2019/02/19 05:33

『コミュニケーション障害』をモチベーション教育で克服 no.20

国際人

『コミュニケーション障害』をモチベーション教育で克服 no.20

 

    左から、友人のアビさん、スタント教授、石谷さん

 

石谷さんは、最近話題になっている『コミュニケーション障害』を持っていた。

その彼がたまたま、友人の紹介もあり受講したクラスで変化がおこった。そのクラスは、デジタル回路の講義だった。

しかしこの講義は、単なる知識の習得だけのものではない。授業の中で演習問題をする時間があるが、彼は、担当のスタント教授に演習が早く出来ることを褒められ段々と自信が持てるようになった。そして、ある日早く終わった者は他の学生をサポートするように教授は声をかけた。

石谷さんは、最初はその言葉を聞かないふりをしていたが、ある日、教授は彼の手をとって他の学生のところへ導いた。自分では、積極的に人と関わることを嫌う彼が、その時はなぜか他の学生とも、話がスムーズに出来た。

人の役に立つことで、交流ができ、仲間の一人として受けられ、安心できる自分がいた。できないクラスメートを手伝うことに確かな喜びを感じ、序々に失われた自信が蘇った。そして、講義の終わりには、自分からみんなを誘って一緒に勉強するほどリーダーシップを発揮するまでになった。

授業で三味線を人前で弾くことで自信をつけ海外にまで演奏に出かけるようになった学生の話を聞いた。『自分も前向きに何でもチャレンジしてみよう。』という気持ちになった。そして、スペイン語に本格的に取り組むために留学を決意した。将来に備えよういう強い気持ちを持つようになった。 コミュニケーション障害の学生がここまで回復することは、医学的にも非常にまれだ。彼の話す様子から、毎回の授業がとても楽しく、またクラスメートと励まし合いながら学ぶことの充実感を楽しんでいる様子が伺えた。

インタビューの最中もどんどん前向きに何でも取り組む自分自身を喜んでいるようだった。 『GIVE、GIVE、GIVEの精神の大切さ』や『与えることで与えられる』ことを身を持って体感した石谷さんはもう元に戻ることはないだろう。

コミュニケーション障害・・脳や聴覚の器官には特別な問題がないにも拘わらず、失語症などの言語障害、音韻障害、どもり症、声の障害、言語発達の遅れなどが現れる障害です。うまく表現する言葉が見つからないなどの問題がある状態です。これらの障害は、主に幼児期・小児期・青年期に発症します

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