和太鼓を通じて草食系男子の根性を叩き直す?
- 2019/01/25 23:24
和太鼓を通じて草食系男子の根性を叩き直す?
東條英利氏連載コラム NO8
実は、今年から私が出演させて頂いているインターネット番組、「世界最古の国、日本!!」で、ちょっとした企画を始めることになりました。その名も「東條男塾」。何やら仰々しいタイトルですが、実は、こちら、番組新メンバーとして、首都圏青森ねぶた囃子会の若頭である谷澤広大君が加わったことで始まりました。谷澤君の特技は、和太鼓。ということで、そんな和太鼓を通じて草食系男子の根性を叩き直す(笑)、というのが、この企画の主旨です。
元々、日本人には、ケガレとハレという考え方がありました。ケガレとは、「気枯れ」とも書き、現代用語で言えば、ストレスという言葉に近い意味になります。対して、ハレとは、今でも、「晴れ着」「晴れ姿」「晴れ舞台」という言葉に継承され、何か特別な催し物が開かれる時に使われます。つまり、私たちは、日々、生活をしていくことで、「ケガレ」て行くのです。だから、その生活の節目に、アクセントとして、「ハレ」を用意し、日々のストレスをリセットする必要があるのです。日本には、数多くの年間行事がありますが、こうしたイベント好きの習性も実はこの感性が大きく影響しているとも言われます。
そこで、最近の若者ですが、中々、カラオケにも、ドライブにも、デートにも行かないし、スポーツもしない。だから、日頃の生活で、外に気を発散するということが中々ありません。最近の調査では、デートの第一スポットも自宅なんて言われます。これでは、ストレスは溜まる一方ということで、和太鼓の登場です。打楽器は、アフリカの音楽を始め、人本来の持つ本能にダイレクトに響きます。和太鼓は、そんな魂のゆさぶる衝動性と日本の伝統における精神性を高次元で示してくれるのです。そして、この気の発散を通じ、草食魂を吹き飛ばす。ただいま、メンバー募集中なので、ご興味の方がいればご連絡下さい。女性でも構いません。因に、外国の方の方が好きみたいではありますが。
インターネット番組、「世界最古の国、日本!!」とは『あっとおどろく放送局』というインターネット放送局の番組で、東條英利さんもパーソナリティーを勤めています。古事記編さん 1300 年が話題となっている昨今、世界に誇れる日本の歴史・文化・伝統・ものづくりなどを話題に、 6 人の賢者と各分野の専門家をゲストに迎え、「実はこうだった」「実はこうなっている」「実はこう変わる」などの目からうろこな真実に踏み込んでいきます。
(神社人運営者 株式会社カルチャージ代表 東條英利 )

東條英利氏・・1972年生まれ埼玉県出身、株式會社カルチャージ代表取締役。東條英機の直系曾孫にて、第18代目当主。日本独自の社会公益事業モデルを 模索し、神社並びに神道の存在に着目。神社を通じたカルチャー・ツーリズムを提唱し、新たな地域コミュニティと文化エンターテイメントの再生を目指してい る。
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