『神社ツーリズム』を読んで ―留学生や海外を目指す日本人学生には必読の一冊―

  • 2013年December 1日(Sun) 01:34 JST
みんなの生活

『神社ツーリズム』を読んで

―留学生や海外を目指す日本人学生には必読の一冊―

 

いつも、コラムを書いてもらっている東條氏が、2冊目の新刊を発行されたので、早速読んでみた。

著者の東條英利氏は、個人的にもお付き合いがあるが、神社のポータルサイト神社人を主宰し、1000社以上の神社を自分の足で歩いて神社のデータベースを作っている信念の人だ。そして、全国に8万社以上ある神社のデータベースも東條氏の趣旨に賛同した有志の協力もあり、約1万社のデータが集まってきている。東條氏の飾らない人柄もあり、講演などでも多くの賛同者が集まり、静かなブームが起こりつつあると感じている。

初詣、初参り、七五三、成人式や結婚式と様々な人生の節目で神社はその舞台になってきた。その神社の本質を知り、他の人に伝えていくのがこの本の目的の一つであると思う。

 

私は仕事がら普段から留学生との関わりが多いので、日本文化をどのように彼らに伝えるかということに関心があった。また、明治神宮を拠点に学生通訳ボランテイアの活動も学生さんと立ち上げた経験から、神社をモチーフに日本を紹介する試みはとても的を得ていると感じている。

私もボランテイアで外国人の人たちを明治神宮に案内をすることがあるが、一様に日本の『清めの文化』に驚きを隠せない様子だ。『汚いところに神様は現れない』『お天道様が見ている』などは、まさに日本人を説明するキーワードだと思う。

また、建国記念日や勤労感謝の日などの祝祭日、日本酒や相撲に至る起源も神道や神社にさかのぼる。まさに神社は日本文化のエッセンスだ。

それに、神社はどこの町にもあり、近所のありふれた神社でさえ、適切な案内さえあれば、外国人には『日本の不思議』でいっぱいの立派な観光スポットにもなるのだ。『神社ツーリズム』は、日本人にとって『当たり前の日本』こそが、日本の最大の文化遺産であり、それは、日本人すべてが共有する大切な教養だと気づかせてくれる本である。日本文化を知りたい留学生や海外に興味のある日本人学生には鞄の中に忍ばせて、何度も読み返して、生きた知識にしてほしい、そして、学んだことをどんどん、いろいろな言語で友人に伝えてほしいと思う。日本に関心のある外国人の人たちはその話を関心を持って聞き、またそれを雄弁に語る君の姿を尊敬のまなざしで見るであろう。(グローバルコミュニティー 編集長 宮崎計実)

「パワースポット巡り」が息の長いブームとなるなか、今年、伊勢神宮と出雲大社が実に60年ぶりとなる同年遷宮を迎えている。
加えて、浅間信仰の“総本山"霊峰・富士も念願の世界文化遺産登録を果たすなど、まさしく、2013年は「神社の年」と言って差し支えないだろう。
だが、私たち日本人は、自らの“ルーツ"である神社、神道についてあまりにも“無知"なのではないか? 
「きれい好き」が日本人の国民性のひとつに数えられるのはなぜか? 日本人の「公(=Public)」を重んじる精神は「お天道さまが見ている」という言葉の影響からなのか? 
そして、そもそも神道は「宗教」なのか……?
東條英機第40代内閣総理大臣の末裔であり、神社ポータルサイト「神社人」を主宰する著者が、一本の縦糸を紡ぐように先人たちが築いた歴史を振り返りながら、
系列社や御利益別に“神社巡り"を楽しむ新しいかたちの「神社ツーリズム」を提唱。世界に誇る「文化立国ニッポン」の魅力に迫る――

目次:

第一章◎日本の常識、世界の非常識
第二章◎神社のルール
第三章◎神道とアニミズム
第四章◎“ジャパン・オリジナル"の神々
第五章◎神社の始まり ~伊勢と出雲~
第六章◎仏教の伝来と神道の存在感
第七章◎「神話」という名のミステリー

神社ツーリズムを読んで

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