2014年にインターンシップをした留学生が社員となって活躍中!!

2014年にインターンシップをした学生さんが社員となって活躍中!!

張暁琳さん(京都情報大学院大学卒)
2014年にの夏、公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(日管協)主催の留学生インターンシップで、京都の株式会社長栄で4週間のインターンシップを終えた、張暁琳さんは、今では、本社のグローバルデスクで海外からのお客様や日本に住む外国人の人たちの住居に関する情報提供を行っている。
学生時代から得意の英語を生かして京都西陣会館などでもアルバイトなどの経験もある張さんは、大好きな京都の街の住まいを紹介するこの仕事にとてもやりがいを感じている。株式会社長栄では、現在6名の外国人スタッフが勤務しているが、張さんも、繁忙期以外は店舗で、社員への英語の講師をしながら、現場の裏方仕事も含めて経験を積んでいる。
管理部の奥野さんによると、長栄では、外国人スタッフも長い目で見て、日本人と同じように採用、教育をしているという。張さんも、不動産管理の全体像を理解するために、店舗での様々な一見雑用と思えることでも管理のスペシャリストとなるべく経験をしている。きめ細かい業務の内容を経験することは、日本の仕事のやり方、こだわりを体感することでもある。
京都は、外国人観光客もどんどん増えているので、短期で滞在する人たちの需要も増えている。しかし、まだまだ供給は十分とはいえないようだ。観光客や短期滞在者向けのサービスにもまだ手をつけていない事業者も多く、繁忙期の語学サポートとして留学生を採用しているケースはあっても、正社員として留学生や外国人のスタッフを迎えている会社はまだ少ないのが現状だ。
10年目を迎える日管協の留学生インターンシップは、実践的なプログラムとして、大学関係者からも評価を得ている。今後は、関東方面と同じように、関西、九州、東北でもインターンシップの活動をしたい学生は増えていくと思われる。将来に備えて、このプログラムを長栄としても、活用して留学生の活躍の場を広げていきたいと担当の奥野さんは語った。