2019/10/14 14:23

医療の世界でも『コミュニケーション』がキーワード

イベント

医療の世界でも『コミュニケーション』がキーワード

第10回のIFMSA日本総会に行ってきました。

2012年11月23日ー25日、東京代々木オリンピックセンターにて、第10回のIFMSA日本(International Federation of Medical Students' Associations(略称:IFMSA、日本語名:国際医学生連盟)の総会が行われた。

この学生団体は、第2次世界大戦後の1951年にヨーロッパで設立され、本部をフランスの世界医師会内に置く、WHO(世界保健機関)、WMA(世界医師会)によって医学生を代表する国際フォーラムとして認められた国際NGO。2011年11月時点で、96の国と地域から106団体が加盟し、120万人以上の医学生を代表している。

総会のプログラムは医師でもあるバーレーンのハッサン大使の講演に始まり、『医学生が考える性教育』『ぬいぐるみ病院』『臨床道化師』『医療英語』『医療留学』など、一般人でも興味を引きそうな人とのコミュニケーションを大切に考えられたプログラムが多かったのは意外であった。


それは、現場でも医学の知識だけでなく人間性をより高めるような、特に患者とのコミュニケーションに着眼したセミナーなどが多く、現場でもいわいる『人間力』が必要とされている事の現れであろう。



また、海外への公衆衛生の改善のためのプログラムや海外の大学への留学などもとても盛んで、得に留学プログラムを通じて多くの医学生がIFMSAの活動に興味を持って参加するようになるという。年間150名ほどが参加する人気のプログラムであるが、8万円の自己負担で海外の大学で4週間の臨床・研究体験が出来るのは、受け入れ大学同士が交換留学生としてお互いの学生を受け入れる様になっているからである。

留学を希望する学生は各大学を通して、1番-4番の留学希望国を出し、受け入れ枠に応じて留学先が決まっていく。医療先進国で受け入れの体制が整っているドイツや北欧などが人気の様であるが、発展途上国を希望する学生も多い。また日本も海外の留学生にとって人気のある国のひとつのようだ。世界90カ国、約8000名の医学生がこの留学制度を利用しているが、非常に社会的にも意義のある取り組みだと思った。

医療関係者以外の人たちにもとても興味深く、有意義なセミナーがたくさんあり、一般の人たちにも広報してもいい内容だと感じた。職業に上下はないが、やはり医師ほど、社会的に大切な仕事はないのでないかと改めて感じた取材だった。

ところで、

12月8・9日に医学生以外も参加できる、社会問題を考えるセミナーが行われます。

詳細は、以下のページをご覧ください。

http://ifmsa.jp/contents/event_calender/event.php?id=72

http://ifmsa.jp/ IFMSA日本 公式サイト

 

文)宮崎計実