「幸せになる国際結婚」NO.10 ことばの大切さ

  • 2011年July31日(Sun) 01:59 JST
国際人

 

 

他人ごとではない!!全国で20組に1組。

東京、大阪では、10組に1組が国際結婚の時代

―多文化家庭支援センターからー NO.10

幸せになる国際結婚 — 「ことば。ことば。ことば。」 

 

一年ほど前に、新婚ホヤホヤのフィリピン人-日本人カップルを紹介して頂きました。新婚でしたから、愛と夢に包まれていて,私が「多文化家庭支援センター」の者だといっても、特にその時困っている事も無いし,支援が必要という状況でもありませんでした。

 

それで私は,「言葉はどうですか?きちんとコミュニケ−ションできていますか?」と,聞くと、「夫も仕事で日本語が必要なので,一生懸命日本語を勉強しようとしているし,私は,あまり英語は上手ではないけれども,性格がきつい方だから英語がしゃべれると喧嘩が多くなるかもしれないので,この程度の片言の英語で十分かなあと思っています」ということでした。

 

「そうですか,でもコミュニケーション、言語の問題は思っている以上に重要ですよ。特に子供が生まれればその事は家庭維持の最低限の項目に挙がって来ますからね。」といって、別れました。半年後、第一子の誕生の喜びのご報告を受け安心していましたが、それからまた半年ほどたった頃、この奥さんが、泣きながら電話をしてきました。

 

子育てが大変な時期でもありますが,それ以上に夫がどんな小さな事でも相談にも乗ってくれず、自分の話を聞こうともしないというのです。どうしてそんな事になってしまったのか、と聞くと、「以前アドバイスを受けたように,英語の勉強をしなかったからだと思います。」という事でした。つまり,片言の英語と,片言の日本語では薄っぺらな話しか出来ない。悩みがあっても結局は夫婦以外の人に相談に乗ってもらわなければならない。「貴方に話したって、、、、、。」と言う事になってしまう。そんな状況になってきているのに,日本人である自分が必死で英語を勉強しようという姿勢も無いので,「あんたなんかには(日本に住む外国人の気持ちなんか)わからない」と言う言葉が返ってくるようになってきているというのです。

 

勿論夫は夫なりに職場で日本語を使わなければならないので,必死に努力をしているのです。それに比べて,一向に英語の上達しない妻には必死さが無い,つまりは夫の事を必死に分かろうとか,守ろうと言う気持ちが無いんだろう,と考えるようになってきているようだと言う訳です。

 

それで,私は以前と同じアドバイスをくりかえしました。

 

「国際結婚は、難しいけれども、いくつかのハードルを越えていくと10倍も100倍もの豊かな実りを得られるのよ。言葉の問題と言うのはそのまず一歩。それは決してメインではないけれども,お互いの信頼関係を築く為の最低の基本ラインになるのだから,会話の成り立つ共通の言葉を持てるように頑張ってね。」

 

幸せいっぱいだった新婚時代には響かなかった私のアドバイスが、こんどこそ役に立ってもらえるようにと願っています。

 

特定非営利活動法人 多文化家庭支援センター
王禅寺事務所:川崎市麻生区王禅寺西8−12−30

お問い合わせ whitehouse@y3.dion.ne.jp (事務局長 エインズワース 千明)
ホームページ http://mcfsc.page.tl/

多文化家庭支援センターから 「幸せになる国際結婚」

 1. 本当に幸せな結婚とは?

2. 幸せになる「国際結婚」のすすめ

 

3. 幸せになる国際結婚のすすめ

 

 

5. 幸せになる国際結婚のすすめ

 

6. 幸せになる国際結婚 NO5

 

7. 幸せになる『国際結婚』の進め6
 
8. 幸せになる『国際結婚』のすすめ 7


9. 世界をつなぐ国際結婚 8 


10. 「幸せになる国際結婚」 9 -子供の名前編。

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