2019/07/16 03:05

明治神宮ゆかりの偉人たち 

国際人
田澤義鋪(たざわ よしはる)・・福沢諭吉、新渡戸稲造に並び明治以降の三偉人といわれる大正・昭和の官僚・社会運動家
「道義なくして何の国家だ。この国民性を人類的、世界的視野に立って
政治と教育によって立て直すことが大切だ。」

The national mentality should be redressed from a human perspective and a global stance particularly in the fields of politics and education.” ( A Master of Fostering People — Yoshiharu Tazawa)
田澤義鋪は、東京帝国大学法科大学政治学科を卒業前に休暇を利用して、日露戦争後にわが国の支配下に入った満鮮地方の視察の途に上った。この旅行で彼が大連で見た光景は、終生消すことの出来ない義憤(ギフン)となった。それは戦勝を笠に着た日本人の傲慢さであり、中国の苦力(クーリ:アジア諸国の肉体労働者)などに対する非人道的扱いであっ た。

このとき、彼自身の胸に久しく培われて来た道義感が、猛然として戦闘態勢をとりはじめたのである。「道義なくして何の国家だ。日本は東洋のならず者になってはならない。この国民性を人類的、世界的視野に立って政治と教育によって立て直すことが大切だ。」このことが彼自身の将来を指向する原点ともなった。

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卒業後、内務省入省。明治神宮造営局総務課長に異動後、全国から青年団員を集め、彼らの勤労奉仕で明治神宮を造営することを提案し実行に移した。現在の明治神宮や外苑の木々(いわゆる「神宮の杜」)は造営時に全国の青年団員が持ち寄ったものであることは知られているが、これは田澤のアイデアによるものである。全国から集った青年団のこの活動は、田澤の主唱の下、1925年(大正14年)の大日本連合青年団結成および日本青年館建設へとつながっていく。(財団法人田澤義鋪記念会公式ホームページ参照




明治神宮創建のきっかけは、国民の声からはじまった。全国から10万本の献木。のべ11万人の若者達の勤労奉仕。造営のための国民の寄付など日本人の美しい心の伝統があります。その思いを引き継ぐのは私たちです。

明治神宮鎮座90年記念展

「――壮大なる杜づくり――明治神宮の創建」【第2部】
会 期: 平成22年7月10日(土)~9月26日(日)
時 間: 9:00~16:30(入場は30分前まで)
会 場: 明治神宮文化館 宝物展示室
拝観料: 一般 500円 大学・高校生 200円
(宝物殿との共通券)