2025/05/02 13:15

みんなの生活

外国人スタッフの受け入れについて

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藤原ゆかりさん

多文化医療サービス研究会(RASC)の元共同代表
 
多文化医療サービス研究会(RASC:ラスク)は、いろいろなエリアの人々が集まって、日本語のサポートを必要とする外国人への医療サービスをよりよいものにしていくために情報交換、勉強会、啓蒙活動、研究活動などを通じて社会に貢献することを目的としています。

http://www.rasc.jp/

 
介護の現場でインドネシアからの研修生の受け入れが始まっている。しかし、人材の育成とその後の雇用にはいろいろな課題や制約があり、すぐに戦力になってもらうには難しい状況である。
根本的に医療の中で外国人を雇用することについては賛成ではない意見が多い。それはまず言葉の問題が根底となっているためである。ミスの許されない医療現場において、正しく情報を伝え理解して行動することが大前提であるためだ。もちろん行政や教育にかかわることなど問題は多岐にわたり、一概に何が問題の核となっているかを説明するのは難しい。一方で、病院では外国人が受診している状況であり、単純に言うと医療は受けられても提供する側になれない。

外国人の出産が増えている昨今、出産現場こそ外国人スタッフが必要なのかもしれない。産科医師が不足している中、医療機器の開発で医療を便利で正確さを追及した機器に依存していく中、今後ハイテク機械に囲まれての出産になる可能性もないとはいえない。しかし、生命の誕生は、やはり人から人へ。人が生まれるのを人が手を出して助けることが基本なのではないか?それが日本人であるとか、そうでないとか、というは問題ではなく、言葉が通じなくても気持ちが通い合う人、安心する人あるいは信頼できる人、というのは存在するものだ。そんな人と一緒にお産することが「満足のいく出産」なのではないだろうか?

外国人スタッフ雇用の問題は多い。しかしメリットも多いといえる。良いことと悪いことは裏表である。一見、悪いことあるいは問題と思えることも、視点を変えれば良いことになる場合もある。人種や民族が関係なく一緒に働くことは、お互いを理解する手立てになる。就職の制限がなく自由に選択できることも多文化共生を作っていく一助となるのではないだろうか?介護の現場だけでなく、医療にも外国人スタッフが受け入れられることを願っている。
 

こんな不動産会社がある地域は、どんどん元気になっていくに違いない!!!

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超地域密着型会社戦略~地元の人に愛されて儲かる秘密~

著者 松本俊人(㈱アズ企画設計 代表取締役)

好奇心を持って、仕事に当たれば、色々なことが見えてくる。

特に目立った特色のない街の小さな不動産会社でも、考え方ひとつで、街を輝かせることが出来る。

の地域を愛して、その地域でなくてはならない存在になる。

中小企業が苦手な、新卒採用人事、システムの導入、企業広報など、すぐにでも始められるアイデアも満載。

しかも、語り口はとても、シンプルでわかりやすい。

著者が強調する、空間プロデューサーとしての役割を不動産業者が認識すれば、こんなにやりがいのある仕事はないであろう!!


こんな不動産会社がある地域は、どんどん元気になっていくに違いない!!!

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いますぐ真似したくなるユニークな経営ヒント満載! 

「地域や地元のお客様に選ばれるために」
「大手としのぎを削るために」
埼玉県・川口市、人口7万人の街で空間プロデュース業を営む著者が行っている、
個性的あふれる経営戦略・戦術・作戦。

●社員総出でフリーペーパーをつくる
●遊休会議室を地域サロンに
●着ぐるみが営業・広報
●社内外に軍師官兵衛を配置
●地元民が楽しめるイベントを開催
●地元を「原宿」にする
●24時間人材スカウト
●社員に旅をさせる
●営業テリトリーを超限定
●提案よりもお悩み解決
●期待を裏切らず、予想を裏切る
●プロよりもスター社員を育てる
●叩き上げの担当者をみつける
●「型」を広め、「地域」を元気にする
 
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注目の、大田区、品川区で英語、中国語での対応を開始 

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注目の、大田区、品川区で英語、中国語での対応を開始


 
シティーハウジング・マンスリー事業部で、英語、中国語での対応を開始した。
馬冉冉(MA RANRAN)さんは、奈良女子大をこの3月卒業し、上京。

4月から、英語、中国の会話能力を駆使して、世界各国のビジネスパーソン、また最近少しずつ増えてきている外国人観光客への対応をマンスリー事業部で行っている。

シティ・ハウジングのマンスリー物件の特色のひとつは、90品目に及び備品がとても充実していること。

通常の使用頻度の高い日用品はほとんどすべて、揃っている。高級ホテルにも、揃っていない爪楊枝からフライパンまで用意されている。

シティー・ハウジングは、羽田空港、品川駅にアクセスのいい、品川区、大田区で、10000室を管理しており、大田区は、民泊の特区としても注目されている。
 
これから、馬さんの活躍の場もこれからどんどん広がりそうだ。
シティ・ハウジング マンスリー事業部

多文化な出産 スコットランドにて

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スコットランドにて  -異文化の中での不安―
藤原ゆかりさん

多文化医療サービス研究会(RASC)の共同代表

http://www.rasc.jp/
 
先日、スコットランドのグラスゴーで開催された学会に参加してきました。
日本人はみかけない場所らしいですが、日本人サッカー選手の活躍で日本びいきの人が増えたようです。
ただ、いくら日本びいきの人が増えても、言葉や文化の壁は強く感じられました。
今回は出産のお話ではなく、現地で私自身が感じた「異文化の中での不安」についてお話します。

今回の旅の最大のトラブルは、スーツケースが届かなかったことです。
スコティッシュイングリッシュは難しく、手続きでは大切なことが正しく伝わったかどうかがわからなく、心配でした。
さらに、かなり淡々とした事務的な対応だけでは不安を一層強くし、悲しい気持ちにさえなりました。
結局、情報とは全く異なった2日後の真夜中にスーツケースは届きましたが、それまではとても不安な時間を過ごしました。
これは単なる言語の問題ではなく、何度確認してもその都度情報が変わったり対応が冷淡だったりということが、日本の対応とは大きく違うと感じ、苛立ちさえ覚えました。

でもたった一人だけ、「荷物が無いのは本当に大変なことですよね。
早く手元に届くようにしますから」と言ってくれた人がいました。
状況は全く変わっていませんでしたが、私の気持ちはかなり落ち着き、一気に解決に向かった気持ちにさえなりました。

言語的にお互いに充分理解しあっていなくても、気にかけていることが伝わってくることは大切です。
たとえ困難な状況が変っていなくても、その人の不安は軽減されるのです。
そして、そのことがとても大切であると改めて感じました。
これはどんな場所や場面でも言えることですよね。
困っているときほど助け合う、それが日本人でも外国人でも同じようにできる日本社会でありたいものです。
 

多文化な出産7 イタリア人女性の場合

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多文化出産77
イタリア人
-何重にも重なる壁-
出産はどの女性にとっても、喜びとともに不安や心配がある複雑な状況であることは、これまででもお話させていただきました。しかし、外国人女性の場合はさらに困難な状況にあります。




あるイタリア人の女性がいっていました。「わたしはイタリア語の出産関係の本をたくさん読んで、自分なりに勉強した。でも日本語や日本のことまでも一緒に勉強するのはすごく大変・・。」

多くの女性は、妊娠してから出産や育児に関することを学習します。それは自分の身体や気持ちの変化や未知なる体験への準備としての予備知識が必要になるからです。外国人女性の場合は、それ以外に、言葉、文化や習慣、病院や保険のシステムなどの知識も必要です。しかし、その大変さに較べて、支援は日本人女性よりも少ないのが現状です。



 日本語の育児書で使われている表現と実際の病院での表現にも違いがあります。
例えば、書籍には「母乳」と記載されていますが、病院の中では「おっぱいでてますか?」と聞くことが多いです。また「オムツとオシメ」など。私たち日本人は口語と文語を感覚で使い分けますが、外国人にはそれはとても難しく、特に出産や育児に関する言葉は特殊であるため、出産の知識や育児技術の習得を一層難しくしています。



このように、外国人女性の持つ越えなければならない壁は幾重にも重なり、日本での出産をより困難にしています。これらの壁を少しでも低くする支援ができると、外国人女性が安心して出産ができるのではないでしょうか?物質の供給や法律の整備だけでなく、支援とは、ひとりひとりができることをできる範囲で行うことが大切です。まずは相手の立場に立った言葉の選択や話し方などのコミュニケーション方法を配慮するだけでも十分な支援となります。当然のことと思うかもしれませんが、意識して行うことは重要なことです。すべての女性が安心して安全な出産や育児のできる協力や支援のできる社会でありたいものですね。
 
 

多文化出産 韓国人女性の場合

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-知らないことと不得意の違い- 韓国人女性の場合

今回のお話は、わたしたちが知らず知らずのうちに
持ってしまっている勘違いが危険な状態を招きかけたケースです。
 
藤原ゆかりさん 助産師、看護師。
多文化医療サービス研究会(RASC)の共同代表
http://www.rasc.jp/
 
 
外国人の患者さんと出会ったときに一番困るのがコミュニケーションですね。言葉の違いはいろいろなトラブルを引き起こす場合が多いですし、面倒なことも増えますね。そんなとき、その患者さんはただ日本語が不得意なだけで、知識を持っていないということではないことを区別できますか?

たぶん、そこまで考えずに対応している場合が多いのではないでしょうか?説明している内容がうまく伝わらない場合、説明の方法や言葉を変えながら何とか理解してもらおうと努力しますね。しかし、それでも相手の理解がうまく得られないと、無意識に「この人はこの病気や治療を知らないのかもしれない」とか「医療の話を理解できないかもしれない」という判断をしてしまうこともあるかもしれません。

実際にあったケースです。韓国人の妊婦Aさんは、妊娠中期(7ヶ月ごろ)ごろに体調の異変に気づいて病院に連絡しました。しかし、日常生活で日本語では支障のないAさんでも、自分の妊娠の状態についてはうまく日本語で説明できませんでした。彼女のつたない日本語は、幼稚に捉えられたのでしょうか?医療者は、彼女の説明について全く取り合ってくれなかったそうです。夜間でもあり彼女も心配になって、電話では「大丈夫。」と言われたものの、自分で判断し受診したそうです。その結果、かなり危険な状態という診断でそのまま緊急入院となり、その後1ヶ月間病院で過ごすことになりました。

母語ではないことばをうまく話せない不得意な状況と、何かの事柄に対して知識が少なくわからないということは、違います。確かに言語の障壁があると、話している相手の理解度を知ることは困難です。しかし、はじめから「たぶん何もわからないのだろう・・・・」と思いながら話をするのと、「きっとこのことについては知っているのだろうけど、ことばの違いが邪魔をしているのだな・・・」と思いながら話をするのでは、態度と判断に大きな違いがでてくるしょう。

言葉がつたないことは、そのことを知らないからわからないということばかりではなく、その言語を使用することが不得意という場合があり、それは知らない、わからない、ということとは違います。そのことを頭の片隅においておくと、言語の違いがあっても、お互いの気持ちや伝えたいことがより伝わるかもしれませんね。
 

多文化共生時代の出産事情

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「シンスイ?進水?あぁっ神の水、神水。それってどこにあるんですか?」
 
藤原ゆかりさん 助産師、看護師。
多文化医療サービス研究会(RASC)の共同代表
http://www.rasc.jp/

 
 
みなさんも聞いたことがあるかもしれない中国人女性のお話です。

わたしが出会った中国人の女性は、からだを温めることを大切にしていました。彼女の出産は真夏のことでしたが、出産後は一度もシャワーを浴びず、さらにはベッドに横になるときは電気毛布を使用するという徹底ぶりでした。出産は大仕事ですごく汗をかきます。そのため、通常、日本ではお産の翌日からシャワーを浴びることが多いです。そのためその女性のことを「なんて横着で不潔な人だろう!」と思っていました。


そこである日、「シャワー浴びませんか?気持ちいいですよ。」といってみました。すると「とんでもない!」とびっくりした表情。話を聞くと、彼女の出身地方では、出産後に入浴することによって体力が消耗し、のちに病気になるか死期が早まるので、出産後の1ヶ月間は入浴を禁止されているというのです。そこでわたしは、「じゃあ・・・シャンプーだけならどうですか?」と。だって、髪の毛が束になって固まっていたんですから・・・!

「シャンプー!?だめだめ?シンスイがあればするけど。」

「シンスイ?進水?あぁっ神の水、神水。それってどこにあるんですか?」

「中国。」

「・・・・それはそうだ・・・。」

 女性とわたしの会話は漫才のようでしたが、偏見をもつのではなくちゃんと話をすることで、彼女の価値観や日本以外の国の出産への考え方・習慣などを知るきっかけになりました。この女性は、結局シャワー浴はしませんでしたが、水を使用しない泡のシャンプーで洗髪しました。つまり彼女の文化的な欲求と看護がうまく交渉できた、ということでしょうか。しかし、このように知り得た文化的な習慣が中国人全てに共通するものではありません。同じ中国でも地方によって出産に対する考え方が違うからです。またそれ以上に国籍や人種を超え、人間はだれでも個性があります。違う機会に出会った中国人女性は、母親にシャワーを浴びることを強く禁止されていたのですが、「どうしても浴びたい。こっそり入るから母には内緒にしてほしい」と訴えてきたのです。


文化や習慣は伝統として受け継がれていきますが、しかし時代によってその内容は変化し解釈も異なっていきます。またその習慣を受け継いだ人によっても文化は風貌を変えてしまいます。つまりその人によって持つ文化は異なるということです。看護の世界ではその人の欲求にあった看護を提供することを最大の目標としています。つまり個別性を大切にしているのです。個別的なケア‐これこそ、その人のもつ文化を考慮して提供されるケアですね。看護って時代をよむ先見の明がありますね(笑)
 

水研究の先進国、日本  解明されてきた水の可能性

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水研究の先進国、日本  解明されてきた水の可能性                      

日本は、水の研究においても、世界に注目される数々の業績を残している。

『還元水』の重要性とその可能性にいち早く注目した、九州大学の白畑教授は、十分な研究費もないまま、30年以上に渡り、水の分野での先進的な研究を続けた。そして、その実績が評価され、ノーベル生理学医学賞の決定機関としても有名なスエーデン・カロリンスカ研究所で、共同研究を行うまでに至っている。

 

また、2014年10月に永眠されたが、水に様々な言葉を聞かせ、その影響が現れた水の結晶の撮影に、世界で初めて成功した水の研究家、江本勝氏。

『愛 感謝』という言葉を聞かせた水が美しい結晶を見せたりする、現象は、写真集として発表され、350万部を超えるベストセラーになり、80カ国以上で翻訳された。

『水は記憶する』『水には意識がある』ということを誰でもがわかりやすく伝えたとして、世界の水研究の学会の研究者や多くの宗教家からも大変評価が高い。そして、この『水は意識がある』という考え方は、最新の量子力学とも相通ずるものがあり、自然との調和の考え方を理論的に肯定するものとして、様々な分野で注目されている。

そして、上記で紹介したエネルギー問題の解決に向け、大きな期待の出来るSFW(Sosei Fuel Water)。今までのエマルジョン燃料(乳化剤を使って、油と水を混ぜて作る燃料)とは、まったく違い、水そのものを、エンジンに混合して燃焼させる今までの常識を覆すものだ。導入も他の自然エネルギーの装置などと比較すると非常に簡単で格安、そしてすぐに大きな削減効果が現れるのが特徴だ。

しかし、幾ら素晴らしい研究結果が出ていても、革新的な考えがあっても、既成概念や科学的な一般常識にこだわれば、新しい時代を切り開くことは出来ない。

多くのノーベル賞受賞者の会員を持つ『世界賢人会議』の会長である、アーヴィン・ラズロ博士も、著書『COSMOS』の中で述べているが、宇宙の性質や歴史についても、現状の科学の知識で解明されていることは、わずか4%に過ぎないそうだ。また、水に関していえば、水だけが、固体、液体、気体で存在し、循環しているが、そんな身近なことですら、また科学的にははっきりと解明されていない。現状の科学的な常識のみにとらわれると、革新的な真実を安易に批判し、見逃すことにもなるだろう。

 

今こそ、人間本来の自然と共生する生き方を日本人が、世界に示し、奪い合うのではなく、分かち合う精神で、世界平和に貢献することがまさに望まれていることではないだろうか。



 

1 日本からはじまる、価値観の大転換

2 『私たちは、水を通してつながっている』

3 『今世紀最大の科学的発見といわれる第四の相・液晶水とは?』

4 注目の『還元水素水』、驚くべき可能性!!

5 還元水を使った、航海実験で、40%の油の削減に成功!! 

 
 

大阪から日本が変わる!! 

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大阪から日本が変わる!! 

大阪の知事と市長のW選挙は、日本全国の注目を浴び、市長選では何と投票率が60%を超えた。これは、政治に関心の低かった20代・30代の若者の多くが自分たちの未来に対して危機感を持ち、投票に行ったからに他ならない。大阪紀伊国屋書店でも、橋下大阪新市長と堺屋太一(元経済企画庁長官)の共著、『体制維新』がランキング1位になっていた。

 

 


そこで、今回は、60%を超える投票率に大いに貢献した、学生維新の会の代表市橋拓(ひろし)さん(関西学院大学4年)に話を聞いた。



どうして学生維新の会を始めたのか?

『ドット・ジェー・ピー』という議員インターンシップを経験しましたが、その時に、次の世代にどんどん付けを回している今の政治の姿勢に疑問を持ち始めました。しかし、そのことについて若者があまりに関心が無い。そんな状況を何とかしようと、学生と議員の交流会を計画しました。そこで、学生より当時の橋下元大阪府知事とイベントをやりたいという希望が多くありましたので、知り合いの議員さんに頼んだり、直接府庁に提案書を持っていったりしましたが、中々意見が届きませんでした。そんな中、『経済人・大阪維新の会』の発足会にボランテイアとして参加するチャンスがめぐってきました。そこで、橋下さんの講演があり、質疑応答の時間があったのですが、少し沈黙の時間があったので、挙手をして、質問の機会を得ることが出来ました。
そこで、私たちが大阪の学生を集めるので、『大阪はどうあるべきかを語ってほしい』と知事に直接頼んだところ、知事自身より、『学生維新の会をやってください』と直接頼まれました。思わず会場から拍手が沸き起こり、私の大阪維新の会との関わりが、橋下元知事の言葉で事実上始まりました。そして、生野区、福島区の補欠選挙で、仲間を集めてポステイングの手伝いを授業の合間にしたことを認められて、2010年10月13日に、橋下元知事も同席の上、学生維新の会が公式に発足したんです。

市橋さんは、驚くほど真面目にひとつのことに向かい合いあいますが、どうしてそこまで
頑張れるのですか?


高校時代に、在日韓国人の友人が帰化しようか悩んでいた時に、一緒に韓国に行ったことがあるんです。そこで、同世代の若者が流暢な英語で真剣に自分の国のことを話す姿に驚きました。また20代の若者が徴兵制があることもあり、とてもたくましく見えました。自分たちはこのまま、ぬるま湯に浸かっていていいのかという思いが日々強くなったように思います。また、幼い頃より祖父が、国の為に戦って尊い命を失った人たちの話をよくしてくれたことも影響していると思います。私たちが安心して今ここにいるのは、日本を作ってくれた人たちのお蔭ですから、私たち若者も感謝の気持ちを持って、日本の国の為に行動しないといけないと思います。政治は特別なことではなく、みんなの未来に関係のある大切なことです。私たち若者が当事者意識を持って、世の中を良くするためにどんどん政治に関心を持っていけば、必ずその気持ちに答えることが出来る人が日本中で現れてくると思います。

 学生維新の会 発足式就任。800名の前で演説する市橋さん



『若者よ!!当事者意識を持とう!!』

5:08から市橋さんの若者へのメッセージがあります

 

市橋さんは現在就職活動をしているが、将来のリーダーを探している企業ならどこでも採用を検討するであろう。彼のような学生が大阪維新の会を影から支えていた事実を知り、とてもうれしくなった。

 


 



 

外国人にも住みやすい日本にして行こう!!

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業界団体が主催する留学生のための
実践型インターンシップが始まる!!
日本に住む外国人の数も200万人を超えた。東京都新宿区では、10人に1人が外国人だ。しかし、外国人が家を借りるのは相変わらず簡単ではない。その状況を変えていこうと、業界団体が動き出している。日本賃貸住宅管理協会(日管協)だ。

1000社以上の会員数を誇る財団法人は、10年以上前からこの問題に取り組んでおり、外国人入居促進のためのガイドブックやDVDを自主的に製作、テレビや大手マスコミでも大きく取り上げられた。今や日管協は、不動産業界の国際化を先頭になって牽引しているリーダー的な存在だ。

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外国人入居の決め手 6ヶ国語によるDVDの紹介


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日本人と外国人社員による  パネルデスカッション

その日管協が日本で初めての取り組みをスタートする。留学生のためのインターンシップだ。これまでのインターンシップは、企業が単体で行うものであったが、業界団体自体が主催するのはおそらく前例のない取り組みであろう。日管協の会員企業が管理する住宅は、約300万戸(UR都市機構77万戸の約4倍)。業界全体にも大きな影響を及ぼすことであろう。

夏休みに1ヶ月間に渡って行われるこの実践的インターンは、留学生に実際の不動産業務の一端を担ってもらい、語学を生かしながら業界の国際化に一役かってもらおうというものである。
経済的には決して恵まれているとはいえない留学生たちから、無償にも関わらず、定員を上回る多くの応募があった。

5月11日、東京で行われた日管協主催のフォーラムでは、今までの日管協の外国人入居に関する取り組みの紹介と共に留学生インターン制度についても紹介された。
テレビやマスコミでも取り上げられたその記念すべきフォーラムに参加した留学生と日本人学生にそれぞれ感想を聞いてみた。

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留学生を代表して挨拶する張君 

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早稲田大学のスタント教授からのお祝いのビデオレターも紹介


今回のイベントは大変いい経験になりました。不動産業界の最前線で活躍している皆さんの熱意があふれた話をお聞きして、不動産業界において、なぜ外国人社員が必要なのか、外国人こそできることは何かをはっきりと知ることが出来ました。今回のフォーラムで初めてこのような会合の場でステージに立って話をして本当にいい経験になりました。このような機会を作ってくださった皆さんに感謝します。
《明治大学 2年 張新 インターンをする留学生の代表として壇上に上がった》


考え方・習慣の違う外国人と一緒に仕事をする事によって、日本にはない新たな価値観に気付くキッカケを与えられていると講演の中で思いました。世の中のグローバル化は避けられないといいます。その中で、日本企業も日本のやり方を一方的に押し付けるだけでなく、外国人の考え方でもいいところは取り入れて、誰もが働きやすい環境を作ることが大切だと思います。日本人も語学を学び、相手の国の文化を理解する。そんな相互に歩み寄る姿勢が必要でそれがより働き易い環境をつくるのだと思いました。(大東文化大 4年 新井誠 留学生の友達が増えたので彼らのことをもっと知ってみたいと参加)



不動産の業界の日本社会に与えるインパクトは非常に大きい。労働人口の約10に1人は、不動産、建設関連の企業に従事している。その業界団体が外国人留学生のインターンシップ制度を発足したことの社会的意義はとても大きい。国内外のマスコミが取り上げたのも当然のことであろう。今後ともこの制度が定着して、不動産業界から日本の国際化が本格化することを期待している