2019/07/21 14:08

日本人学生・留学生も災復興に動き出した

イベント

 

 

日本人学生・留学生も震災復興に動き出した

各大学でも震災復興の為のボランテイア説明会を開始。



5月の連休も終わり、大学生も本格的にキャンパスに戻ってきた。この休みを利用して被災地にボランテイアに行った者も大勢いた。しかし、今回の震災に対する人的支援は、長期間必要とされている。明治大学で行われた、『災害ボランティア活動希望学生対象事前研修』
に参加してみた。

災害救援ボランティア推進委員会の宮崎賢哉氏による講義は、学生時代のボランティアの経験も踏まえて、被災された方との接し方、安全衛生、ストレスケア、セルフマネジメントなど多岐に渡り、当日は学生約100人が参加した。

一番印象に残ったことは、被災された方にとっては、『被災地』は『故郷・わが町』であり、『がれき』は『帰るべき我が家』であり、『ゴミ』ではなく、『家財』であるということだ。ボランテイアに行く際は、『被災された方の目線で考える』ということが最も大切だというお話だった。

参加した学生によると、サークルや同じ授業を取っている仲間やその親族が被災している学生も多く、何か役に立ちたいという気持ちを持っている者が多い反面、今の生活に精神的な孤独感を持っている学生にとってはその活動を通じて『やさしい気持ちの連帯感』を求めている学生も多いという。人の為に行動を起こすことで自分が変われる。自分自身が考えている問題、特に『人と人との結びつきの大切さ』を実感出来れば人間的にも大きく成長するだろう。


外国人留学生200人が被災地にボランティア支援


 震災復興支援日本語学校協議会(代表世話人・堀道夫)は、東京とその近郊の日本語学校16校の外国人留学生約150人と地元・仙台の日本語学校2校の外国人留学生約50人を石巻市の被災地へ派遣し、5月27日朝から石巻市でボランティア活動を行います。

参加する留学生の国籍・地域は、中国、韓国、インド、香港、米国、フランス、ミャンマー、フィリピン、インドネシア、タイ、ルーマニア、ベトナム、モンゴル、ネパール、ポーランドなど約20にのぼります。被災地に入る外国人ボランティアとしては国籍・人数とも、これまでで最大規模ではないかと思われます。


震災復興支援日本語学校協議会は、日本語学校経営者など8人が世話人となって震災復興支援を目的に暫定的に立ち上げた団体です。震災や原発事故で帰国したり、来日を取りやめた学生が多いため政府・与党などに「留学生呼び戻し」などを求めています。今回、震災ボランティアを募った日本語学校ではどこも応募が殺到し、抽選で参加者を決めた学校もありました。いったん帰国、再来日した留学生も3分の1程度いると見られます。
留学生はボランティア活動に強い関心を示しており、活動後に「体験記」を日本語と母国語で書かせ、母国語の体験記はメールやフェイスブックなどを通じて母国に送るよう指導する予定です。


日本語学校に通う留学生は、まだ日本に来て間もない者も多い。しかし、誰かの役に立ちたいと思って行動しようとしている。そんな人たちを暖かく迎える日本社会を作っていかなければならない。