2024/04/28 03:56

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『コミュニケーション障害』をモチベーション教育で克服 no.20

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『コミュニケーション障害』をモチベーション教育で克服 no.20

 

    左から、友人のアビさん、スタント教授、石谷さん

 

石谷さんは、最近話題になっている『コミュニケーション障害』を持っていた。

その彼がたまたま、友人の紹介もあり受講したクラスで変化がおこった。そのクラスは、デジタル回路の講義だった。

しかしこの講義は、単なる知識の習得だけのものではない。授業の中で演習問題をする時間があるが、彼は、担当のスタント教授に演習が早く出来ることを褒められ段々と自信が持てるようになった。そして、ある日早く終わった者は他の学生をサポートするように教授は声をかけた。

石谷さんは、最初はその言葉を聞かないふりをしていたが、ある日、教授は彼の手をとって他の学生のところへ導いた。自分では、積極的に人と関わることを嫌う彼が、その時はなぜか他の学生とも、話がスムーズに出来た。

人の役に立つことで、交流ができ、仲間の一人として受けられ、安心できる自分がいた。できないクラスメートを手伝うことに確かな喜びを感じ、序々に失われた自信が蘇った。そして、講義の終わりには、自分からみんなを誘って一緒に勉強するほどリーダーシップを発揮するまでになった。

授業で三味線を人前で弾くことで自信をつけ海外にまで演奏に出かけるようになった学生の話を聞いた。『自分も前向きに何でもチャレンジしてみよう。』という気持ちになった。そして、スペイン語に本格的に取り組むために留学を決意した。将来に備えよういう強い気持ちを持つようになった。 コミュニケーション障害の学生がここまで回復することは、医学的にも非常にまれだ。彼の話す様子から、毎回の授業がとても楽しく、またクラスメートと励まし合いながら学ぶことの充実感を楽しんでいる様子が伺えた。

インタビューの最中もどんどん前向きに何でも取り組む自分自身を喜んでいるようだった。 『GIVE、GIVE、GIVEの精神の大切さ』や『与えることで与えられる』ことを身を持って体感した石谷さんはもう元に戻ることはないだろう。

コミュニケーション障害・・脳や聴覚の器官には特別な問題がないにも拘わらず、失語症などの言語障害、音韻障害、どもり症、声の障害、言語発達の遅れなどが現れる障害です。うまく表現する言葉が見つからないなどの問題がある状態です。これらの障害は、主に幼児期・小児期・青年期に発症します

国際紅白歌合戦 GUEST SINGER & NAVIGATOR

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**ナビゲーター**

サニー・フランシス

コメンテーター・ラジオ・テレビパーソナリティー

インドの南ケララ州生まれ、西インドのアメダバードシテイー育ち。

大学卒業後、先輩の誘いで来日して20年以上。現在は、サンテレビ『週末ココいこっ!おっ!サンなび』やFM COCOLO『FROM OVERSEAS-INDIA-』などなど、ラジオ、テレビ、雑誌、イベント、MC、レポーターといった様々な分野で活躍中。関西弁の巧みな話術での歯に衣を着せぬ発言は、笑いの中に辛口の社会批評も包み年齢を問わず多くの人に支えられている。

サニー・フランシス プロフィールwiki

 

ジェーニャ プロフィール

「美少女戦士セーラームーン」に憧れ7年前声優になるためにロシアから来日。『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』や『ラストエグザイル:銀翼のファム』など多くの作品に声優・ロシア語の監修として関わる。2013年4月より、NHKロシア語講座 「テレビでロシア語」(テレビ)「まいにちロシア語」(ラジオ)にもレギュラーとして出演。日本語。ロシア語・英語を駆使し、マルチタレントとしてテレビ・ラジオ・舞台でも活躍中(81プロデュース所属)

http://ameblo.jp/jenya/

津軽三味線で世界の人たちと交流していきたい スタントメソッドを学んで  NO.19

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授業の中で悟った母の想い   スタントメソッドを学んで  NO.18


スタントメソッドを学んで  no.19
窪響(クボヒビキ)さん
早稲田大学国際教養学部4年  

津軽三味線で世界の人たちと交流していきたい



学内の広報誌のスタント教授のインタビューを見て、こんな情熱のある教授もいるんだと思っていたが、2年になって、スタント教授の授業を取る事にした。『人生とは何か?』とか『逆境でもあきらめない姿勢』など考えさせられることもたくさんあった。日本で苦学された教授のあきらめない姿勢は本当に多くの学生を勇気付けたと思う。こんなに裸で学生と向き合う教授は中々いないと思う。ある日の授業で、自分のセールスポイントを語ることがあったが、自分は思い切って、『高校入学前からやっている三味線を弾いて、生活をしていきたいという夢を語った。』国際教養学部の学生としては、かなり変わった夢には違いないと思う。しかし、クラスのみんなやスタント教授は自分の夢に理解を示してくれた。そして授業の中で、三味線を披露する時間まで作ってくれた。これには本当に感激した。自分のやっていることが、周りのみんなに認められるほど、モチベーションの上がることはない。



アイルランドへ留学した時も、三味線が現地の人とのコミュニケーションにとても役に立った。パブや公園で演奏していると、食事をご馳走するので家で演奏してほしいといわれたり、現地のテレビにいつの間にか出演していたりと、三味線を弾く自分の周りで色々なことが起こった。三味線のお陰で本当に有意義で楽しい留学生活を送ることが出来た。自分の将来の道にも決心がついたように思った。



自分の決心が固まると、以前は先輩に遠慮気味だった自分も、学校の津軽三味線のサークルでリーダーシップを発揮し、新入生の指導にも力を入れた。入部した時は、5名だった部員も、そのうち40名近くにまで大きくなってきている。演奏するもの楽しいが、自分が教えた人たちがどんどんうまくなっていくのを見るのも大きな喜びだ。
卒業したら、大人向けの三味線スクールで教えながら、生活をして、今までどおり、色々なステージに立って演奏をしていきたい。今、外国人の人も津軽三味線を習う人が増えている。留学生にも教えることもあるが、この楽器は、色々な民族の楽器と一緒に演奏したり、また、吉田兄弟のようなロック調にもアレンジが出来る。とても奥深い楽器だ。折角覚えた英語も生かして,外国人の演奏者との共演も続けて行きたいと夢を語ってくれた。

ロシア人声優・ジェーニャのコラム NO.4 ジェーニャと一緒に日本を楽しもう!

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ロシア人声優・ジェーニャのコラム NO.4
ジェーニャと一緒に日本を楽しもう!



皆さん、Здравствуйте!
日本で声優をやっている、ネイティブロシア人のジェーニャです。

先日、大先輩の関口宏さんの番組のロケ収録に行ってきました!
テーマは、「東京にあるロシア」

ロシア料理を食べるだけではなく、ロシア人のお話を聞いたり、日本でロシア語を勉強している子供達に会ったり、ロシア人と日本人のお家にお邪魔したり~とても興味深い番組になると思います。楽しみにしててくださいね!「関口宏の風に吹かれて」放送は、6月18日(火)20時からBSTBSにて。

そういう取材をすると、ロシアのイメージと実際のロシアって、大分違う事に気づいてしまいます!今回は、そういうイメージを直してみますね!

*ロシアって寒いでしょ*

冬はマイナス40~50℃にもなる、とても寒い地域もあります。
ですが、ヨーロッパと変わらない所もあるし、北海道より暖かい所も。ロシアが広いのです!それから、寒い地域でも、夏が暑い!35-40℃にも上がります。
夏が短いので、学校も6月から8月末まで、ずっと夏休み。外で遊べる貴重な時間なんですから!

*皆、ヴォッカ飲むでしょ*

案外、そうでもないです。
ヴォッカは、ロシアの代表的なお酒なのは、事実ですが、飲みやすいものではない。
普通にビールやワイン、カクテルも人気です。
ヴォッカは、物足りない時、または結婚式の時とか、お祝いの席で飲むものだと覚えてね!^^

*ロシア女性、18歳を超えたら、デブおばあちゃんになるでしょ*

その勘違い、どうにかならないかな。
若さは最強なのですが、歳をとっても、美しいロシア人女性がたくさんいます。
美しさは、心の中の問題だと思います。



*ロシア語が難しいでしょ*

文字が英語と違うから、難しくて諦める人もいるけど、ロシア語に限らず、どの言葉も難しい。だけど、ロシア語の音は、わりと日本語と近い発音もたくさんあるし、諦めなければ、英語より親しみやすい、なじみやすい言葉だと思います。
すぐに諦めちゃだめ!

これからもロシアの事を紹介していきますね!書いて欲しいテーマがあったら、ぜひコメント蘭で送ってくださいね!

「おすすめのスイーツ」コーナー、第3回目です!



冬の定番だからって、暖かい時期で我慢するのは、ありえない!ほかほかのたいやきです。魚の形は、外国人にも人気。
中身は様々だけど、今回食べたのは、抹茶クリームわらび餅入。

ジェーニャのお仕事予定

NHK Eテレ「テレビでロシア語」レギュラー出演
Eテレ(教育テレビ)水曜深夜 午前1時
再放送:金曜日 午前5:30

NHK ラジオ「まいにちロシア語」スキット担当(バックナンバーも聞けます)
ラジオ第2
放送:月~水 午前8:50
再放送:月~水 午後4:30

6月8日(土):知っとこ!(ゲスト出演)TBS、朝8時

6月18日(火):関口宏の風に吹かれて(ゲスト出演)BS TBS 20時

7月14日:カラオケライブ(詳細は後日、ブログでチェックしてね!)

8月31日:『国際紅白歌合戦 2013―歌おう世界の仲間と』in 大阪
9月15日:『国際紅白歌合戦 2013―歌おう世界の仲間と』in 東京



リンク☆

ジェーニャの公式ブログ:http://ameblo.jp/jenya/

ジェーニャのツイッター:http://twitter.com/jenya_jp/

志高く 孫正義正伝 井上 篤夫 (著)

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志高く 孫正義正伝
井上 篤夫 (著)


孫正義の原点とビジョンを見事に活写した人間ドラマ!


徒手空拳から立ち上がり、日本を代表する事業家となった男・孫正義。孫の原点となる少年時代に始まり、アメリカでの青春時代、そしてソフトバンクの創業時代から情報革命に挑む現在に至るまで、波乱に満ちたその半生を、孫がもっとも信頼を置く作家・井上篤夫が二十数年にわたる徹底取材で描いた決定的評伝。読むと勇気と活力が湧いてくる、孫本人がはじめて公認した「正伝」。
この本を読めば、孫正義の人間性とビジョンがわかる!
日本テレコム買収、固定電話参入に続いて、ダイエー球団運営に名乗りを上げて、さらに脚光を 浴びるソフトバンクグループの総帥・孫正義氏。本書は、氏に十数年間密着取材してきたジャーナリスト・井上篤夫氏渾身の評伝ノンフィクションです。 とりわけ、佐賀県に生まれ、福岡県で過ごした少年時代の孫氏について、井上氏は他の「孫正義本」とは一線を画した徹底取材を 行っており、「なぜ孫氏が福岡ダイエーなのか?」という疑問に対するひとつの解答を提示しています。 また、「『デジタル情報革命』をめざす」という孫氏の志とビジョンを本書で理解すれば、「コンテンツ」のひとつである球団運営という考えが、決して唐突ではないことがわかるでしょう。
日本を変えつつあるこの稀代の人物を知る上で、必読の書です。 ぜひご一読ください。

先日、作者の井上篤夫氏のセミナーを受ける機会に恵まれた。井上氏は、国内外の著名人に取材し、多くの人気作を発表しているが、今回は、孫正義氏が30歳の頃のインタビューの音声を聞きながら、孫氏の魅力を語った。その場にまるで孫氏がいるかの様に感じさせる見事な解説であった。その話の中で一番印象に残った言葉は、『愚直』という言葉だ。思い込んだら、徹底的に何があっても地道に信念を貫くこと。天才的な事業家と言えど、その道は苦難の連続だったのだ。思いの強さが大切だと改めて感じさせられたセミナーだった。(グローバルコミュニティー 編集長 宮崎計実)

 

レイクランド大学・ジャパンキャンパス 学生紹介 no.20

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レイクランド大学・ジャパンキャンパス 学生紹介 no.20


将来は4ヶ国語話せるようになって大きな夢をかなえたい


1993年生まれの、キン・スン・ヒョン(Kim Seung Hyun)さんは、日本で働いた経験のある韓国人の両親からの強い薦めで、16才の時に、日本にあるカナダのインターナショナルスクールに入学。英語もほとんど出来なかったので、最初は慣れるまでかなり苦労したが、友達が出来てからは勉強にも自信が出てきて、何とか卒業することが出来た。
そして、英語にも日本語にも自信がついた彼が選んだ学校がレイクランド大学・ジャパンキャンパス(LCJ)だ。本当の国際人を目指すスンヒョンさんのような学生さんが納得いく環境がLCJにはあるという。
「韓国人の私には、英語が出来るだけでは不十分です。それに観光関連の仕事に興味のある私には、「日本のホスピタリティー」はとても魅力的ですね。「お客様は神様」の精神を徹底しているのはおそらく日本だけだと思います。将来は、航空会社あるいは、ホテルなどで働いてみたいと思っていますが、漢字にも自信がつけば、中国語も勉強したいですね。私は外国語でコミュニケーションすることがとても好きなので、4ヶ国語話せるようになって世界中の人たちと交流するような仕事に就きたいです。LCJで、2年のカリキュラム修了後は、アメリカ本土の大学だけでなく、上智大学や多摩大学(グローバルスタディ)に編入することも出来ますし、またホテルマネイジメントなどのレベルの高いスイスで勉強することも選択肢として考えています。教育のバックグランドや進学先も様々な友達とお互いの夢を語るものとても楽しいですね。LCJは、少人数制なので、一緒に学ぶ世界中の友達とも仲良くなるのも簡単ですよ。あと、教授やスタッフの人たちがとてもフレンドリーです。授業が終わってからも、教授を独り占めして話し込んでいることもあります。大きな学校では考えられないことだと思います。日本人の友達も英語を早くマスターして、将来は世界に出て行きたいと思っている人が多いのでとても活気があります。それと授業で特に気に入っているのが、様々な社会問題についてディスカッションする時間があることです。自分のあまり知らなかったことでも、ディスカッションのテーマになれば、勉強しますからね。そして、みんなの前で自分の意見を述べることはとても刺激があります。僕のような留学生でも日本人学生でも、自分で調べて、発表するという体験はとても貴重だと思います。」

将来は日本で働きたいというスンヒョンさん。今は英語より漢字と格闘中だ。現代の韓国では漢字よりハングル文字を使おうという運動が徹底しており、中には漢字で自分の名前のかけない韓国人もいるという。彼も漢字には苦労したが、今では漢字検定を受けたりしながら、将来は中国語も習ってより大きな世界で活躍したいと語ってくれた。

 レイクランド大学ジャパンキャンパスについてもっと知りたい

授業の中で悟った母の想い スタントメソッドを学んで  NO.18

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授業の中で悟った母の想い   スタントメソッドを学んで  NO.18



李麗媛(リリエン)さん 中国

 リエンさんは、スタント教授のクラスのシラバスに惹かれ、モチベーションのクラスを取る。自分と同じく一留学生として、日本で苦学し、4つの博士号を取得、教授になった人の言葉には重みがあった。

その中でも、彼女の心を開いたのは、スタント教授の義理の母親への対応だ。
まともに食事も与えず、愛情もかけない仕打ちはさぞ耐え難い苦しみだったと思う。
しかし、教授は大人になって自活出来るようになると、その義理の母に、食べ物を送ったり優しい言葉をかけたりしている。どうして、そんな気持ちになれるのであろうか?

幼少から母親と確執があった彼女は、それが如何に大変な事かがよく理解出来た。
『憎しみからは何も生まれない』母親を受け入れる気持ちを持とう。
そう決心すると不思議と気分が明るくなり、誰とでも打ち解けて話も出来るようになった。幼少から勉強のために母親と離れた生活が長かった。その影響で、母の考えなども
受け入れづらくなっていた。しかし、スタント教授のように虐待されたわけではない。

以前のインタビューでも気になっていたことだが、スタント教授は、特別な宗教教育や
人格を高めるトレーニングを受けたわけではないのにどうして、絶望のふちにおいても希望を失わず、生活を続ける事ができたのか?その答えをスタント教授はこう語った。
『私の子供時代はあまりに悲惨すぎて、他人に愛情を求めることが出来ませんでした。ただ、自然の中で遊び、生きていることに感謝するしか自分の存在意義を見出せなかったのです。しかし、子供たちに勉強を教えるうちに人に感謝される喜びを感じるようになりました。愛情は『人に先に与える』ことによって『与えられる』のです。厳しい家庭環境のお陰でそのことに気がつくことが出来ました。そしてその『先に与える愛情』には限りがありません。なぜなら、いつか必ずその気持ちが相手に伝わることを何度も経験して知っているからです。教師として教えた学生が成長していく姿を見ることほど幸せなことはありません。
私は、一人ひとりの学生がそれぞれの物語の主人公だと思っています。自分を好きになって自分らしい人生を送ってほしい。そのためには中途半端はだめです。多くの学生が涙を流すほど私の授業は厳しいので有名ですが、私は一人ひとりの学生に自分の夢を絶対にあきらめさせません。彼らの夢は私の夢でもありますから。
一見やる気のない学生ですら、本来はすばらしい潜在能力を秘めています。私たち教育者には、彼らの隠れた本心と真剣に向かい合って、命がけで授業に取り組む姿勢が必要です。そうすれば必ず彼らは、本当の自分を取り戻し、自分自身の夢と向かい合い、自分の物語を作っていくようになります。人に作られたのではないオリジナルの人生を生きるようになります。そしてそれは大きな自信につながり、自分をどんどん好きになり、やがて人にも優しくなります。 』

リエンさんもこの言葉を胸にこれからも、『愛を与える』自分を心がけ、
将来は彼女の夢であった教師の職に就いて欲しいと思う。


自分を信じて進もう!! レイクランド大学・ジャパンキャンパス 学生紹介 NO.19

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 レイクランド大学・ジャパンキャンパス 学生紹介 NO.19

 

崔金玲(サイキンレイ)さんは、日本語と音楽の教師だった祖父の影響で、幼いころから日本はいったいどんな国なのかとても興味を持ち、経済大国、礼儀大国、温泉大国でもあり世界中の人々の憧れの地である日本にいつかは自分も留学したいと思っていた。

そして2008年の日本旅行をきっかけに留学を決意。仙台の日本語学校で日本語を学び、一度は日本の大学も目指したが、折角10年間勉強した英語も生かしたいとレイクランド大学・ジャパンキャンパス(LCJ)に入学。英語研修課程も終え、今は教養課程で学んでいる。

入学当時は慣れないアメリカの授業に戸惑いもあったそうだが、スタッフ、教授、友達の熱心なサポートにより今も楽しく学んでいる。LCJは少人数なので、勉強のこと、生活のこと、留学のこと、そしてプライベートのことまでも親身になってサポートしてくれるアットホームな雰囲気がとても気にいっている。

LCJには世界中26カ国から留学生が集まっていて、いろんなバックグランドを持った学生たちと共に学びあえることが魅力。小さな大学だがその進路はアメリカ・カナダをはじめとする世界に広がっている。将来はダイヤモンドを扱うオリジナルブランドを立ち上げ、会社を経営するという夢を実現するため、アメリカで経営学を勉強したいと準備を進めている。

『日本の大学のようにアジアの大学は一度入学すれば、卒業するのはそんなに難しくありません。クラスで教授に何度も質問されたりすることもないので、何となく授業が終ってしまいますが、LCJの授業では常に考えることが要求されます。だから、アメリカの大学は卒業証書の重みが違うと思いますね。また、入学時に専攻を決める必要はないので、1,2年で色々な授業を受けて自分の興味を確かめながら専攻を決めていくことが出来ます。色々なことに興味のある私にはこのシステムは合っています。本気で何かにチャレンジしたい人ならLCJは本当にお奨めの学校です。』と熱く語ってくれた。

 

レイクランド大学ジャパンキャンパスについてもっと知りたい

スタントメソッド NO.17 日本の大学生に必要なのはプライドだ

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スタントメソッド NO.17

日本の大学生に必要なのはプライドだ

 



2012年11月の「モチベーションシンと意識変化」ポジウムで、発表した興梠立哉(コウロギタツヤ)君。アメリカ生まれの立哉君にとっては日本は両親の国だ。交換留学生の彼は、コミュニケーションに興味があり、Motivation & Educationのクラスをとった。そこで、スタント教授の感動教育を知る。最初の授業は、とても挑戦的なものだったが、教授は、学生をわざと厳しい環境において、個々のプライドを刺激し、エリート感を感じさせるような授業をする。するとみんな授業で認められようという気持ちになり発表にも力が入る。早稲田大学はとても歴史のある大学で、優秀な学生、教授が揃っている。しかし、自尊心をくすぐるような配慮が授業にはあまり感じられない。
アメリカの大学に入学した時、『大学の勉強は決して楽ではない、この中の半分の仲間は卒業までに消えていくだろう』と教授は、学生を奮い立たせ、同時に勝ち残ってやるというプライドを学生達に植え付けた。だからみんな一生懸命に勉強する。誰も落第はしたくないからだ。

日本人の学生ももっと、積極的に大学の授業を活用して自分を高めようとすることが大切だと思う。そして、教授は学生の自尊心をくすぐり、プライドを感じられるような授業をして、学生が本来持っているやる気を呼び起こしてほしい。アメリカの大学生に比べて、クラスでの日本の学生は少し消極的だが、日本人の学生は付き合って見ると、みんなとても頭が良く、思いやりがある人が多い。また、クラブ活動なんかもとても熱心にやっている。勉強熱心な学生が少ないといわれるが、やる気を引き出してくれる工夫が授業にもっとあれば、どんどん力を発揮する学生が増えると思う。
11月のシンポジウムはとてもいい経験になった。スタント教授は、学生に挑戦させるだけではなく、自分自身も挑戦し続け、学生みんなにリーダーシップの見本を見せてくれている。また、学生達にもシンポジウムなどで、発表の機会をどんどん与えて、学生のプライドをくすぐって、学生が本来持つチャレンジする気持ちを思い起こさせている。これからも、たとえ単位はもらえなくても授業には休まず参加するつもりだ。
20歳とは思えないほど、表現力が豊かな立哉君。色々なことに挑戦してその体験談を近い将来本にしたいという。『やりたいことリスト』には、『アジア各国を旅して若者に取材をする』『日本の皇室のメンバーとお茶を飲む』『新聞の一面に載る』などさまざまな夢が書いてあった。また彼は自分の夢だけではなく、人の夢も実現することの出来る自分になりたいと語っていた。アメリカと日本の両方の文化で育った強みを生かして、日米のコミュニケーションを円滑にするような大きな仕事を将来はしてほしい。