2024/05/02 14:20

編集者より

注目の教育提携がスタート

編集者より


2010年12月1日、レイクランド大学ジャパン・キャンパスにて

レイクランド大学と多摩大学の間で教育提携の調印式が行われた。

 

 

両校の代表が固い握手を交わした

 

アメリカ大使館の教育担当官より、

『日米の学生達がこの教育提携によりお互いの国のことをより深く知り、将来両国の架け橋となってもらいたい』と祝辞の挨拶を述べた。
 

 多くの教育関連のプレス関係者や大使館、両校の関係者がこの調印式に参加した。多摩大学グローバルスタディーズ学部の松林学部長は、『現状は就職が厳しい状況の中、中々留学を決意する学生は多くないが、根気よく留学して世界を知ることの重要性を伝えて行きたい』と述べた。
 

      両校の学生達を支えるメンバー

式後は、レセプションが行われ、両校の学生、スタッフとの交流の場が

もたれた。まだまだ日米の学生達の置かれている経済状況は厳しいものがあるが、

こんな時にこそ、この教育提携の重要性を考えて、異文化の環境で学びあうことの

大切さや楽しさに多くの学生が気づいてほしと思った。

 

有名歯科医も使っているこだわりの水、創生水

編集者より

有名歯科医も使っているこだわりの水、創生水


7000以上の症例で証明された

『歯は臓器』という考えの提唱者・村津博士も使う
 
命とは尽くすためにあるんですよ。それでこの創生水を使いたい
『船井オープンワールド』っていうイベントの企画で講演依頼があり、「歯は臓器だった」という講演をさせて頂いたんですね。講演が終わってブースをまわっていると、ちょうど創生水さんの展示があったんです。それがこの水を知るきっかけですね。私の場合は、クリニックだけではなく、自宅にも創生水を入れてるんですよ。患者さんにはお薬なんかも、この水で安心して飲んでもらっていますし、またスタッフの人たちも、私の家族も健康のために、創生水を飲んでますね。創生水はビルの複数階にまたがってクリニック全館に配管されており、すべてのフロアで創生水を使うことが出来ます。それこそ瀬戸内寂聴さんがいっている、忘我利他ですね。我を忘れて他に尽くしましょうみたいなね。命とは尽くすためにあるんですよ。これは多分創生水の生みの親の深井さんも同じ気持ちだと思います。その深井さんの気持ちがわかるので、この創生水を使いたいという気がしましたね。これからは、深井さんが環境汚染を押さえるために、こういう水を開発されたように、本当に地球のために、人類のために、人間一人ひとりが「命を尽くす」ことを考えることが大切だと思いますね。


村津和正(むらつかずまさ)氏プロフィール


歯学博士。九州大学歯学部卒業後、同大学院博士課程を修了、テキサス大学生命医学研究所に留学。その後、九州大学健康科学センターで、日本で最初の 健康外来歯科口腔内科の立ち上げに参加。歯科に内科的視座を融合、「歯は中枢の臓器である」とする「歯臓理論」を検証・発展し続けている。現代病を改善する独自のアプローチによる治療は、年間で7000症例を超え医学・歯科医学に革命をもたらすと期待されている。その活躍は、テレビ番組「世界で一番受けたい授業」でも喝采を浴びた。

村津博士インタビュー
 

東工大・田辺研究室 『他人実現』の発想から

編集者より

 

お奨めの一冊 

東工大・田辺研究室 『他人実現』の発想から

圧倒的人気の東工大MOTの強さとは?
田辺研究室の人気の講座、キーワードは『他人実現』

 

人を認めて人を生かす。それこそが、田辺研究室の真髄だ。
元官僚で大学教授。その経歴からは想像しがたいとても気さくな人柄を思わせるわかりやすい内容。大手メーカー出身のイノベーター2人との会話形式で東工大の人気MOT(技術経営)・田辺研究室のエッセンスが紹介されている。10年以上続けている交流会『We are Asians』などの世話人をしながら、その豊富な人脈を探って、授業にも新しい発想を取り入れている。常に一歩先を見て、周りの人たちと一緒に考えそこから新しいものを生み出していく。MOTの本質は、人の生かし方にあるということを改めて実感出来る一冊。大企業の社会人学生から現役学生まで幅広いのも田辺研究室の特徴で、実践的に経営を学べる理想的な環境といっていいだろう。まずは、この本から人気の研究室に体験入学してみよう。

田辺孝二氏プロフィール



1975年 京都大学理学部卒業後、経済産業省(通商産業省)に勤務。技術政策、情報化行政、アジア協力、統計分析等に従事。シンガポールJETRO(1991-94)、中国経済産業局長、調査統計部長を歴任。2003年東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了、博士(学術)。現在は、東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科教授。早稲田大学講座非常勤講師・島根県民ファンド投資事業組合業務執行組合員・国際航業ホールディングス(株)取締役・統計開発機構代表理事なども兼任。



 

第六回中国人の日本語作文コンクール各賞決定

編集者より

 

 

第六回中国人の

日本語作文コンクール各賞決定

 

第五回中国人の日本語作文コンクール表彰式の写真。

日本僑報社提供

 

1025日、日本僑報社日中交流研究所が主催する「第六回中国人の日本語作文コンクール」の入賞者名簿を発表した。

1025日、日本僑報社日中交流研究所が主催する「第六回中国人の日本語作文コンクール」の入賞者名簿を発表した。最優秀賞である日本大使賞は西安交通大学日本語科三年生の関欣さんが受賞した。

 この度の日本語作文コンクールは、日本僑報社日中交流研究所が主催するもので、在中国日本大使館、人民日報社人民網、中日友好協会、社団法人日中協会など日中友好7団体が後援している。締め切り日の531日までに届いた2194通の応募は、中国国内の24の省、市、区、106の学校、26社の企業(個人)に及んだ。

日本僑報社では50篇以上の応募作文があった大学に“園丁賞”を授与し5万元分に相当する書籍を贈呈。その中でさらに100篇以上の応募があった大学には10万元分に相当する書籍を贈呈した。

 紹介によると、最優秀賞を受賞した関欣さん以外にも、長春理工大学の劉美麟さん、中国伝媒大学の陳昭さん、北京外国語大学の李欣昱さん、東北育才大学の碩騰さん、また社会人の部から上海大和衡器有限会社の安容実さんが一等賞を受賞した。

 この「中国人の日本語作文コンクール」が始まったのは2005年、今年で6回目を迎える。毎回日中両国の百以上の大学、数十社以上の企業から2000篇近い応募が寄せられる。このコンクールでは受賞者が選出されると同時に、受賞作は作品集にまとめられ、日本僑報社から出版される。これまでに出版された5冊のコンクール受賞作品集は、出版後日中両国で大きな反響を呼んだ。とくに『壁を取り除きたい』は朝日新聞の書評委員により2006年の「お薦め 今年の3点」の一つに選ばれた。

 日本僑報社及び日中交流研究所は、この日中作文コンクールを開催する傍ら、2007年に日本で初めてとなる“日曜漢語角”の活動を開始。翌年“日中翻訳学院”を開設、2009年 には“池袋日語角”も始まった。今年に入り中国日語角同盟も結ばれ、中国語を学習する日本人と、日本語を学習する中国人にとって非常に大きな手助けとなっ ている。とくに“日曜漢語角”はすでに日中民間交流の重要な場として広く知られていて、作文コンクールと対を成す大きな存在である。

第六回中国人の日本語作文コンクールの受賞作品集は11月末に東京で出版される予定、授賞式は1218日に北京での開催を予定している。

 

日本僑報社ニュースより

http://duan.jp/news/riyu.html

 

日本の再生はここからはじまる

編集者より

日本の再生はここからはじまる

No.1 No.2
留学生や日本人学生が地域の人たちと協力して新しい未来を切り開く
高島平団地、日本で一番大きく、歴史のある団地で日本の大学生と留学生が地域の活性化に目覚めて大きな問題に挑戦している。 新しい地域と大学の関わり方を探るため、このプロジェクトの発起人で、ある大東文化大学の山本教授と大学職員の井上さん、活動中の大学生、留学生や地域の人たちにお話をお聞きしました。
カテゴリ名:
国際交流のイベント参加者で記念写真
1:高島平のプロジェクトを始めようと思ったきっかけは何ですか?
(山本教授)

かつては3万人以上が住んでいたといわれる高島平団地も、今では65歳以上の高齢者の割合が35%近くになり、超高齢化団地となりつつあります。また少子化が進み今後、以前にもまして大東文化大学も地域との連携が大切になって来ています。社会全てが内向きになっている状況を大学側と地域の人たちが協力して打破しようとの思いで情報交換をスタートしたことがこのプロジェクトの始まりです。最初は関係者の賛同を得るのに苦労しましたが、触れ合う間に、少しずつ雰囲気が変わり始めました。現在は大学や文部科学省からの補助も得て、高島平団地の空室を大学側が借り上げて希望学生に家賃の一部を大学が負担する形で、留学生9人を含む学生16人が入居しています。

地域通貨「サンク」の普及活動や、団地の活性化事業や広告・出版・映像事業などの展開も計画中ですし、昨年まで学生だったスタッフ(井上温子氏 後述)も大学の職員としてプロジェクトに関わり、学生と地域の人たちが以前にもまして自主的にプロジェクトの企画、運営に携わるようになってきています。



2:住民の方々と留学生や日本人の学生たちとの関わりについてお聞かせ下さい。
(井上温子大学職員)

カフェサンクという団地の店舗スペースを利用した交流スペースが5月にオープンしました。そこで学生たちや地域の方々が自主的に様々な行事や講座を企画しています。
留学生や日本人の学生が中国語、韓国語、英語などを教え、地域の人たちは子供に絵本の読み聞かせをしたり、外国人のための日本語教室などを開催しています。全ての講座は、関わる人たちのボランティアで成り立っていますが、報酬の代わりに地域通貨「サンク」が発行されます。サンクは地域の加盟店でポイントとして利用ができますから、間接的に地域の経済的な活性化にも役立つことになりますね。


3:このプロジェクトを通してどんなことを感じられましたか?

(山本)
日本の社会が内向きになっていることですかね。自分のテリトリー以外のことは関係ないという姿勢は正さないといけないと思います。パイがどんどん大きくなる成長社会が終焉を迎えているのにまだそのことに気がついていない人が多いように思います。今、一番そのことを理解しないといけないのは学生でもなく、地域住民でもなく、大学の教員だと思います。大学は少子高齢化の大きな波を受けているにもかかわらず危機感がない。このことが一番心配していることですね。教員が学生の自主性を尊重して、どうしたらやる気を起こすことが出来るかを真剣に考えなければならないと思います。ますます、大学の枠を超えて、地域や他の大学とも連携して学生の学ぶフィールドをどんどん広げていくことが重要ですね。


4:自分の将来を決めかねている学生にメッセージをお願いします。


(山本)
損得だけで物事を判断するのではなく、本当に今の自分に重要なことは何かを自分自身に問いただしてみてください。高島平には日本の社会が抱える問題が山積しています。しかし、ここに集まった学生たちはその問題に果敢に挑戦して、失敗してもまた新しいやり方を考えて仲間たちとがんばっています。周りの大人たちも経験の少ない彼らが懸命に一つのことに取り組んでいる姿をいつまでも傍観しているわけにはいきませんよね。
カフェサンクでも志のある大人たちが学生たちをサポートする体制が出来つつあります。
一度、カフェサンクに来て見てください。きっと新しい出会いが待っていますよ。

(井上)
ここにはそれぞれの個性を活かしあって助け合える仲間が大勢います。
「自分が出来ること」で周りの人たちを幸せにする、こんなにすばらしいことが実現できる舞台がここ高島平団地にはあります。私も去年まで学生でした。協力してくれるはずの学生が急にこれなくなったり、時間をかけて行事の計画してもぜんぜん前に進まないこともたくさんあります。しかし、山本先生のおっしゃる通りとにかく前向きにがんばっていると色々な人たちとの出会いの中で不思議と道が開けてくることもありました。
一度、カフェサンクに遊びに来てください。私たちと一緒に大きな夢を共有し、その夢をいっしょにかなえていきましょう!!

大東文化大学 山本教授

カテゴリ名:
山本 孝則 教授 大東文化大学 環境創造学部 環境創造学科 やまもと・たかのり 1948年東京生まれ。81年武蔵大学大学院経済学研究科博士課程修了。89年大東文化大学経済学部講師。92年同助教授。97年同教授。01年より現職。この間に94年独ハノーバー大学客員教授。主な著作に『現代信用論の基本問題』(以下いずれも日本経済評論社刊)『不良資産大国の崩壊と再生』『環境創造通貨』(共著)などがある。 山本先生が主宰する「環境創造学と環境創造通貨サンクのページ」の URLはコチラ ↓ http://members.at.infoseek.co.jp/tyamamoto/

“東洋から生まれた次世代エネルギー!!”

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水が変わればすべてが変わる “創生水”

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(2010年7月30日 発行の 米TIME マガジンより)
富永:  深井社長の事業の意義と今後のビジョンについてお聞かせください。

深井: 1、創生水という水が油と混ざることによって洗剤の要らない生活や農薬を使わない農業など環境にやさしい産業革命が一般家庭や美容室、レストランなどの産業界で始まっている。製造コスト、燃焼コスト、廃棄物の処理コストなどを抑え、また水の有効利用はすべてのCO2削減に繋がっている。 
2、新しい水素ガスの生成方法を生み出し、発電の基本概念を変え、燃料電池、電気自動車などの方面での変革をもたらす。
3、創生水を使ったエマルジョンという液体を2000℃以上に高燃焼させるこの三つです。

富永: いま言われた創生水という水が深井社長の新技術の重要な要素になっているようですがその創生水を開発されたきっかけは?

深井: 私の父は、信心深く人のために尽くして生きてきた父は膵臓がんで他界しました。その死を受け入れ難く、父と一緒に作った研磨業の部品を見ては泣いて、そんな一年が過ぎました。
私は、父のいない虚しさを埋めるため仕事に没頭しました。レストランとホテルを2件経営したのですが、その崖の下に千曲川がありました。排水は浄化槽を通して千曲川に落としていましたが、ある時、浄化槽が役に立たず垂れ流し状態になっていることに気がつき愕然としたのです。それから私の意識が変わり始めた。そしてホテルもレストランも全部辞めてしまったとき、周囲の人間には私が狂ったと思った者もおりました。そして環境運動に身を投ずる中、祖母との会話の中からヒントを得て、水をクリアーにすれば洗剤はいらなくなると気がつき、そこで「私が作る水はすべて自然の理に基づいて作ろう。」と水を研究し始めた。その中で生まれたのが創生水です。

自分の開発した創生水を創る機械は滝の原理、竜巻の原理など自然界の原理を取り入れている。そこから何百年前の昔の水が出てくるようになった。不思議なことに水と油が混ざる。「基本的に水は油と混ざらない。水はH2Oである。零度で凍る。水が溜まると腐る。」これらは全部嘘。私の作った水は零度では凍らない。マイナス3℃以下で初めて凍る。水と油はエマルジョンという乳化作用を起こして混ざる。水がクリアーになっていると13年ほっておいても腐らない。水の屈折度の定説も覆した。うちの水に光を当てると定説と違った角度で屈折します。水の重さも違う。同じ熱量を掛けても、蒸発率が違う。水と油が混ざる率を作り出して様々な用途に使っている。

創生水の機械は水道のメーターの後に付けるので台所でもお風呂でもトイレでも何処へでも好きなだけ水が出てくる。油汚れが落とせて、アトピー性皮膚炎が改善され、温泉効果があり、消臭効果があり、アオカビ発生しにくい、そういう色々な効果がある。一つの家庭を例に取れば、この機械が付くことによって、台所用洗剤、洗濯洗剤、お風呂のシャンプー、リンス、トイレの洗剤、車のクリーナーは一切必要ありません。奥様方は「クリームを使わなくて化粧が落ちる」とびっくりする。

コインランドリーでは、お洗濯フォーラムという名前をつけて、洗剤、柔軟剤を一切入れないということを掲げて運営しています。通常は、40分かかる洗濯時間が洗剤を使用しないために濯ぎの過程が不要で、15分に短縮されます。電気代は当然半分になりますね。使う水の量もいままでの半分でそれが利益に還元します。洗剤がいりませんので利益率が上がる。コインランドリー業は投資して黒字になるまで3年かかる。うちの場合、投資してその月から黒字です。美容室も同じですね。シャンプー、リンスなしで頭を洗っているわけですね。専門家が触ってすごいリンス効果があると驚いている。さらに働いている人の手荒れがなくなり、界面活性剤、環境ホルモンによる汚染がなくなるわけです。

10年ほど前、私はパーマ液とか毛染め剤が界面活性剤と科学反応を起こしてここでダイオキシンが起きているということを外人記者クラブで発表したことがあります。カナダ環境庁、ドイツ、日本の分析機関の証明を取りましたので日本の厚生省、環境省は全部認めました。
私は美容界やクリーニング業界、洗剤メーカー等を潰すつもりで発表した訳ではなく、「そこで働いている人のこと、そしてその環境負荷を考えているから止めていただきたい。新しい技術はいくらでもある。」ということを提言しました。パーマというのは酸性アルカリ、酸化と還元によって髪の毛のSS結合をカットしたり繋げたりしています。この技術は明治時代から一つも変わっていません。この技術をもとに、うちの水の中に重曹とクエン酸を入れ、アルカリと酸性を作って界面活性剤を使用しないパーマ液を開発しました。現在、その安全で環境にも優しいパーマ液を使用しているお店が何件かあります。

この創生水というのはどういう特徴があるかというと、まず水と油が混ざるという界面活性作用があり、そして洗浄する力があります。それから還元水である。酸化と還元とよく言いますが、酸化は腐ること、還元とは蘇生してくること、つまり生き生きとしている、新鮮であると言えます。水というのは腐っているか、還元しているか、ミリボルトで計測しますが、プラス250mV以上が酸化、それ以下が還元と定義しています。血液も同じで、オギャーと生まれた赤ちゃんの血液はマイナス150mV。これが年を取ってくると血液が酸化していきます。老化というのは血液の酸化、血液が酸化するから皮膚が酸化しこれが老化につながります。

次の特徴として、活性水素が多いと言う事。九州大学の白畑教授が発表した活性水素の測定方法で分析した数値を出したことがあります。白畑教授もうちの水を測って「これは一体何なのか、今まで研究した中でこんな数字が出たのは始めてだ」と言って証明書を送って寄こしたことがありますけれど、それぐらいうちの水というのは活性水素が多いのです。例えば良い水として知られるフランスのルルドの泉、ドイツのノルデナウの泉がありますが、私もフランスとドイツに行ってその水を回収して活性水素がどれだけあるか、溶存酸素がどれだけあるか測りました。日本のいろいろな水よりも素晴らしかったですが、うちの水の10分の1でした。一般の水では溶存酸素量に限界があり、空気をバッキして無理して入れても飽和状態になる。また温度による数字がある。例えば25℃で8という数字が飽和状態としますね。ところがうちの水は11という過飽和状態になります。

還元していて、界面活性力があり、溶存酸素、活性水素が多く、遊離二酸化炭素が多い。この5つをぴったり備えた水はそうはない。この5つが備わったが故にこれからの夢であるエマルジョンン燃料や水素ガスの分野で考えられない成果が出てきています。水のH2OのH2は水素ですから本来燃えるもの。Oは酸素。水は燃えるわけがない。燃えカスといわれる。H2Oの角度はOを中心にHとの角度は104度28分といわれている。ところがこの角度が変われば水素が出るというのが私の考えです。一例として水と油を混ぜれば乳化するという話をしましたが、てんぷら油を揚げる時に創生水を入れてもバチバチとならない。そのままスーッと入る。創生水に重油か灯油を混ぜて燃やす。エマルジョンは何十年と研究されて来ていますが水と油は混ざらないという前提において燃料を作ろうとしてきたところに欠点がありました。当然界面活性剤を使うがその特性を知らなかった。界面活性剤は燃えるものではありません。表面張力をゼロにするのが界面活性剤です。

富永: 創生水のエマルジョンは大学などで研究されていますか?

深井: 元防衛大学の鶴野教授はエネルギー関係をやっている方ですが「エマルジョンが化石燃料に匹敵するだけのことがあるかどうかということを研究することが大切。」と私に教えてくれました。創生水を使ったエマルジョンの燃焼実験をして下さったのですが、その教授から次のような評価を頂いています。
「エマルジョンの中の重油の熱で温度が上がっていき、水素と酸素に分かれる。そして分かれた水素がもう一度燃える。通常は水素と酸素に分かれる時のエネルギーとくっつく時のエネルギーは同じだが創生水のエマルジョンの場合は水の水素分の4割が発熱量になり、あとの6割が水素と酸素を分離させるエネルギーになる。だから4割の利得ができたことになる。4割が常に維持できれば燃料が15%節約できる可能性が起きる。



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今、水と油の混合比率を4対6にしてそれを商品化しようとしているが、今後測定点数を多く取ってデータの信頼性を上げる必要がある。水が燃える、燃えないという議論ではなく、創生水の水素と酸素の結合エネルギーが通常の水より低いレベルまで下げている可能性があるのかどうかという観点でこの問題を見つめていくことが重要である。つまり、燃料を半分にすれば半分の発熱量しかなく、水を混ぜる事により半分、若しくはそれ以下の発熱量になると言うのが定説であり、半分以上の熱量が得られると言う事は水が何らかの作用を及ぼし、発熱量を増加させているとしか考えられない。そしてそれを裏付けるかの様に、実験では水による発熱量の増加率が30%~40%の利得が得られた。(*増加率=エマルジョン燃料の発熱量の測定値÷エマルジョン燃料の中の燃料自体が持つ発熱量)」
私はもしエマルジョンに入っている水が着火の時点で水素と酸素に分離して水素が本来の容量以上に発生して燃えているとすれば、当然酸素ガスと反応を起こして高熱を発するはずである。それを現実に目で見ることが出来れば水が低温で水素ガスを発生させたという証拠になりうる。それが現実化できればボイラーの世界がすべて変わると思います。
またこのエマルジョンによる水素ガス生成の仮説から、この水で簡単に水素ガスを発生させることが可能になってきました。

現在、水素ガスが広まらない理由として欠点が幾つかある。例えば灯油やナフサやガス、これらを蒸気にし、そこに水を蒸気にしてぶつけてここから水素ガスを取る。これを水蒸気改質といいます。当然石油系を使うからCO2が出るわけで環境に良いとは言えない。また、両方を蒸気にする必要があり多量のエネルギーが必要となります。ぶつけて60%の水素ガスを取ってもあとはCO2が出る。あとは酸素ガスも出る。それを分離しなくてはいけない。そのため、水素ガスを生成するには何十億円とかかるプラントが必要です。
次に、大量に作った水素ガスを供給する手段が問題であります。水素ガスを大量に運搬するには、350~700気圧に高圧縮しボンベに貯蔵する必要があります。ある種の爆弾を抱えて安全に運搬する必要があります。これらが実用化できない要因であります。

富永: 電気自動車への応用は?

深井: 最近、ガソリン自動車に代わるものとして電気自動車が注目を集めていますが、電気自動車の欠点は150km走ると充電が必要であると言う事。特に冬は熱源がないから電気で暖房を取ったら150kmが50kmしか走れない。ところが水素ガスを車で作りながら燃料電池を動かしたら、充電が常にできるので何千キロも走れると言う事になります。しかも水素ガスを作っているときに熱源で50度80度と出たらその熱源を使って暖房を使えます。現在これを実現しようとしています。水素ガス生成において、アルミニウムやマグネシウムという溶媒を使って作る技術は特許が沢山出ています。ただこれら溶媒を水に入れると水素が少し出るが反応が止まってしまう。要は皮膜ができる。その皮膜を無くすことが出来ないからアルミやマグネシウムを細かく粉にして一度冷却する。そしてもう一度暖めます。すると粉の中にひび割れが出来、水がその中まで入っていく。そして皮膜ができないで反応して水素ガスを発生させる。これが活性アルミ、活性マグネシウムです。これらは今のところ、1gあたり1500円ぐらい。1kgあたり150万円します。科学的計算方式で1gのアルミニウムの場合は出る水素ガスは1.28ℓとされている。またその活性アルミなり活性マグネシウムに水を入れたとたんに水素ガスが出るけれど、出たらストップできない。しかも輸送に関しては真空パックにしておく必要がある。だから現在はパソコンの燃料電池等小規模単位で使うのが現状ではないでしょうか。ところが私は世界で初めてアルミ缶のような固形物と水が反応して水素ガスを出す方法を見つけました。皮膜を作ることなく缶ビールのアキ缶をそのまま使える。1gあたり1.7~2.2ℓの水素ガスが取れる。マグネシウムであれば3.3ℓの水素ガスが取れる。アルミ缶を作る時には電気を使うが、アルミ缶の中にはその電気エネルギーが入っている。アルミ缶を作るのに10円の電気がかかったとする。これを売る時に50円や100円で売る。ところが私は水素ガスを取ることによって電気を起こしますから最初の10円の電気代を頂いてしまう。すなわちアルミを作る時に出しているCO2はプラスマイナスゼロとなる計算です。これは水素ガスを取るだけでなくCO2の売買にも適用できる。家庭で簡単に水素ガスを使って燃料電池で発電すると、太陽光発電など問題にならなくなります。自動車で考えると、現在のガソリン車の約3分の1の値段で車を走らせることが出来ます。ガソリンの代わりにアルミニウム、マグネシウムをコロコロと入れれば良く、水素ステーションで水素ガスの充填の必要性がありません。更に水素ガスを取得した後の残留物は、医薬品の材料として高額に取引されていて、アルミニウムやマグネシウムの原価を回収できます。

この技術が今、ボーキサイトからアルミニウムを作っている会社に注目を集めています。私はこの先、アルミニウムやマグネシウムを溶媒として使わなくても水素ガスを生成できる方法をいくつか考えています。
神様は私に一つ一つ階段を上らせて楽しませてくれている。色んな実験や失敗をさせながら一つ一つ目覚めさせてくれる。そして振り返って見ると昔行った研究やデータがヒントとなっている。
これから水は油以上の利権になる。汚れた水をきれいにするのではなく初めから水を汚さないという技術に全世界が資金を出すようにするべき。水質汚濁防止法の基礎になっている「汚した水をきれいにする」という考え方そのものも間違っている。汚す水に対する規制がものすごく甘い。元来排出する水の規制を強くすれば水そのものを汚さない良い技術が生まれるはず。そこに新しい産業が出来てくる。行政は汚染物質を取る技術にのみお金を出して企業を甘やかしている。行政も関連企業も意識改革が必要です。

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創生水を使った新燃料がアメリカ上陸!!

編集者より
創生水を使った新燃料がアメリカ上陸!!
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《Timesでも創生水が紹介された》

7月30日発売の米TIMES誌に、創生水の油と混ざる性質を生かした新燃料として、創生水のエマルジョン燃料が紹介された。油と水を混ぜ乳化させるエマルジョン(乳化)燃料は、60年以上研究がされているがまだほとんど実用化にいたっていない。今、アメリカでもメキシコ湾の海底油田での重油流出事故の影響もあり、環境にやさしい新エネルギーの開発が急がれている。重油・灯油代を最大40%削減し、CO2、NOxを50%~80%削減できる、創生水を使った環境にやさしい新燃料は大きな反響を呼ぶであろう。

またこの創生水のエマルジョン燃料の燃焼時の熱量を計測してみると、重油の化石燃料だけの時よりもかなり高くなっている。つまり“重油よりも効率的に燃える水”なのだ。現代の科学ではまだはっきりと解明は出来ないが、水蒸気爆発を起こしている可能性が考えられている。
『環境にやさしいエネルギーが東洋より誕生した』とTIMES誌には、驚きをもって紹介された。10月22日から数日間、アメリカ、シアトル大学で新エネルギーの生みの親、深井利春氏による講演会も行われる。『東洋に生まれた奇跡の水』がアメリカを救う日が来るかもしれない。


“東洋から生まれた次世代エネルギー!!” TIMES での創生水 紹介記事


『油を燃やす水』 
エネルギー転換機能水による



新エマルジョン燃料の開発について動画で見てみよう