2019/07/16 03:06

留学生インターンシップを活用して不動産業界を活性化

イベント

 

留学生インターンシップを活用して不動産業界を活性化


10月21日、JPM(日本賃貸管理協会・日管協)の留学生インターンの修了発表会が新宿で行われた。

     

(修了証を受け取る留学生 )     (日管協・荻野委員長よりお祝いの言葉)

1回目の不動産業界での長期留学生インターンシップの修了生、13名に修了証がJPM国際交流委員会の荻野委員長より渡された。

 

 (インターンの活動を発表するNICKさん)

その後は各留学生よりインターンシップの活動内容の報告が行われたが中でも、筑波大学のNICKさん(マレーシア)の発表は会場の不動産会社の担当者も感心するほどの内容だった。3週間足らずのインターンではあったが、実際のゲストハウスの管理人の仕事を任され、外国人としての視点を生かした、ソーシャルメデイアを生かした告知活動などで力を発揮した。多くの留学生は日本人にはない独自のネットワークを持っている。また日本に住む同郷人としての結びつきも強く、いま流行のソーシャルメデイアやコミュニティーサイトに故郷のつながりを求めてアクセスするものも多い。不動産業者は今こそ、彼らの中にどんどん入っていって住宅を含め生活向上のための事業に進出すべきではないかと思う。そのきっかけとしてこのインターンシップを考えると可能性は無限に広がる。

過去5年間留学生の就職支援、生活支援をしながら感じるのは、教育機関だけでは、留学生の十分なケアをすることは無理だということだ。不動産業者は、法人の顧客も多い。その利点を生かして、住宅斡旋だけではなく、就職活動支援、集合住宅の共有スペースを利用した日本人ビジネスマンとの交流会の開催など出来ることはたくさんある。また全国13万業者のネットワークと個々の人脈を使えば、彼らの国内旅行もきめ細かくサポートすることも出来るかもしれない。その事業自体は日本人がする必要はない。留学生や日本での就労経験のある外国人たちを活用して、彼らに市場調査をしてもらって彼らの手で事業を起こしてもらえばいいと思う。
留学生が日本に来て最初に関わる日本人は、日本語教師あるいは学校の担任、それと不動産業者といわれる。不動産業は彼らの生活のインフラを支えている本当に大切な産業だ。今後もこの留学生インターンシップの試みは継続されるが、『内なる国際化』の時代を迎えて、生活のインフラを支える不動産業自体のあり方も変わって行くかもしれない。



留学生のための不動産業界の勉強会がスタート!!



11月27日より、1ヶ月に1度インターンシップを修了した留学生を対象に不動産業界の勉強会が始まる。この取り組みは、現在2年生の学生達が中心になって行われるが、彼らより就職までの間にもっと不動産業について勉強して将来の就職に備えたいという希望に、日管協の有志の方々が応える形で実現した。勉強会では具体的な目標として宅建免許の取得支援を考えている。毎回、宅建免許保持者の講師の方々による『実践的な宅建講座』を受けて、来年10月の合格を目指す。今から試験まで約10ヶ月あるので、真剣に取り組めば合格も夢ではない。留学生にとってはかなりの難関であるのは間違いないが、宅建試験に合格して、また不動産業界でインターンシップも経験したとなれば、日本での就職は全く心配いらない。2年生なのでまだまだ学校の勉強も大変であるが、漠然と将来への不安を抱えながら日々過ごすより、大きな目標に向かって地道に努力する方がいいであろう。来年の今頃、彼らと一緒に合格のお祝いをするのが楽しみだ。(インターン生サポート担当:宮崎計実)