。
<放送日時>
■国内放送(定時のみ)/地デジ対応テレビなら、全国で視聴可能です。
デジタル教育3(E2):毎週木曜日 22:15~22:44
■国際放送 ※時間はJST
NHKワールドTV:毎週金曜日  22:15~22:44 他

インタビュー感想

melody.さんは夢を追っている人に大きな影響力がある人だと感じました。
彼女の強さが、文化や言語の壁を乗り越えたのが意志に表れていました。旅行へ行ったり、違う国の人と交流したことがある人なら誰でもきっとmelody.さんに共感する部分があると思います。音楽的にも、文化的にも沢山の魅力を持つとても素敵な女性でした!!