2019/05/25 12:46

自然に対する感謝が大切!

特集
― 環境問題には国境がありません!! ―
映画「KIZUKI」の監督 瀬木直貴氏インタビュー
インタビュアー
王秀麗さん
中央大学
自然に対する感謝が大切!
映画「KIZUKI」の監督 瀬木直貴氏インタビュー
― 環境問題には国境がありません!! ―
feature_06
feature_08
Q:映画監督になるきっかけは何ですか?


A:公害で有名な三重県四日市市で生まれた私は家族旅行で長野に行った時に、その自然の豊さに魅了されて自然の中で暮らしたいという気持ちになりました。また、小学校4年生の時に教科書で見た、公害の悲惨さを訴える水俣病の写真をきっかけに、報道の道に進みたいと思うようになりました。
しかし、大手の新聞社の試験には受からなかったので、大学時代に、アルバイトをしていた映画の製作会社にそのまま入社しました。そこで、スタッフにも恵まれたお陰で通常10年はかかるところ、わずか2年半で監督になれました。あまりの速さで監督になったので、本当に映画が好きかどうかと自分に問いかけてみようと思い、26歳で監督をやめ、7ヶ月間世界旅行に出かけました。
言葉が通じにくい環境の中で自分自身をあらためて見つめ直してみました。そして、1秒間に24枚の写真が入る映画なら、写真以上の『思いを伝える』可能性があるんじゃないかと思い、日本に戻り助監督からやり直しました。そして、映画が大好きになりました。

Q:「KIZUKI」にこめた特別な思いを聞かせて下さい。


A:人間の行動の矛盾、心の葛藤に焦点を当てました。今回の作品はドキュメンタリー映画ではありません。人間ドラマを中心にして、裏面にある社会問題を抉り出すように作りました。人間は生きていくうえで、必ず何かを作り、資源を消費していく。しかし、資源を消費しなければ生きていくことが出来ません。人間はこのような矛盾を抱えています。今回の作品は4つのストーリーからなり、主人公のそれぞれが持っている矛盾や葛藤を描いているので、ストーリーに自分を照らし合わせて考えてみることが出来ると思いますよ。

Q:中国の環境問題についてどう思いますか?


A:映画には石垣島の漂着ごみをみんなで拾うシーンがあります。その中で、8~9割は海外からのもので、中国語やハングル語の文字が並ぶごみが多くあります。それは、中国や韓国が一方的に悪いと言うのではなく、環境問題には国境がないということです。このことはぜひ理解してほしいですね。国境がないから、環境問題は世界中の人が何か行動を起こさなければ意味がない。

Q:留学生たちへのメッセージ


A:現状では、残念ながら、留学生が集まる地域ではごみの分別などがきちんとされていないことがあります。それぞれの環境、文化、生活習慣は違いますが、やはり環境問題には国境がないから、どうしていけばいいかを改めて考えてみてほしいです。

Q:座右の銘は何ですか?


A:うん。座右の銘かどうかわかりませんが、「感謝」―自然に対して、相手に対して、家族に対しての感謝の気持ちを持ち続けることです。

瀬木直貴監督プロフィール

瀬木直貴監督プロフィール1963 年 三重県生まれ 大学を卒業後 プロダクション勤務を経てフリー 地域の自然とコミュニティを舞台に継続的に映画を撮りつづけ、前作「Watch with Me 卒業写真」は末期医療のあり方に正面から挑み、映画・演劇雑誌『ぴあ』で観客満足度1位(昨年6月)を記録するなど社会派の監督として、映画業界のみならず、教育、まちづくりの分野でも注目されています。 瀬木監督プロフィール

KIZUKI サミット記念上映決定

地球を救うための社会派エンターテイメント映画

このたび、私たちは、地球の恩恵を受けた私たちの暮らしを見つめ直し、「できることからはじめる」きっかけになるような映画を企画いたしました。その題名の通り、私たち自身のあたりまえとなっている暮らしぶりの裏側に気づくことをテーマにした映画です。
社会の矛盾をえぐり出すドキュメンタリーでも、地に足のついていないフィクションでもない、新しいタイプの社会派エンターテイメント映画。事実をもとにしたフィクションを、叙情的に描く「ドキュメンタリードラマ」です。

本企画に賛同して下さる方々には、様々な形で映画製作に参加していただきます。出演者として、あるいは裏方のサポーターとして、子どもからお年寄りまで大勢の人々が交流し、自然環境とのつきあい方を学びながら、映画を核とするこのプロジェクトを作り上げていきます。

ひとりひとりが環境メッセンジャーとして巣立ち、次世代に地球のすばらしさと自然とのつきあい方、生き方を伝えていく・・・今回の映画製作は、まさにその絶好の機会であると私たちは確信しています。
この映画を成功させるため、ひとりでも多くの方のご賛同とご協力を賜りたく、ここに映画の製作と上映を支援する10万人委員会を立ち上げ、広く呼びかけをいたします。ご一緒に、この日本から一陣のさわやかな風を起こしませんか?

地球を救うための社会派エンターテイメント映画

『地球を救う10万人』大募集!!