京都市で賃貸住宅を借りにくい人々を支える長栄の「入居を拒まない」取り組み

  • 2025/07/26 21:43
みんなの生活

京都市では住宅価格や家賃が高いため、特に高齢者や外国人、子育て世帯は賃貸住宅を借りるのが難しい状況です。

高齢者は「孤独死」などのリスクを理由に大家さんに入居を断られやすく、外国人や留学生も保証人や日本の慣習を知らないことが原因で断られることが多いです。

この課題に対し、不動産会社「長栄(ちょうえい)」は「入居を拒まない」方針を持ち、独自の取り組みをしています。

入居希望者には年齢や国籍で断らず、家賃保証会社や個別の面談、特別契約などでリスクを調整し、全員が安心して入居できるよう工夫しています。高齢者にはセキュリティ会社と連携した見守りサービス「ベルヴィシルバーあんしんサポート」、外国人には外国語対応スタッフや日本のルール説明会、母国語でのトラブル対応する『グローバルデスク』も用意しています。

さらに、京都市も「すこやか住宅ネット」などの制度で高齢者や障がい者の入居を支援し、不動産会社と協力して環境整備を進めています。こうした体制により長栄は高い入居率を維持し、入居者が長く住んでもらえる社会を目指しています。

『TENANTS FIRST!!』つまり、「入居者ファースト」の姿勢で、誰もが住みやすいまちづくりと収益安定を両立させているのが長栄の特徴です。

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https://www.yokosojapan.net/article.php/20250619kyoto_life_ja

京都市の長栄が実現する「外国人・留学生にやさしい賃貸サポート」

  • 2025/07/26 21:38
みんなの生活

 

多言語対応と生活支援で、初めての日本暮らしも安心――グローバルデスクによる充実サポート体制

京都市で多くの賃貸物件を管理する長栄は、外国人留学生をはじめとした外国人入居者の「暮らしやすさ」を重視したサポート体制を整えています。長栄の「グローバルデスク」には、英語・中国語・韓国語・スペイン語・インドネシア語に対応できる専任スタッフが常駐。来日前でもWebで部屋探しができ、契約手続きや重要事項説明も多言語でサポートされるため、日本語が苦手な留学生でも安心して手続きを進められます。

入居前後には、日本の生活ルールやマナー、ゴミ出しの決まり、騒音トラブルを防ぐための説明会も実施。疑問や不安は自分の母国語で気軽に相談でき、夜間の緊急トラブルにも24時間体制の管理センターが対応します。家賃の未納など困難なケースでも、母国語スタッフが現地家族などの連絡先と連携して迅速に対応。大学や日本語学校とも提携し、学業や生活に集中できる環境が整っています。

このサポートにより、長栄の管理物件には1,200名以上もの外国人入居者が在籍。入居を断らず、多様なニーズに応える体制が整っていることから、初めて日本で暮らす外国人・留学生にも「安心してスタートできる」と好評です。

グローバルデスク・スタッフインタビュー

長栄は今後も、国籍や言葉の壁を越え、誰もが住みやすい京都を目指して、不動産会社として積極的なサポートを続けていきます。

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https://www.yokosojapan.net/article.php/20250619kyoto_life_ja

大阪・関西万博アルメニアパビリオンで話題のIT教育「TUMO」を紹介!

  • 2025/06/28 22:14
みんなの生活

大阪・関西万博アルメニアパビリオンで話題のIT教育「TUMO」を紹介!

2025年4月から10月まで開催されている大阪・関西万博では、教育関係者からアルメニアパビリオンが大きな注目を集めています。その理由のひとつが、世界的に高い評価を受けているIT教育プログラム「TUMO(ツーモ)」の紹介です。

パビリオンのテーマと展示内容

アルメニアパビリオンのテーマは「Pillars of Today & Tomorrow(現在と未来を支える柱)」で、歴史や文化、観光、イノベーション、そして教育の未来などを8本の柱で表現しています。パビリオン内では、プロジェクションマッピングを使ったインタラクティブな展示があり、アルメニアの伝統と最先端技術が融合した空間になっています。

「TUMO」の教育モデルを世界に発信

このパビリオンでは、アルメニアで生まれたTUMOの教育モデルが大きくフィーチャーされています。

TUMOはAIを活用した個別最適化された学習パスや、世界中に広がるネットワークを持つことが特徴です。

展示では、TUMOの学び方や、どのようにして若者がデジタルスキルを身につけているかが紹介されています。

特に注目されているのは、日本初・アジア初のTUMO拠点「TUMO Gunma(ツーモ群馬)」が2025年6月に群馬県高崎市でオープンすること。パビリオンでは、TUMO Gunmaの開設も大きく取り上げられ、日本の高校生をはじめとする若者が最先端のIT・デザイン教育を受けられる新しい時代の幕開けとして紹介されています。

 

アルメニア発「TUMO」とは? その独自性

アルメニアで生まれた「TUMO(ツーモ)」は、世界的に高く評価されているIT・デジタルクリエイティブ教育プログラムです。TUMOは12‐18歳の中高生を主な対象として、放課後に、3Dモデリング、ゲーム開発、グラフィックデザイン、アニメーション、プログラミングなど、デジタル分野の幅広いスキルを無料で学べる場を提供しています。

TUMOの学び方の特徴

TUMOの最大の特徴は、学び方が「オンライン学習」と「対面ワークショップ」「世界的企業の特別セッション」の三本柱で構成されていることです。

1:オンライン教材を使い、自分のペースで学ぶ(全体の約60%)

セルフラーニング活動の具体的な特徴

TUMOの学習は「セルフラーニング活動(Self-learning activities)」と呼ばれる短くインタラクティブな課題から始まります。例えば、プログラミングなら「簡単なゲームを作ってみる」「変数やループを使ったミニ課題」「ロボットを動かすための基本的なコーディング」など、実際に手を動かしながら学ぶ内容です。

各活動は5~20分程度で完結し、動画やイラスト、クイズ、ミニプロジェクトなど多様な形式で構成されています。学習者は自分のペースで好きな順番で課題に取り組めますが、各分野の基礎から段階的にスキルアップできるよう、ほとんどのセルフラーニング活動が「次のワークショップやプロジェクトの前提条件(Prerequisite)」になっています。

コーチの役割

TUMOのコーチ(ファシリテーター)は、学習者が課題に詰まったときにヒントを与えたり、進み方をアドバイスしたり、モチベーションを高める声かけを行います。コーチは一方的に教えるのではなく、学習者が自分で考えて解決できるようにサポートするのが特徴です。

選択肢の豊富さ

TUMOには数百種類のセルフラーニング活動が用意されており、アニメーション、ゲーム開発、3Dモデリング、音楽制作、Webデザインなど多岐にわたります。

このように、TUMOのセルフラーニング活動は「自分の興味やペースで、実践的にIT・クリエイティブスキルを積み上げ、コーチのサポートを受けながら段階的に成長できる」点が大きな特徴です

2:ワークショップ

TUMOのワークショップは、セルフラーニングで身につけた基礎知識をもとに、仲間と一緒に実際に手を動かしながらプロジェクトに取り組む、実践型の学びの場です。

ワークショップの特徴

  • 参加者同士が集まり、対面で協力しながら課題やプロジェクトに取り組みます。

  • 例えば、アニメーション制作のワークショップでは、グループで一つの短編アニメを企画・制作したり、プログラミングのワークショップでは、チームで簡単なゲームやアプリを開発したりします。

  • 3Dモデリングや映像制作、グラフィックデザインなど、TUMOが提供する14分野すべてでワークショップが用意されており、各分野ごとに3段階のレベルがあります

3:Learning Lab(特別セッション)


世界的なIT企業などから招いたプロによる特別授業を受ける。

TUMOのLearning Labは、世界のトッププロによる特別授業を通じて、参加者が最新の知識や実践的なスキルを身につけられる貴重な機会です。仲間と一緒に刺激的なプロジェクトに挑戦し、グローバルな視野と自信を養うことができます。

具体例

  • GoogleのエンジニアによるAIプログラミングの特別授業

  • Pixarのアニメーターによるキャラクターアニメーション制作ワークショップ

  • 世界的なゲーム開発会社のクリエイターと一緒にゲームの企画・開発を体験

  • Adobeのデザイナーによる最新デジタルツールの使い方講座

この三段階のステップを通じて、初心者でも体系的に中級レベルまでスキルアップできるのがTUMOの強みです。

他のオンラインIT教育との違い

一般的なオンラインIT教育は、動画やテキスト教材を自宅で一人で学ぶスタイルが主流です。しかし、

TUMOは「リアルな場所」で仲間と一緒に学び、実際に手を動かして創作する体験を重視しています。

比較項目

TUMO

一般的なオンラインIT教育

学習スタイル

オンライン+対面ワークショップ+特別授業

オンラインのみ

対象

主に中高生

幅広い年齢層(大人向けも多い)

料金

無料

有料が多い

学びの深さ

初心者から中級まで体系的に

独学が中心で理解が浅くなりがち

仲間との交流

あり(ワークショップで協働)

ほぼなし(個人学習が中心)

世界的企業との連携

あり(特別授業)

ほぼなし

 

TUMOは「自分で学び、仲間と挑戦し、世界のプロから学ぶ」ことができる、

まさに“リアルとデジタルが融合した学びの場”です。

群馬県で日本初の拠点「TUMO Gunma」が誕生

2025年夏、群馬県高崎市の「Gメッセ群馬」4階に、日本初・アジア初となるTUMOの拠点「TUMO Gunma(ツーモ群馬)」がオープンします。

  • 対象は中高生。3Dモデリングやゲーム開発、映像制作など8分野のプログラムが用意され、将来的には生成AIなど最新技術も学べる予定です。

  • 利用は無料。家庭の経済状況に関係なく、誰でも最先端のデジタル教育を受けられます。

  • 小学生向けの施設「tsukurun」も併設。小学生から高校生まで、幅広い世代がクリエイティブな活動にチャレンジできます

世界とつながる学びの最前線

アルメニアパビリオンの展示を通じて、TUMOは「伝統とイノベーションが出会う場所」として、

世界中の若者に向けて新しい学びのモデルを発信しています。万博を訪れた人たちは、アルメニアの歴史や文化だけでなく、未来を担う教育の可能性にも触れることができます。

ウクライナ出身の大学生ミレーナさんは、TUMOの特徴を自身の体験とともに語ってくれました。やる気さえあれば現状の学力に関係なく、誰もが14のプログラムを自由に、好きな時に無料で学び、自分の興味を伸ばせること、例えば、プログラミングと、映像作成、アニメーションなど、自由に興味に応じてプログラムを進められます。また、学習の進め方など、必要に応じて助言を求められるコーチの存在も大きく、大学進学後もTUMOで学んだことが役立っていると話していました。

アルメニアで教育を受けた経験がないミレーナさんでも自由に参加できて、自分の将来を描ける技術を身に着けることは、とっても有益な体験だったと話してくれました。経験豊かなコーチの支えや、様々な経験を持つ人たちと共に学べる環境はとっても刺激的で、18歳を過ぎても、まだまだ学びが多いと、TUMOに通っているそうです。

アジア初のデジタルクリエイティブ人材育成施設「TUMO Gunma」が、2025年7月、群馬県高崎市に誕生します。アルメニア発の世界標準プログラムを導入し、中高生が最先端のデジタル技術や芸術を無料で学べる場として注目されています。

親の収入や学力に関係なく、誰もが未来を切り拓く力を身につけられるTUMO Gunmaは、群馬県の「デジタル県」構想を牽引し、地域から日本全体へ新たなデジタル人材の波を広げる拠点となることでしょう。

―― GLOBALCOMMUNITY 編集長 宮崎計実

7月末~11月初迄 短期アルバイト/留学生対応スタッフ/ 中国語が活かせる!英語が活かせる/学生OK

  • 2025/06/19 08:27
みんなの生活

7月末~11月初迄 短期アルバイト/留学生対応スタッフ/

中国語が活かせる!英語が活かせる/学生OK

株式会社長栄 / 通訳

  • 時給 1,200円 ~
    • 交通費支給あり
  • 京都府京都市下京区
    • 京都市営地下鉄 烏丸線「五条」駅
  • 10:00 ~ 17:00完全土日祝休み / 週2~3日からOK  駅から徒歩5分以内

 

募集要項

仕事内容

あなたにお任せするのは、留学生のお部屋探しの通訳です。
具体的には、留学生の希望を聞き、希望されたい条件のお部屋のご紹介。
語学を生かして、初めて日本で生活をする留学生のサポートをしていただきます。
9月頃、留学生入居が多い時期の短期アルバイトです。

2025年現在10名のグローバル人材(中国・インドネシア・スペイン)が活躍中。

●英語・外国語を使う仕事です

応募資格 未経験者、大歓迎!
 

N2以上、中国語が話せる方又は英語が話せる方

もちろん、日本人も応募可能です。

 

募集背景・人数

●募集背景:増員に伴う募集です

短期アルバイト

給与 時給 1,200円 ~
 

  • 交通費支給あり


<試用期間中の給与(3ヶ月)>
本採用時と同様です。

勤務地  京都府京都市下京区 / 京都市営地下鉄 烏丸線「五条」駅

  • 勤務先 : 入居促進・留学生支援部 グローバルデスク
    ★駅から徒歩5分以内です
    ※転勤はありません。

    <住所>
    京都府京都市下京区万寿寺通烏丸西入御供石町369No.60京都烏丸万寿寺ビル9F
    <交通>
    烏丸通に面しています

勤務時間

10:00 ~ 17:00

実働時間:1日当たり最大6時間
実働時間:5時間/日

・10時00分~16時00分(休憩1時間 5時間勤務)
・10時00分~17時00分(休憩1時間 6時間勤務)  など


<勤務時間の特徴>
●週2~3日の勤務OKです

休日休暇  ●完全土日祝休みです●夏季休暇あり●年末年始休暇あり

完全週休2日制
(土日祝固定休日)
◇ 年間休日120日以上◇ 夏季休暇◇ 年末年始休暇

待遇・福利厚生 ●交通費支給あり

 

多文化共生の舞台裏―ひとひとケアクリニックの試み

  • 2025/05/03 00:20
みんなの生活

多文化共生の舞台裏――ひとひとケアクリニックの試み

2025年4月26日、27日第一回ネパールフェスティバル関西が開催され、2日間で1万人近くが参加した。


大阪市生野区の「ひとひとケアクリニックもそのイベントに出展し、ネパールの人たちに対して、健康診断の大切さを訴えていた。

過去にはネパール映画「One Day」の上映会を実施し、ネパールの現地料理と寿司を提供する異色の企画で地域住民の関心を集めたことも。中村一仁院長は「言葉や習慣の違いを超え、共に笑い合う瞬間が多文化共生の根っこになる」と語る。

商店街がランウェイに!「レッドカットウォーキング」の挑戦

(ひとひとケアクリニックHPより)

(ひとひとケアクリニックHPより)

2024年10月13日、JR桃谷駅前商店街で実施されたいくのな女優レッドカーペットウォーキングは、約90メートルの赤絨毯を敷き詰めた異色のイベント。生野区在住の芸人・ムジンゾウが参加し、地域住民100人が国籍・年齢を問わず「いくののヒロイン」として歩いた。「医療機関が非日常の舞台を作ることで、地域のつながりを再発見できる」と中村院長は企画意図を説明する。このイベントは「EXPOいくのヒートアッププロジェクト」の一環として、クリニック主導で実現した。

医療の先にある「生きがいづくり」


また、同クリニックはフリーマーケットや多文化交流を通じて「生活の豊かさ」を創造する活動を推進。2024年12月のクリスマスフリマでは売上を能登半島地震の義援金に充てるなど、社会貢献とも連動させる。中村院長は、街全体が『癒しの場』になれば」と、地域の活性化にも熱心だ。

「多様性が当たり前の社会で、医療は何をすべきか」――生野区の挑戦は、クリニックという拠点から新たな共生モデルを発信している。

ZOOMで後日、中村院長にお話を聞いたが、多くの外国にルーツを持つ人が暮らす大阪市生野区は、4人に1名が外国籍

外国人住民の比率は、東京の新宿区を超えて、日本一の街だ。今後、益々、外国人の長期滞在者が増えていくが、

その意味でも、医療機関が、地域住民と外国人居住者といい関係を築いていこうと積極的に活動をすることは、

地域の人たちの『心と体の健康増進』にもつながると期待されている。

 

 

ハイパーソニック・エフェクトについて-『心の調律』

  • 2025/04/29 12:11
みんなの生活

「聞こえない音」が心身を変える ~ハイパーソニック・エフェクトの科学と挑戦~

(特集:ハイパーソニック・エフェクト、科学、83巻3号、2013年から一部抜粋)


人間の耳では感知できない50kHz以上の超高周波音が、脳や体に驚異的な影響を与える「ハイパーソニック・エフェクト」。この現象は、音楽家・大橋力氏らが発見し、様々な研究機関で「α波増強」「免疫力向上」「ストレスホルモン減少」などの効果が実証された。

現在、『いのち輝く未来社会のデザイン』がテーマの大阪関西万博でも、ジースターサウンズ合同会社が楽器開発を通じ、その応用に挑んでいる。

「聞こえない音」の力

ハイパーソニック・エフェクトの核心は、皮膚や骨を介した脳への直接作用にある。可聴域を超える40kHz以上の音は、耳ではなく体表面で感知され、生命維持の中枢「基幹脳」(脳幹・視床・視床下部)を活性化する。

これにより、

  1. リラクゼーション:副交感神経が優位になり、ストレスホルモンが減少。

  2. 免疫力強化:ナチュラルキラー細胞が活性化し、ウイルス防御力が向上。

  3. 集中力向上:前頭前野の血流が増加し、α波が持続。

等が、期待されている。

自然環境では滝の水しぶき(80kHz以上)やオルゴールやインドネシアのバリの楽器・ガムランや,日本の尺八、琵琶などの音色も同効果を持ち、都市生活で失われた「音の治癒力」が注目を浴びている。

ジースターサウンズの挑戦

「ハイパーソニックを日常に」を掲げ、同社は2025年6月26日15:30より始まる大阪・関西万博TEAMEXPOパビリオンでの出展に向け、画期的な楽器開発を進める。ピアノやギターの形状を保ちつつ、演奏時に50kHz以上の超高周波を発生させる「ハイパーソニック楽器」による演奏会を大阪関西万博で発表予定。

また、同社は、既存音楽のハイパーソニック化、ハイパーソニックの楽器および、音楽装置の製作に興味のあるパートナーを広く募集中!!

動画での説明 https://www.youtube.com/watch?v=XNFALtp2LsU

ジースターサウンズ合同会社 公式サイト https://gsljp.com/gs/

未来の可能性

医療分野では認知症予防や術前不安軽減への応用が検討され、教育現場では「集中力持続教材」としての導入が期待される。音楽の分野では、ジースターサウンズが,多くのパートナーと共に、ハイパーソニックに包まれた生活環境を作り、音楽産業の変革を目指している。

「音楽はもはや耳だけのものではない」――皮膚感覚と脳科学の融合が、アートとウェルネスの新時代を切り開く。

 

The Appeal of After-School Programs Combining English and STEAM Education

  • 2025/04/07 23:53
みんなの生活

The Appeal of After-School Programs Combining English and STEAM Education

This article features an interview with Otieno Francis, also known as "Fox," who performed at the International Red and White Singing Festival held in Yao City, Osaka, on March 8. Fox, originally a systems engineer for a travel company, came to Japan, completed graduate studies at Ritsumeikan University, and became a professor.

In 2019, he launched a business combining an "Empty House Utilization Project" with "English-based after-school programs" alongside his former students. This facility provides an environment where children can naturally acquire English while being cared for in place of their working parents, with a particular focus on incorporating STEAM education.

What is STEAM Education?

STEAM education integrates five disciplines: Science, Technology, Engineering, Arts, and Mathematics. It aims to nurture creativity and problem-solving skills in children through enjoyable activities.

At our facility, the following activities are offered:

  • Science: Experiments like making slime and bubble experiments spark children's interest in science.

  • Technology: VR experiences and basic programming introduce children to future technologies.

  • Engineering: Projects like building Rube Goldberg machines foster creativity and logical thinking.

  • Arts: Creative projects such as face painting and making international sweets allow children to express themselves artistically.

  • Mathematics: Fun math learning through computer games strengthens logical thinking.

All these activities are conducted in English, enabling children to naturally absorb the language while focusing on the tasks at hand.

Learning Environment and Facility Features

The facility emphasizes creating a relaxing and enjoyable space for children. Classrooms are designed with artificial grass and green-themed decor to evoke openness and comfort. Instead of traditional textbook-based learning, hands-on experiences like cooking and interacting with animals are prioritized. Additionally, the program values "embracing challenges." Children are encouraged to present their ideas in English during lessons and view failures as opportunities for growth. This approach helps build their confidence.

Course Offerings and Target Age Groups

The facility offers two main courses tailored to different age groups:

  • Creative Kids Course (Ages 2–6): A course focused on fun English exposure through games and creative activities.

  • Adventure Course (Ages 6–12): A program offering more advanced experiential learning such as international exchanges and experiments.

The programs are designed to cater to a wide range of ages, from toddlers to elementary school students.

The Vision Behind Fox X GLOBAL

Fox shared his inspiration for founding the facility:

"I first encountered STEAM education during a project in Thailand and was deeply impressed by its impact. I wanted to introduce it in Japan but realized it was still unfamiliar here. By combining it with English education, I created a more approachable format. This facility is not just about teaching English; it’s about fostering curiosity and a spirit of challenge."

Future Prospects for Fox X GLOBAL

Fox X GLOBAL aims to be a unique learning space where children can grow while enjoying the fusion of English and STEAM education. Its distinctive approach could serve as a model for innovative education across Japan. By nurturing curiosity and the courage to take on challenges in a playful learning environment, the program aspires to cultivate individuals who will thrive in the future.

Fox also envisions exciting opportunities, such as having children conduct interviews at international pavilions during events like Expo 2025 Osaka Kansai.


The interview highlights how this facility is not just an after-school program but also a bold step toward new educational methods. With its potential expansion, it promises enriching experiences for many children in the years ahead.

It was very enjoyable and impressive to see children naturally engaging with and learning English while playing.

Incorporating songs into the activities added to the fun, and in the future, it would be delightful if the children who learned at "Fox X GLOBAL" could sing in English and participate in a children's version of the "International Red and White Singing Festival" 

(GLOBALCOMMUNITY editor of chief Kazumi Miyazaki)

英語とSTEAM教育を融合した学童保育の魅力とは

  • 2025/04/07 22:33
みんなの生活

英語とSTEAM教育を融合した学童保育の魅力とは

今回は、3月8日の大阪八尾市での国際紅白歌合戦にも出演された、オティエノ・フランシス(通称:Fox)さんにインタビューを行いました。FOXさんは、旅行会社のシステムエンジニアとして来日。立命館大学の大学院を経て、教員になり、その時の教え子たちと、『空き家活用プロジェクト』『英語による学童』を組み合わせた事業を2019年に開始。共働き家庭の保護者に代わり、子どもたちを預かりながら、英語を自然に身につけられる環境を提供するこの施設は、特に「STEAM教育」を取り入れている点で注目されています。


「STEAM教育」という言葉が非常に気になりました。具体的にはどのような内容なのでしょうか?


STEAM教育は、「科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)」を組み合わせた学びの方法です。子どもたちが楽しみながら創造性や問題解決能力を育むことを目的としています。

当施設では、例えば以下のような活動を行っています:

• 科学: スライム作りやシャボン玉実験など、子どもたちがワクワクする実験を通じて科学への興味を引き出します。
• 技術: VR体験やプログラミングの基礎を学ぶことで、未来の技術に触れる機会を提供しています。
• 工学: ルーブ・ゴールドバーグマシンの制作など、創造力と論理的思考力を養う活動です。
• 芸術: フェイスペイントや国際的なお菓子作りなど、創造性を発揮できるアートプロジェクトも行っています。
• 数学: コンピューターゲームを使った楽しい数学学習で論理的思考力を鍛えます。


これらすべてが英語で行われるため、子どもたちは自然な形で英語を吸収しながら活動に集中できます。

「遊びながら学ぶ」という環境がポイントですね。

--学びの環境と施設のこだわり--

子どもたちが「遊びながら勝手に身につく英語」という点についてですが、具体的にはどのような環境が提供されているのでしょうか?

 当施設では、とにかく子どもたちがリラックスして楽しめる空間づくりを重視しています。教室内は人工芝や緑色を基調としたデザインで、開放感と安心感を与える雰囲気になっています。また、従来の教科書中心の勉強ではなく、実際に手を動かして体験することがメインです。例えば料理や動物とのふれあいなど、多様な活動を通じて英語と触れ合います。
さらに、「挑戦すること」を大切にしています。子どもたちは授業中に自分のアイデアを英語で発表する機会がありますし、失敗してもそれが成長につながる経験として捉えています。「失敗してもいい」というメッセージは、子どもたちの自信にもつながっていますね。

--コース内容と対象年齢--

具体的にはどんなコースがあるのでしょうか?

現在、大きく2つのコースがあります:
• クリエイティブキッズコース(2〜6歳): ゲームや創造的な活動を通じて楽しく英語に触れるコースです。
• アドベンチャーコース(6〜12歳): 国際交流や実験など、より高度な体験型学習を提供するコースです。
それぞれの年齢層に合わせてプログラム内容が設計されているので、小さなお子さんから小学生まで幅広く対応しています。

--Fox X GLOBAL誕生秘話と今後の展望--

Foxさんがこの施設を立ち上げた背景について教えてください。

私は以前タイで関わっていたプロジェクトでSTEAM教育と出会いました。その効果は非常に大きく、日本でも導入したいと思ったんです。ただ、日本ではまだ馴染みが薄い教育法だったため、「英語」と組み合わせることで親しみやすい形にしました。この施設では、単なる英語教育だけでなく、「挑戦する心」や「好奇心」を育む場として機能させたいと思っています。

Fox X GLOBALが目指す未来型教育とは?

Fox X GLOBALは、「英語」と「STEAM教育」を融合させることで、子どもたちが楽しみながら成長できるユニークな学び場となっています。その独自性は日本全国でも注目されるべきモデルと言えるでしょう。「遊びながら学ぶ」環境で育まれる好奇心と挑戦心は、未来社会で活躍する人材育成につながるものです。

大阪関西万博も、子供たちが明るい未来を描くためにも、いい刺激になると思いますので、例えば、世界各国のパビリオンを訪ねて、『子供インタビュー』などもできると楽しいのではと考えています。


Foxさんのお話から、この施設が単なる学童保育ではなく、新しい教育スタイルへの挑戦そのものだということが伝わってきました。これからますます広がる可能性に期待しつつ、多くの子どもたちがここで素晴らしい経験を積むことを願っています!
とても、楽しく、子供たちが遊びながら、自然と英語に触れ、学んでいるのが印象的でした。歌なども取り入れておられたので、将来は、『Fox X GLOBAL』で学んだ子供たちも、英語で歌って、小学生版の『国際紅白歌合戦』などできれば、楽しいですね。(グローバルコミュニテイー主宰 宮崎計実)

ブラジルと日本を繋ぐ日本語教師の仕事

  • 2025/03/02 16:10
みんなの生活

ブラジルと日本を繋ぐ日本語教師の仕事

ポルトガル語スピーチコンテストでお会いした、鈴木大洋さん(天理大4年)に、

日本語教師の夢についてZOOMでお聞きしました。

ブラジル人の母を持つ、鈴木さんが、大学に入って、ポルトガル語を専攻したのは、やはり、母のルーツの国をもっと理解したかったからでした。

また、日本語学校で、ブラジル人の学生たちと交流する中で、多様な文化を持つブラジルに行きたいと

いう気持ちが強くなり、卒業後は、すぐに、ブラジルに行って、生活が出来る日本語教師になることを決めました。

元々、天理教(奈良に本部かある神道系宗教団体)を家族が信仰していることもあり、ブラジルの天理教の拠点が運営する日本語学校に就職することが決まったようです。

雅楽(宮廷の伝統音楽)の楽器も演奏するので、音楽を通じた交流にも興味があったこともブラジルに行きたい理由の一つでした。

助詞や漢字を、ブラジル人に教えることは、簡単ではないけれど、お互いの文化を知り、交流することで道は開けます。

200万人以上の日系人がブラジルには暮らしていますが、雅楽などの音楽を通した交流も新たな可能性があると気づかれたようでした。日本語だけでなく、日本の文化も伝える活動を通して、ブラジルでの滞在を有意義なものにしたいと抱負を語っていました。

鈴木さんとの交流を通して多くのブラジルの人たちが日本に興味を持ってくれるだろうと確信し

うれしい気持ちになりました。どんどん、日本のファンを作ってほしいと思います

ブラジルと日本の間で、文化交流や言語教育を通じて両国を結ぶ重要な役割を果たしているのが、日本語教師です。特にブラジルには世界最大の日系人コミュニティがあり、日本語教育の需要が非常に高まっています。

日本語教育の需要
ブラジルは南米最大の日本語教育国であり、多くのブラジル人が日本語を学びたいという願望を持っています。2023年のデータによると、ブラジルには20,732人の日本語学習者がいます。このような背景から、日本語教師の需要は非常に高まっています。

日本語教師の状況
ブラジルで働く日本語教師は942名で、特にポルトガル語を媒介として日本語を教えられる日本人教師が求められています。日本語教師は、主にブラジル人成人学習者向けの日本語学校や日系人向けの日本語学校で働いています。

 

ブラジルで日本語教師として働くための資格取得方法には、以下のような選択肢があります:

  1. 日本語教師養成講座の修了

    • 420時間の日本語教師養成講座を修了することが一般的な方法です。

    • ブラジル日本語センター(CBLJ)では、2024年5月から2025年7月まで第36期日本語教師養成講座を開講予定です。

  2. 大学での日本語教育専攻

    • 大学や大学院で日本語教育を主専攻または副専攻として履修・卒業することも資格要件となります。

  3. 日本語教育能力検定試験の合格

    • この試験に合格することで、日本語教師としての能力が認められます。

  4. 2024年4月以降の「登録日本語教員」資格の取得

    • この新しい資格は、海外で働く際に有利になる可能性があります。

ただし、ブラジルの民間日本語学校では必ずしも公式な資格が必要ではない場合もあります。例えば、以下のような条件で採用されることもあります:

  • コミュニケーション力がある

  • 子供に教えるのが好き

  • 日本文化(着付け、茶道、書道など)に関する知識や経験がある。

JICA海外協力隊として参加する場合は、上記の資格に加えて実務経験(2〜5年程度)が求められることがあります。

なお、ブラジルで日本語教師として働くためには、ポルトガル語能力があるとより有利になります。

 

 

カポエイラの起源 禁止された格闘技から国民的文化へ

  • 2025/03/02 10:26
みんなの生活

 

(19歳で受けたテレビの取材)

ポルトガル語のスピーチコンテストで、カポエイラのデモンストレーションを見せてくれた、松江・ガブリエリ・河音さんにZOOMでお話をお聞きしました。

彼女は、今は大学を卒業し、カポエイラのマスターになるためのトレーニングを受けながら、カポエイラの教室で教えることもしている。今はカポレイラの技だけでなく、カポレイアで使われる楽器の演奏にも力を入れています。

また、マスターになるためには、心を癒すこと、人生のへのアドバイス、自己表現の仕方を含めフィロソフィーを体現することも求められるということでした。そして、カポエイラを通じて、新しい家族の一員のように暖かく迎えることも、カポエイラを学ぶグループの特徴だと話してくれました。

技もそうですが、華麗で美しいものカポレイアの特徴です。元々は、アフリカの奴隷が、格闘技をしていることを、欺くために、ダンスや音楽の要素を取り入れたことがその要因になっていて、『舞踊格闘技』ともいえます。

カポレイアの魅力に取りつかれたガブリエリさんは、どんどん、上達して、テレビ、新聞でもその活躍が取り上げられたようです。また、海外のグループとの交流や、パラリンピックの聖火ランナーの経験など、彼女には、カポレイアはなくてはならないものになっているということでした。

これからも、カポレイアのマスターとして、華麗なカポレイアの使い手として、また、カポレイアの魅力の伝道師として、マスコミなどでも、活躍されることを願っています。

 

禁止された格闘技から国民的文化へ

ブラジルの街角で、円陣を組んで歌と楽器の音に合わせて踊るように戦う人々の姿。これが世界的に有名になったカポエイラだ。しかし、この独特な文化形態が今日のような人気を得るまでには、長い歴史と数々の変遷があった。

奴隷制の遺産から国民的誇りへ

カポエイラの起源は16世紀、アフリカから連れてこられた奴隷たちにさかのぼる。当初は自由を求める闘争の手段だったこの技芸は、19世紀末には犯罪者の技として禁止されるまでに至った。

しかし、20世紀に入ると状況が一変する。1932年、サルヴァドールで初のカポエイラスクールが開校。1940年代には合法化され、1953年にはついに大統領の前でデモンストレーションが行われるまでになった。

「カポエイラの合法化は、単なる法律の変更以上の意味がありました」と語るのは、リオデジャネイロ大学の文化人類学者、マリア・ヘレナ・サントス氏だ。「それは、かつて抑圧されていた文化が、国民的誇りへと変貌を遂げる瞬間だったのです」

多面的な魅力が人気の秘訣

カポエイラが広く受け入れられた背景には、その多面的な魅力がある。格闘技としての側面だけでなく、音楽、ダンス、アクロバットの要素を含む総合的な芸術形態として評価されるようになったのだ。

サンパウロのカポエイラ教室で指導するジョアン・シルバ氏は次のように説明する。「カポエイラは体を鍛えるだけでなく、音楽性や創造性も育みます。老若男女問わず楽しめるのが、人気の理由の一つでしょう」

社会変革の担い手としても

近年では、カポエイラは単なる娯楽や伝統文化以上の役割も果たしている。貧困地域の青少年支援や、人種差別撲滅運動などの社会活動にも活用されているのだ。

「カポエイラは、かつての抑圧の歴史を乗り越え、今や社会変革の力となっています」と、リオのNGO「カポエイラ・パラ・トドス」代表のカルロス・フェレイラ氏は語る。「それこそが、現代ブラジルにおけるカポエイラの真の姿なのです」

奴隷制の遺産から国民的文化へ、さらには社会変革の担い手へと進化を遂げたカポエイラ。その歴史は、ブラジルという国の変遷そのものを映し出しているといえるだろう。

 

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