アジア人度テスト ASEANの国々ついて学ぼう!!

  • 2013/02/01 01:44
特集

 

アジア人度テスト ASEANの国々ついて学ぼう!!

 

 急速な経済成長をとげているアセアン各国について、
簡単なクイズを解いて勉強してみましょう。

ASEAN(Association of Southeast Asian Nations)アセアンは、アジアの大国である中国とインドにはさまれた東南アジアの10ヶ国からなり、 日本の約12倍の面積に約6億人が住んでいます。 1967年、東南アジアの国々が協力しあい、 地域の平和と安定を守るために設立されました。 当初は、5ヶ国でスタートしましたが、徐々に加盟国が増えていき、 現在の10ヶ国「ASEAN10」になりました。(日本アセアンセンターHPより)

さて、皆さんはASEANの国々についてどれだけ知っていますか? 


クイズ1:以下のA国からJ国の国名を考えて見てください。


A国は赤道上に広がる17,000以上もの島からなる国で世界最大の群島(ぐんとう)国家です。面積、人口(世界4位)、天然資源の量はアセアンの中で最大で、石油や石炭などが日本にたくさん輸出されています。国民の約90%がイスラム教徒ですが、300もの民族が6,000もの島々に暮らしていて、言葉や文化は地域によってさまざまです。首都(A1)は、近代的な新市街と伝統的な旧市街の二つの顔を持つ魅力的な街です。

中国との深いつながりを持つB国は、( B1 )後に南北が統一されてできた多民族国家です。近年、目覚しい経済発展を遂げたB国には数多くの外国企業が進出し、活気にあふれています。衣類や魚介類など多くのものが日本へ輸出されています。
首都は、政治と文化の中心地で、フランス植民地時代に建てられた洋館や由緒ある寺院、美しい町並みなど、昔の面影を残しています。

C国は、昔はシャムと呼ばれ、東南アジアの中で植民地にならなかった、ただ1つの国です。国王は国民に大変尊敬されています。国民のほとんどは仏教徒で、男子は一生のうち一度は仏門に入り修行する習慣があります。どこへ行ってもきらきら輝く寺院が目にとまり、黄色の僧衣(そうい)をまとったお坊さんによく出会います。
日本をはじめ、外国企業の受け入れを積極的に行い、経済の発展に成功しました。日本へは魚介類をはじめ、テレビやオーディオといった工業製品などがたくさん輸出されています。首都は運河が多く、昔は「東洋のC1」と呼ばれていました。今は昔の面影を残しながらも熱気あふれる近代都市として発展しています。

D国は、菱形をしたD島と周辺の63の島々からできていて、東洋と西洋の交差点に位置します。多民族国家で、中国系の人が約80%近くを占め、マレー、インド、ヨーロッパなどの文化が調和して、独特の雰囲気をつくり出しています。東京都より小さい島国ですが、貿易・金融の中心としてアセアンの経済をリードしています。
海からの風と暖かい気候が一年中美しい花を咲かせ、ガーデン・シティと呼ばれています

E国は、11の大きな島を中心に、7,000以上の島々からなる群島(ぐんとう)国家で、「東海の真珠」と呼ばれています。アセアン唯一のE1教国で、国民の約90%が信仰しています。また、国民のほとんどが英語を話します。アメリカ、ヨーロッパ、アジアの生活様式と文化の影響を受けていて、特にスペインの文化と伝統が人々の日常生活の中に根強く残っています。

F国は、日本の約1.8倍の国土に約135以上の少数民族が住む多民族国家です。人口の約70%は(F1)族で、その他のシャン、カレン、モンなどの代表的な民族は、それぞれの名前のついた州に住んでいます。国民の約90%は敬けんな仏教徒で、国内には無数のパゴダ(仏塔)があります。お米を中心とした農業国で、人口の約60%が農業にたずさわっています。

G国は、イスラム教を中心とした(G1)文化に、中国文化とヒンドゥー教の文化が混在している多民族国家です。それぞれの民族が独自の文化や伝統を守りながら暮らしています。天然資源に恵まれ、以前はゴムや錫(すず)などが主な輸出品でしたが、急速な経済発展を遂げ、今ではテレビやコンピューターなどの工業製品を多く輸出しています。
首都は近代的なビル、庶民的な町並み、緑豊かな自然がとけあう美しい街です。

H国は、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、中国の5カ国と国境を接する内陸国で、言葉や習慣が異なる約50の民族が暮らしています。日本の本州ほどの広さに、メコン川が南北にゆったりと流れて、川のほとんどはタイとの国境線になっています。
高原、山岳地帯、メコン川といった自然に恵まれた農業国で、コーヒーは重要な輸出農産品です。国民のほとんどが熱心な仏教徒で、町のいたるところで僧侶たちの姿を目にします。

Ⅰ国は、母なる大河・(Ⅰ1)川と、東南アジア最大のトンレサップ湖の恵みによる、豊かな自然が特徴です。山岳地帯には未開発の森林も残っていて、珍しい植物と野生動物の宝庫となっています。長い間内戦に苦しみましたが、1991年に和平を実現して、現在は国を挙げて再建に取り組んでいます。日本との関係が古く、朱印船貿易時代には日本人町がありました。

J国は、三重県ほどの小さな国で、ボルネオ島の北西海岸に位置しています。
1984年にイギリスから独立して、国王によって統治されています。
石油や天然ガスなどの地下資源に恵まれた豊かな国で、天然ガスのほとんどは、日本へ輸出されています。国民の生活水準と教育水準は高く、医療費や教育費はすべて無料です。

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クイズ2:日本に来る留学生数は?

平成23年のASEAN各国からの日本への留学生数 
1位 4033人( A ) 2位 2,417人(マレーシア)3位 2,396人  ( B )
4位 2,162人( C ) 5位 1,118人( D )  6位 498人(フィリピン)
7位 326人(カンボジア) 8位 248人(ラオス) 9位 186人( E )
10位 詳細不明(ブルネイ)

ちなみに、現在の全体の1位は、中国、87533人、2位は韓国、17640人、3位は台湾4571人ですが、今後はASEANの国々の経済発展と共に留学生の増加も期待されています。
(平成23年度 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)調べ)
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答えは文章の最後にあります。↓

ASEAN Youth Network in Japan
在日アセアンネットワーク

  


在日アセアンネットワークは、日本で学ぶアセアン各国の留学生とそのOB・OGによるASEAN各国と日本の友好を深めるため2006年に、各国留学生会のメンバーが集まり創設された団体。
その活動の中でも、毎年行われているASEAN FESTAは、各国の留学生がそれぞれ歌と食事とファッションショーで自国の文化を表現する場として大変高い評価を受けている。
一日でASEAN諸国を旅したような気分になれ、多くの留学生とも知り合いになれる貴重な
イベントだ。毎年夏に行われいるので、詳しくは、http://aynj.org のHPをチェック!!

(2012年7月に行われた第7回ASEAN FESTAより)

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アセアン各国政府と日本政府が協力して設立した国際機関
日本アセアンセンター


ASEANの事をもっと知りたい。旅行に行ってみたい方必見!!

 


ASEAN  商品の展示・商談会や各種セミナー、ワークショップの開催、人材育成、ASEAN 文化交流イベント、各種出版物の発行および情報提供など多岐にわたる事業を行っている。
お問い合わせ:〒105-0004東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル 1階
Tel:03-5402-8001   http://www.asean.or.jp

国際機関日本アセアンセンターも、第3回国際紅白歌合戦の後援をしていただけることとなりました





クイズ1の答え:A:インドネシア B:ベトナム C:タイ D:シンガポール
E:フィリピン G:マレーシア H:ラオス I:カンボジア J:ブルネイ

A1:ジャワ B1:ベトナム戦争 G1:マレー I1:メコン


クイズ2の答え A:ベトナム B:タイ C:インドネシア D: ミャンマー E:シンガポール

今年の春休みは、アジアの友達の国に訪問してみよう!!

きっと大歓迎してくれるはずだ。

 

芋エネルギーで日本を再生する!!

  • 2012/11/28 12:45
特集

 

芋エネルギーで日本を再生する!!

生産性の飛躍的向上で、農業を再生し、エネルギーや温暖化の問題も解決する

一石三鳥の芋の多層栽培とは?



近年、中国、インドなどの急成長に伴いCO2の排出量の増加率も年々上がっているが、政府もエネルギー政策を大幅に見直し、CO2の25%削減の目標も取り下げた。そして、化石燃料の輸入が増加し、エネルギー価格も高騰している。また、農家も収入減で後継者不足が深刻化し、衰退の一途をたどっている。そこで、今回はCO2の増加、エネルギーの高騰、農業問題の3つの問題を一挙に解決する『燃料作物としての芋の多層栽培』という画期的な提言している近畿大学の鈴木教授に東工大で、生物理工学を専攻する金ジェホンさんがお話を聞いた。

 

鈴木 高広教授 プロフィール
近畿大学生物理工学部教授 農学博士


1959年愛知県三河農家の生まれ。名古屋大学では博士課程までの9年間を授業料全額免除で勉学に励む。学術振興会大学院特別研究員DC2に名古屋大学から初の採用。米国マサチューセッツ工科大学 (MIT)ポスドクを経て、平成元年より通産省工業技術院名古屋工業技術研究所 主任研究官。科学技術庁長期在外研究員として英国ロンドン大学王立医科大学院へ。日米・日英共同研究のリーダーを務め、平成8年より東京理科大学助教授(准教授)。4年後退職し実業界へ。のべ4社で技術経営の実践に学び、ネットで検索される化粧品学者No.1となる。2010年より実学教育の近畿大学教授。ストレスのない安心で豊かな社会を創造する「ふるさとえびすプロジェクト」を構想し研究開発と講演活動、関連省庁や企業などに支援・共同事業を呼び掛ける。専門はスマートバイオリアクターシステム。MIT時代、大学院生たちが当然のように起業する米国社会に愕然とし、「研究成果で会社を興そう」と東京理科大で学生たちを指導したが果たせず。実践経験のない知識教育は非力だった。10年間の民間行脚は発言の重みと責任、そしてIdentityのため。

 

夢をもって世界に羽ばたこう!!  廣田和子氏にインタビュー

  • 2012/11/25 11:30
特集
7000人以上の留学生を世界に送り出す国際教育の第一人者、
7000人以上の留学生を世界に送り出す国際教育の第一人者、廣田和子氏にインタビュー
中国人留学生の蒋華さんが
インタビュー
7000人以上の留学生を世界に送り出す国際教育の第一人者、廣田和子氏に慶応大学の中国人留学生の蒋華さんがお話を伺いました。
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廣田先生は今まで多くの学生を指導してこられたと思いますが、学生が大事な選択をする場合はどのようにして優先順位をつけるといいと思いますか?


A:私はあまり物事に優先順位をつけません。逆に直感をとても大事にしています。
真剣に考えると本当に必要なことが自然と浮かんでくるような気がします。
そのことに対して正直に行動するようにしています。


Q:日本にいる外国人が日本の生活を有意義に過ごすにはどうすればいいと思いますか?


A:大切なことは、日本に来た目的を忘れないこと。いいことも悪いことも色々なことを経験すると思いますが、受け止め方ひとつで、全てが有意義な経験になりますよね。
私たちも多くの学生を海外に送り出していますが、留学しなかったことに対して後悔している人はいるけれど、留学したことに関して後悔している人はいないですね。みなさんも日本に来たときはおそらく大きな夢を持って来たと思うので、それを信じて前向きに生活していってください。たとえ今つらいことがあったとしても、将来必ずその経験は生きてきますからしっかりと受け止めてどんどんなんでもチャレンジしてください。


Q:私は日本に来て8年になりますが、日本にいる外国人たちはどのような点に注意して日本語を勉強したらいいと思いますか?



A:日本には『表現しなくても理解しあえる』という精神的な文化があります。また、特徴としてはっきりとした表現を避けたり、細かい気持ちを察する表現などが多いですね。
『細かい心遣い』を表現する日本の独特な文化の理解につとめることが日本語の上達に結びつくと思います。茶道や日本料理を見ても、とっても繊細な作法や言葉以外での表現方法があります。そのことを理解することも大切だと言えますね。
 
 
 

廣田和子氏プロフィール

廣田和子氏プロフィール

 


NIC International College in Japan 代表

 

財団法人国際教育協会 常務理事

 

レイクランド大学ジャパンキャンパス理事

 

米国TOEFL理事会理事(2001-05)

 

米国ハーバード大学教育学大学院MLE課程修了

 


高校卒業後、米国ミズーリ州オザークス大学へ留学。卒業後、米国にて青少年カウンセリング業務に従事。1988年ネバダ州立大学日本校開設にともない常任理事就任、学生カウンセリングを担当。1994年ネバダ・カリフォルニア大学国際教育機構Japan(現NIC International College in Japan)常任理事、2003年同機構代表に就任。1997年文部科学省大臣官房所轄財団法人国際教育協会常務理事に就任。2000年ハーバード大学教育学大学院MLE課程修了。2001年米国TOEFL理事会理事に就任。約20年間、国際教育に携わり、クリティカル・シンキングを基盤にしたヒューマニズム教育を推進し、感性と知性を育てる教育を実践。6500人以上の留学生を送り出す。
 

学生の無限の可能性を引き出す  ROCK CHALLENGE

  • 2012/03/29 18:42
特集

 

 

学生の無限の可能性を引き出す


世界130万人以上の若者が参加した伝説のイベント
『ROCK CHALLENGE』

 




『ROCK CHALLNEGE』・・1988年、オーストラリアで始まった若者の『健全なやる気』を引き出すイベントで、UNESCOやWHOなどでも認知され、今では、『パフォーマンスの甲子園』として全国でテレビ放映されている。また、オーストラリア以外でも、ニュージーランド、イギリス、ドイツ、日本、南アフリカ、UAEなど120箇所で公演されている。世界でもまれに見る高校生が主体になって全てを作り上げていくイベントとして、多くの国際教育機関で世界最高の『健全教育プログラム』と高く評価されている。

グローバルコミュニティーにて3月よりインターンとして活動しているドイツ人留学生のアンドレスさんがプロデューサーのディスタシオさんにお話を聞いた。

 



Q1:(アンドレスさん)ROCK CHALLENGEがこれほど長期に渡り、学生達の心を捉えた原因は何だと思いますか?


A1:(ディ・スタシオさん)ROCK CHALLENGEは、学生達が全てにおいて、自分達で考え、壁にぶつかりながら、みんなで協力してひとつのものを作り上げる楽しさを体験できる機会を与えています。
もちろん、音楽、ダンス、演出などの専門家が手助けをすることはありますが、あくまでもアドバイザーで、主役は学生達自身です。私たち教育者は、学生達の可能性を少し、低く見ているところがありますね。
教育とは、彼らの無限の可能性を引き出すことだと思います。私たちはパフォーマンス集団ですが、あくまでもアドバイザーの役割以上ではありません。彼らの可能性を信じて、最高のパフォーマンスの舞台を提供することに集中します。プロが演じるのと同じステージに立つことが出来る喜びを,彼らにも味わってほしいと思います。

 



Q2:このイベントを日本で行おうと思われた理由は何ですか?またこれからの活動の抱負を聞かせてください。


A2:オーストラリアなど欧米系の国での学生の一番の問題は、過度の飲酒、喫煙、覚せい剤、不特定のパートナーとの異性行為などです。学生達がエネルギーのはけ口を安易な快楽に求めていることです。これは大きな社会問題になっており、例えば、南アフリカなどは、高校生の15%がHIVのキャリアであるといわれています。一方、日本の学生の問題は、少し違います。彼らの一番の問題は、『空気が読めない』つまり社会的にどのように振るまっていいのかわからないということです。学生達の能力を測る物差しが画一化されて、彼らから自由な考えや発想を奪っているように思います。
あと、日本のあまりにも商業化されている大衆向けのショービジネスに対する『アンチテーゼ』という考えもあります。未成年の子供達がCDセールスの為に性的に利用されているような今の状況は、ある意味『放射能』より危険だと思います。

日本での活動は2006年より5回のステージを行って来ました。まだまだ日本ではインターナショナルスクールの学生さんが中心ですが、年々一般の学生さんの参加も増えて来ています。日本でのパフォーマンスの特徴として今後はもっと日本の伝統的な音楽を取り入れて行きたいと思います。その事により、海外に日本の伝統芸能を紹介することも出来ますね。《修正 改行無し》日本の伝統的なパフォーマンスはプロデューサーの私から見ても品格があり注目を浴びると思います。今の日本人の学生のパフォーマンスはHIPHOPなどのアメリカの影響が大きい様ですが、彼らの魂にも触れることが出来る精神性が日本の伝統文化にはあると思います。
私の夢は、日本のいたるところで Rock challengeが 行われ日本の高校生がオーストラリアの学生の様に自分を自由に表現する楽しさに気づいてくれることです。

日本人女性と結婚しているディスタシオさんは心から日本の学生たちのことを心配し、健全なフォーマンスの力で彼らを救いたいと思っている.10月に行なう第二回の国際紅白歌合戦でも喜んで協力してもらえることになった。『ROCK CHALLENGE』がより一層日本でも認知され、参加する学校が増えて行くことを願っている

インタビューをした、Andreas Steiner(ANDIさん)独協大学交換留学生の感想


Rock Challenge について全く知識が無かったので少しインタビューn前に、下調べをしたが、ディスタシオさんにお話を聞いて本当に驚いた。彼のような人がもっとNPOなどの非営利組織で活躍してほしいと思った。彼は、今若者が抱える問題を良く理解しており、本気でその問題を解決しようと果敢に挑んでいる。プロジェクトを通して、若者に大きな舞台でチャンスを与え、自分自身の力で誘惑を跳ね返すことが出来ることを示そうとしている。また性的に乱れた現代のポップ音楽に対する警笛すら鳴らしている。ROCK CHALLENGEを全世界に広げて行こうとされている姿にとても感銘を受けた。今後もこの『想い』が今以上に多くの支援を受け、またディスタシオさんの益々のご活躍を願っている。

 

2012年のROCK CHALLENGE JAPANの様子はこちらからご覧いただけますhttps://www.yokosojapan.net/article.php/rockchallenge2012_event_ja

ROCK CHALLENGE JAPAN 公式サイト  http://www.rockchallenge.jp/

元祖ソーシャルビジネス!! 荻野政男氏インタビュー

  • 2012/02/04 16:17
特集

 

元祖ソーシャルビジネス!!


『FUKUSHIMA』をあきらめない気持ちを世界に発信



3.11の震災後、多くの人たちが『人と人の絆』の大切さを再確認した。今回は、福島県いわき市出身で、震災復興の支援活動もしながら、本業でも外国人の住居支援などの社会的事業を展開する株式会社イチイの荻野政男社長に留学生の施寅傑(シインケツ)さん(左・中国)と李相濬 (イサンジュン)さん(右・韓国)がお話を聞きました。



荻野政男氏 株式会社イチイ社長・日本賃貸住宅管理協会(日管協)国際交流委員会委員長 大学時代に欧米各国に滞在した経験から帰国後、外国人のための住居を提供しようと不動産事業を手がける。今では業界発展のため、外国人入居支援セミナーや留学生インターンシップの導入なども行う業界の先駆者的存在。3.11の震災後は、いち早く出身地の福島いわき市で、『ふくしま国際メディア村』を立ち上げ、いわきの人たちを勇気つけようと地道な活動を続けている。




Q:(シさん)外国人の住居の問題に関心を持ったきっかけは何ですか?


A(荻野氏)学生時代にアメリやイギリスを旅したり、部屋を借りて住んでいたこともありますが、そこで、色々な形態の住まいを見たことがきっかけですかね。泊まったゲストハウスなどでも色々な国の人たちが年齢・性別・国籍に関わらず大きなリビングで楽しそうにくつろいで会話を交わしている。とても刺激的でしたね。そこで、日本に帰ってから手始めに外国人が住める住宅を探したんです。しかし、大使館員や外資系の重役が住むような家賃が100万もするようなもの以外当時はありませんでした。困ったので、仕方なく古くて日本人が借りようとしないアパートの大家さんと交渉しながら少しづつ外国人に部屋を貸してくれるところを探していきました。ある日、大学教授の住まいを一緒に探しに何件もの不動産業社を回りましたが、外国人だというだけでほとんど門前払い。たとえ社会的に信用のある人であっても外国人であれば、こんなに部屋探しが大変なんだと実感しました。そのとき以来、この入居に関しての差別をなくしたいと本格的に取り組むようになりました。その後、外国人も増えていく中で事業は伸びていき、大型の社宅を転用して100名以上住むことの出来る海外で見たようなゲストハウスを作ることも出来るようになりました。今ではゲストハウスも社会的にも認知され、数々のメディアでも頻繁に取り上げられるようになりました。

Q(イさん)今、荻野社長は、日本賃貸住宅管理協会(日管協)でも国際交流委員会の委員長として業界にも色々と新しい提案をされていますね。



A(荻野氏)そうですね。不動産業者としてのプライドもありますね。私の実家も大家をしていたので、子供の頃は長屋のようなところで他の入居者と仲良く暮らしていました。昔の話ですが、当時の大家さんは、仕事を探したり、結婚相手を紹介したりと住人のために生活の面倒も見ることも仕事のひとつだったんですね。大家は入居者に家賃を継続して払ってもらって生活をしているわけですから、それはお互い様なんですよ。そういう役割を元々不動産業者(大家)はしていたんです。ビジネスだけでは割り切れないコミュニティーを大切にするソーシャルビジネス的な発想がそこにはあるんですね。その考えが根底にあり、国際交流委員会としても外国人の人たちが部屋を借りやすい状況を作ろうと、業者向けのセミナーをしたり、多言語の入居案内のDVDの作製、また留学生のインーンシップを開催したりしています。



Q:(2人で)インターン中は本当にお世話になりました。私たちもお手伝いをしましたが、ご出身のいわき市の支援もやはりそのような考えが根底にあるのですか?
また現地に行かれて活動をされてみての感想はどうですか?


A(荻野氏)いわき市にも営業拠点があるし、私の親戚や友人も大勢住んでいます。困った時はお互い様。被災地に親戚や友人がいる人は行動をするしないに関わらず思いはみんな一緒だと思います。いわきの人たちに少しでも元気になってもらおうと、去年の8月と年末に歌や踊りのイベントを多くの市民や有志に参加してもらって行うことが出来ました。原発のせいで、多くの家族が離れ離れになって住んでいますが、少しでも参加者みんなの絆が深まればと思います。その様子は、USTREAMでも中継され日本全国、海外でもいわきを心配する仲間たちが見てくれました。

Q:(2人で)最後になりましたが、今の若者に望むこと、またこんな人なら一緒に仕事がしたいという人はどんな人ですか?

A:とにかく、若いうちに海外を見てくることが大切だと思います。そして出来るだけいろんな人と関わってどんどん世界中に友達を作ってください。あと、一緒に働く仲間に求めることは、好奇心とチャレンジ精神ですかね。それと、不動産の仕事も時代のニーズと共にどんどん変化していきますが、いつの時代も思いやりのあるコミュニケーションが基本です。住まいを通じて人を元気にしたいという気持ちに共感してもらえる人ならぜひ、一緒に仕事がしたいですね。

留学生が日本に来て一番はじめに関わるのが、日本語学校の教師と不動産業者だといわれる。30年以上も前に心に誓ったことを不動産業界の先駆者として一途に一歩一歩実現してきた荻野社長。仲間を思い福島の原発問題にも本気で関わる姿は、まさに元祖ソーシャルビジネスの経営者だ。




 

ただ、愛する人たちを助けたい 西條剛央氏インタビュー

  • 2011/07/30 18:06
特集

 

 

ただ、愛する人たちを助けたい


目の前の人を助けたいという本気の気持ちが起こした奇跡。

3.11の大震災後数ヶ月間、役所などに送られた救援物資が必要な人のところに効率的に届かないという問題があったが、そんな中、物資を受け取りたい人に直接必要なものが届くというシンプルなシステムを考え実行に移したのが、『ふんばろう東日本支援プロジェクト』(以下『ふんばろう』)代表の西條剛央(サイジョウタケオ)さんだ。また、西條さんはその方法をツイッターで何万という人たちに瞬く間に伝え、救援物資の配送のあり方に革命を起こした。被災地の人たちの間で、今一番頼りにされている人物の一人に、今野英太郎さん(レイクランド大学ジャパンキャンパス)、郭伊如さん(上智大学)がお話をお聞きしました。



   
早稲田大学で行われたライブトーク    研究室でインタビュー



(今野)私も実家が石巻市で1ヶ月半に渡りボランテイアで瓦礫の整理などをしたのですが、現地のリーダが不在で大変な思いをしました。西條さんが、現地に入って活動をする中で一番強く感じたことは何ですか?


(西條)今までにだれも経験したことのない程の震災ですからね。『行ってみないとわからない』と簡単に片付けたくありませんが、私の想像をはるかに超える被害でことばを失ってしまいました。私は大好きだったおじを亡くし、また親族や友人たちも大きな被害を受けました。現地で活動をしていても、『がんばって』という言葉はかけづらいです。もう、みんな十分に悲しい気持ちを抑えてがんばっていますからね。暑い避難所の中、今でも扇風機すら十分にない生活をしている人がいる状態です。まだまだ私たちがやらないといけないことはたくさんありますよ。

(今野)『ふんばろう』の活動が、短期間に多くの人たちに広がった原因は何だと思いますか?

(西條)私の研究している『構造構成主義』に基づき、現地の状況をよく把握して、出来るだけシンプルに支援活動をしたからだと思います。支援物資を送るためのマッチングサイトはすでにありましたが、被災地ではインターネットにアクセスして情報を得ている人は少数派です。私たちは避難している人のところに直接行って、必要なものを聞いてリストにし、サイトにアップしていきました。
宅配便が通じていたのも幸いして、サイトを通じて物資を受ける人と送る人が直接結びつき、やがてそれが単に『物資を送る行為』から、『物資を受け取る特定の個人を助ける思い』に変っていき、支援する気持ちも強くなっていったと思います。被災地の状況を現地から伝えるには、ツイッターは大変役に立ちましたね。被災地の生々しい情報が拡散するスピードに『人々の被災地の人を助けたい』という気持ちが乗っかり、あっという間に『ふんばろう』の仲間が加速度的に増えていきました。あと、少々うまくいかないことや批判などがあってもそれが5%ぐらいであれば、あえて目をつぶって、どんどん計画を進めていきました。『ただ、被災者のためだけに』という思いを貫いていったことがよかったと思います。



(郭)学生として震災に対してどのように取り組めばいいと思いますか?


(西條)私も周りの学生には、とにかく、現地を見てきてほしいと言っています。今の若者たちの恵まれた環境では、人の痛みや深い悲しみに共感する気持ちを育んでいくことが難しい人もいると思います。しかし、現地を一度見てきた人は、明らかに支援に対する気持ちが変わっていきます。ボランテイアの活動をしているうちに心の底から何とかしてあげたいという気持ちも湧いてくると思います。私は、ボランテイアと思ってこの活動をしていません。ご飯を食べるのと同じくらい自然に、とにかく現地の人を助けたいという思いで行動しています。多くの仲間も同じ気持ちだと思いますね。
震災後すでに4ヶ月がたちましたが、被災地ではまだまだ復興というには程遠く、皆さんの継続した支援が必要とされています。緊急を要する『ガイガーカウンタープロジェクト』『家電プロジェクト』や新たに立ち上がった『エンタメ班』『学生班』なども活動を開始しています。就職のための勉強も大切だと思いますが、キャンパスでは学べない、生涯忘れることの出来ない出会いや経験を『ふんばろう』の活動を通して皆さんにしてほしいですね。


西條剛央(たけお)氏・・早稲田大学大学院(MBA)専任講師。専門は心理学や(科学)哲学。「構造構成主義」というメタ理論を体系化。実家が仙台なので犠牲になった人たちのためにも今の自分にできることをしたいと思い『ふんばろう東日本支援プロジェクト』http://fumbaro.org を立ち上げる。
構造構成主義研究会の公式ホームページ
http://sites.google.com/site/structuralconstructivism/
twitterID:@saijotakeo (follower:17,532)

 

インタビューした学生の感想


今野英太郎さん

西條先生のおっしゃっていた、’ボランティアをしていると思った事はない’。というのがとても印象的でした。自分もそのように感じていてよく人に’がんばってるね’ とか ’偉い’ などと言われますが、友達、親戚が苦しんでいたらそれを助けるのは人間として当たり前の行動であり、むしろ犠牲になった友を思えば何もしてあげられなくて申し訳ないというのが正直な感想です。そのような事に改めて気づく事ができました。



郭伊如さん

多忙のところにインタビューの時間を作ってくださった西條先生にとても感謝しています。直接話ができて、大変光栄でした。インタビューの中に、一番印象的だったのは西條先生が言われた「私はボランティアと思って活動しているのではなく、自分ができることを困っている人にやってあげたいだけです」という言葉でした。こういう考えがあるからこそ、いろいろ実現できたと感じました。今被災地の状況もまだまだ楽観できないので、より多くの方々が被災地に注目していただきたいと思います。小さなことからスタートしても、みんなの力を合わせれば大きな効果があると思います。

今野英太郎さん

西條先生のおっしゃっていた、’ボランティアをしていると思った事はない’。というのがとても印象的でした。自分もそのように感じていてよく人に’がんばってるね’ とか ’偉い’ などと言われますが、友達、親戚が苦しんでいたらそれを助けるのは人間として当たり前の行動であり、むしろ犠牲になった友を思えば何もしてあげられなくて申し訳ないというのが正直な感想です。そのような事に改めて気づく事ができました。


ふんばろう東日本支援プロジェクト

 



1:「必要なものを必要な分、必要とする被災者に送りたい」7月20日現在で1,100ヵ所以上の避難所や個人避難宅に計1万5千回以上物資を送り届けています。家で余っているものを送っていただくのはもちろんのこと、Amazonの欲しい物リストと連動させることで世界中から支援が可能になっています。

2:家電を集めて被災者に大量に送り届けるのが「家電プロジェクト」です。家で使っていない家電を被災地に送ってあげることにより、被災者は生活を取り戻して いくことができるのです。また「お手紙プロジェクト」や「傾聴プロジェクト」といった後方支援と連動させることにより、被災者のメンタル面のケア にもつなげていきます。

3:被災地で最も需要がある重機免許を、被災者に無料で取得してもらえるよう支援しております。3万円の支援金で一 人に重機免許を与えることができます。3万円の生活費はすぐになくなってしまいますが、重機免許があれば300万円を稼ぐことも可能になるのです。もちろん、ただでさえ経済が冷え込んでるなか、就労機会の確保にはそれぞれの事業主様のご協力も必要です。これからも中長期的な視野に立って、支援を続けて行く予定です。

4:専門家による正しい放射線量測定の仕方や読み取り方の講習を受けてもらい、ガイガーカウンターを集めて必要としている地区(小学校、保育園)に貸し出し、各自が生活空間の相対的な安全度をチェックできるように支援します。そのためにはガイガーカウンターが必要です。6万円あれば1台のレンタル用ガイガーカウンターを入手できます。100台あれば一日に100家庭に貸 し出すことができます。台数が揃えば揃うほど多くの方に貸し出して、生活エリアの安全をチェックしていただくことができるのです。

その他にも多数のプロジェクトを立ち上げ、ただただ「被災者支援」だけを見つめて行動していきます。皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いします。


「ふんばろう東日本支援プロジェクト」 http://fumbaro.org/
 

新しい価値観を日本から発信していこう !!

  • 2011/05/29 15:44
特集

 

 

 

新しい価値観を日本から発信していこう !!

WORLDSHIFT:
今こそ新しい価値観への転換を!!

 


(WorldShiftのロゴ)

自分の置かれている状況を何とかしたいと思い、心ある人達が行動を起こしている。教育、経済、環境、医療、新エネルギー、共同体の思想など自分の関われる小さなことからはじめていきましょう!!

一人ひとりの生活の仕方を、お金の軸から命の軸へ、仕事中心から家族や自然環境などの命中心の軸へ。「いい学校に入って、いい会社に入るには?」「どうしたらもっと経済的に豊かになれるのか?」そのような価値観から、「本当の幸せって何?」「助けあって生きていく幸せ」を大切にする世の中へ。3.11の大きな災害で命を落とし

た人たちの為にも、一人ひとりが少しずつ生活のスタイルを変えていきながら、未来の子供たちの為に新しい価値観を築いていこうと行動を起こす時がまさに今です。
私たちの世界は今、「緊急事態」にあります。そしてこの世界的な危機は、より深刻な問題につながる兆候でもあります。 気候変動、経済破綻、エコシステムの崩壊、人口過密、水と食料の不足、資源の枯渇、原子力などの脅威。遅かれ早かれ、そうした危機はすべての人類に例外無く影響を及ぼします。このまま持続不可能な道を突き進めば、今世紀の中頃までに地球の大部分は、人間をはじめ多くの生物が生息できない場所へと変わり果てることでしょう。しかしながらエコロジカルな惨事、もしくは宗教や地政、資源をめぐる衝突が引き起こす戦争の悪化などによって、総合的な体制崩壊はもっと 早く訪れるかもしれません。
こうした脅威は現実のものです。この世界的危機の原因となるものは、ここ数十年、ますます勢いづいて、近いうちに取り返しがつかなくなります。そのタイムリミットは今世紀末と見られていましたが、今世紀の中頃、20年以内、10年、5年とどんどん早まっています。今、わたしたちは、わたしたち自身と、世界についてどう考えるのか、ということが問われています。これまでとは違う考え方が早急に求められる今は、同時に、新しい価値観や優先権を再考するチャンスでもあります。人々と自然が調和の中で共存するために、私たちが相互連携していることを理解し、新しい方向へとシフトするチャンスなのです。
日本・日本人の役割とは?
本来の日本は自然と共にあり、協調や協力を重んじてきました。しかし戦後、日本は急進的に産業を発展させ、物質主義にシフトしました。今、もう一度本来の 「和」の精神を見直し、それをテクノロジーと融合させ、最新の知識と伝統的な価値観を併せ持つ新しい文明を開いてゆくことが求められています。(http://www.worldshift.jp/  ワールドシフト宣言HPより)


『WorldShift Forum 2011 -シフトを、日本から。-』の動画は、ワールドシフト・ネットワーク・ジャパンHPからご覧頂けます。


 
一昔前まで、日本人の大多数は農民であり自然に感謝し、畏敬の念を持って暮らしてきました。しかし、戦後の急激な産業発展で、日本の精神文化は失われ物質主義が蔓延するようになってしまいました。3.11の大災害は、日本人が本来大切にしてきた考え方を共有する大きなきっかけになるでしょう。今でも10万人を超える人達が不便な生活を強いられ、原発の問題も未だに解決したわけではありません。しかし、世界中の人達が、だれを攻めるでもなく震災に立ち向かう、日本人の「我慢強さ」「自己犠牲の精神」に驚き、敬意を示しました。WORLDSHIFTを加速させるには、日本人の本来持っている『自然と共に暮らす価値観』を『日本』から、『FUKUSHIMA』から発信することが大切だと思います。

 



 

 

東京から日本を復活させる

  • 2011/03/29 14:35
特集

 

東京から日本を復活させる

 


経営者から転身。

政治の世界に挑戦する『渡邉美樹』氏にインタビュー  

渡邊氏は若くして外食事業で成功し、介護、農業、医療、教育などの分野でそれぞれ独自のスタイルで厳しい事業環境を改革しながら事業を伸ばしてきた。その中で規制という政治の壁にぶつかり、経営力で日本を復活させると東京都知事選に立候補。既存の政治家ではありえない『無関心NO』、『夢とありがとうが世界一あふれる東京に』というメッセージで若い人たちを中心に心をつかむ渡邉氏に、母校明治大学の後輩張新君がお話を聞いた。



Q1:立候補しようと思われた一番の理由は何ですか?
A1:13兆円という予算を持って、都民1300万人の皆さんに喜んでいただけるよう、『東京を経営したい』と思ったからです。私は、外食、介護、農業、医療、教育などの分野で事業を起こし、27年間増収増益の業績を上げてきました。経営者の視点を持って、徹底した業務の効率化、ムダの削減などに取り組めば、もっと効率的に東京都の運営を出来ると思っています。

Q2:東京の高校生の10人にひとりを留学させたいという考えに私も大賛成ですが、どのようにすれば、多くの若者が海外を目指し、自分の可能性を広げようとすると思われますか?
A2:現状では、夢物語に聞こえるかもしれませんが、学生たちを支援する体制をしっかり作れば、10人にひとりが留学することは十分に可能だと思います。多感な高校生の時に世界を見ることで子供たちの無限の可能性を広げていくことが出来ると信じています。先進国の中で日本だけが海外で学ぼうとする人が減っている。この現状を変えていくことは、未来の日本には本当に大切な事です。

    

Q3:東京都民は、東京が『観光都市』という意識があまりないと思いますが、観光都市として東京を魅力のある街にするには何が一番必要だと思いますか?

A3:東京という街をブランドにしたいですね。東京といえば、これだという思い出の小箱を作っていきたいと思っています。『ファッション』『アニメ』『グルメ』他東京には世界の人が注目する多くの魅力があると思います。私を都知事にしていただいたならば、現在700万の観光客を倍の1400万人にしたいと目標を立てています。東京都民の人たちに東京の魅力にもっと気づいてもらい、外国人の観光客を暖かく迎える雰囲気を東京に作っていきたいと思います。

  
Q4:夢に向かって頑張っていても、中々うまくいかない時、どのようにしてモチベーションを上げていったらいいでしょうか?

A4:夢を持って、いつもその夢を諦めずに追いかけることが大切です。私の本にも書いていますが、『夢に日付』を入れて自分がその夢を叶えている姿を具体的に想像することで、モチベーションを高めることが出来ると思います。しかし、夢を叶えるには困難があるのは当たり前です。その困難を、『夢に日付』を入れて、ワクワクした気持ちで楽しく乗り越えていくことが大切ですね。

Q5:留学生が東京でもっと活躍できる場所を作ってほしいと思っていますが、東京にどんどん外国人や留学生が増えていくことをどのように思っておられますか?
A5:それはとても大切な事ですね。東京都が運営している首都大学東京でも、世界に大きく門戸を開いて、多くの優秀な教授や留学生を招いて、世界の人から目標にされるような大学にしたいですね。

Q6:日本人大学生や日本で勉強する留学生にメッセージをお願いします。
A6:私は学生時代に、アジア・ヨーロッパ・アメリカを回りましたが、その時にニューヨークのライブハウスで色々な国の人々が楽しく交流するのを目の当たりにした経験が、外食事業で起業しようと思ったきっかけでした。今は、その時以上に国境を意識しない時代になっています。日本人であろうがどこの国の人であろうが地球人として、自分の国を思うと同じように世界の友人を思うことが大切だと思います。お互いが理解し合おうとする姿勢で接すれば、素晴らしい世界になると思います。

10歳の時に母を亡くし、父親が事業を清算。苦労の中祖母に育てられた渡邉氏は、小学校5年生の時から社長になると決意。『夢に日付』を入れて次々と振りかかる困難を乗り越え、多くの業界で見事成功を収める。インタビューの際に感じたことは、渡邉氏は『全てはお客様の為にという思いを貫けばどんな事業でも成功出来る』という確信を持っているということだ。政治や行政に携わる人たちへの不信感を持っている若者も多い。しかし、今回の統一地方選では、政治や行政の経験だけではなく、どの候補が地域の人たちの事を真剣に考えて現状を打破できるかをよく見極め、自分自身の未来に責任を持って投票に行こう。



張新さん(明治大学2年)の感想:


同じ明治出身の大先輩の渡邉さんと直接お話ができ、大変光栄に思いました。高校生をもっと留学させる話や、東京をひとつのブランドとしてこれから世界に発信するなど、素晴らしい考えだと思います。私もいつか渡邉さんのように、世界を変えていけるような人間になりたいです。渡邉さん、ぜひ今回の選挙で勝ち抜いて、より開放的で元気な東京にしてください。(張さんは、昨年不動産業界での1ヶ月の留学生向け長期インターンシップを終え、今はその修了者と共に、宅地建物取引主任試験の取得を目指し勉強中。)



東京を経営する  
渡邉美樹 著 サンマーク出版

外食事業をはじめ、介護、農業、教育、医療など幅広い分野で活躍してきた「経営のプロ」が、都政について提言した問題作!  経営者としての経験から実感した政治の「壁」をどう崩していけばよいか。 それには何よりも“経営的視点”が必要だと著者は説く。 あらゆるしがらみを排除して、根本から東京を立て直すには、どうすればよいか? 独自の視点からのアイディアを満載した、渾身の「東京改造論」!

 



渡邉美樹氏プロフィール・・1959年10月5日生まれ。明治大学商学部を卒業後、会社経営に必要な財務や経理を習得するため、経理会社に半年間勤務。その後1年間運送会社で働き資本金300万円を貯める。1984年ワタミを創業し、「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という経営理念のもと、外食・介護・ 農業・環境・教育・医療・福祉などの分野で独自の事業モデルを構築してきた。学校法人郁文館夢学園理事長、医療法人岸和田盈進会病院理事長、NPO法人みんなの夢をかなえる会理事長、日本経団連理事、政府教育再生会議委員 (2006年)、神奈川県教育委員会教育委員(2006年~2009年)、日本相撲協会「ガバナンスの整備に関する独立委員会」委員(2010年)、観光 庁アドバイザー(2010年)も務める。同時に公益財団法人School Aid Japan代表理事としてカンボジアでの学校建設に携わる。


渡邉美樹氏 公式サイト
http://www.watanabemiki.net/
http://ameblo.jp/watanabemiki/
 

日本初! 選挙で選ばれ地域委員として活躍した大学生

  • 2011/01/27 10:40
特集

 

日本初!! 

選挙で選ばれ地域委員として活躍した大学生

新しい住民自治の姿を探るべく誕生したボランテイア参加が
中心の地域委員会とは?

 
   会議で発言する玉置委員        地域委員会会議の様子  


選挙で選ばれ、1500万円の予算の使い道を話し合う名古屋市千種区田代学区地域委員として活躍した2人の大学生、玉置真悟さん(名古屋大学4年)、大原康治朗さん(愛知県立大3年)に名古屋大学でジャーナリズムを学ぶ、ランス・トロングさん(オーストラリア)が話を聞いた。

 

                                           名古屋城

地域委員会とは・・昨年から名古屋市の8つの地域で試験的に始まった、小学校区ごとで選挙により選ばれた地域委員を中心とした住民自治制度。各委員はボランティアであるが、500万~1500万の予算で、住民の代表として、地域課題の解決策の審議を進めるところが、今までに存在している地域の自治会や地域連絡会などと大きく異なる。地方議会の形骸化が叫ばれる中、地域委員会の会合はすべて公開されており、一般市民も自由に参加し、質問も出来る新しい形の住民自治制度の取り組みとして注目されている。

      (左:玉置さん・右:大原さん)

Q:どうして、ボランテイア委員に立候補したのか?

A(玉置)和歌山から名古屋に出て来たが、学生生活であまり地域と関わることなく過ごしていたので、地域委員会の活動は地域社会を知るいい機会だと思った。また1500万にもなる予算の使い道を自分たちで決めていくことにやりがいを感じ立候補した。

 

A(大原)スペイン語を勉強していてガウディの造った建造物の与えた都市への影響に興味があり、『歴史的建造物の保存』という課題が地域委員会にあったのでそれに惹かれて立候補した。

 


Q:地域委員会を経験して感じたことは?

 

A(玉置)副委員長も務めさせてもらったが、周りの人生経験豊富な、シニアの方々や主婦の人などいろいろな人達が、若い委員が少なかったこともあり、自分たちの意見もよく聞いてくれた。学生の新しいアイデアを出したり、フットワーク軽く動けるところは、地域社会に役立てる点であるとわかった。政治に関心を示さず、投票にも行かない若者は多いが、地域社会に関心を持てば、自ずとこれからの社会のあり方にも責任を持つようになると思う。
私の家系は、警察官や公務員が多く、また生徒会活動などをしたこともあり、政治や社会問題に関して割に身近な所にいたと思う。実際1500万円の税金の使い道について自分なりに責任を持って考えることが出来たことは、その責任の重さを痛感出来るいい機会だった。地域の内容であれば、身近な問題が多く、イベントの動員や企画など若い人たちの活躍の場が多い。私が副委員長に選ばれたのも他の委員の方々の若い世代への期待が大きかったからであろう。政治というものは本来、特別な人だけが行うのではなく、若者やサラリーマン、主婦、生活弱者の代表などにも、もっと活躍の場があってもいいはずだ。今回委員を務めて自分たちの世代への期待の大きさをつくづく感じた。また、この地域委員会をもっとうまく機能させるには、市会議員の人たちの協力も必要だと思う。地域住民の声を聞くべく、ボランテイアの地域委員会を受け入れ連携することが出来れば地方自治のあり方ももっと民主的になり、若い人達の政治参加も増えると思う。その期待に答えるべく、これからも政治について、地方自治についてもっと勉強していきたいと思う。

 



A(大原)まず、軽い気持ちで立候補したので当選して正直びっくりした。委員会の会合もいろいろな委員の人たちと話すうちに、大学では知ることの出来ない社会の側面を知ることが出来た。話し合いのやり方に慣れている委員長さんのみんなの意見を聞きながら調整していくやり方は、さすがだと思った。自分の住んでいる地域について高額な予算を持って議論することは、地域の素晴らしさを再認識させてくれた。大学の友達にも地域委員の活動を紹介したところ、関心を示してくれる友人も多かった。私の周りの外国語や国際関連の専攻の学生は、世界で起こっている大きな問題に目が行きがちだが、身近な地域にも関心を持ち、そこでの問題の解決を具体的に真剣に考えることが、世界の問題の解決にもつながるのではないかと思った。




  鎮守の森 自然観察会で活躍する学生ボランテイア

また、大学でガウディの建築がどのように街の形成に影響を及ぼしたかを勉強したが、自分たちの街にある歴史的建造物を知り、誇りに思うことで地域に対する愛着も湧いてくると思った。地域委員会のイベントに大学の友人達がボランテイアで参加してくれてとても嬉しかった。ひとりでも多くの学生が地域に暮らす人たちと関わり、地域社会に関心を持ってくれるといいと思う。将来、留学を計画しているが委員会活動を通じて、地域の結びつきの大切さ、日本の素晴らしさを再発見出来て日本人として自分を語れるようになった気がした。

民主主義の進んでいる国々の地方議員の多くは、本職を持っており、議員活動はボランテイア的な側面が強い。また、日本のような職業議員という人達もあまりいない。名古屋市の地域委員会の試みは、住民自治の姿をもう一段高めて、「地域のことは地域で決める」という主旨から、住民が市政運営にもっと参画することをめざすものである。この度初めて地域委員を経験した2人の大学生は、自分たちが必要とされている確かな手応えを感じたようだ。今年は統一地方選挙の年である。若者も自分たちの未来を他人任せにすることなく、自分で新しい時代を切り開いていこうという気持ちが大切だ。その気持を持ち続けて活動すれば、周りの善良な大人の人たちも応援してくれるであろう。

地域と学生団体の関わりは、どう変わるのか?

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