25 年間で目に見張る進化を遂げたスタントメソッド
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11 月9 日(金)、早稲田大学で、モチベーションを高める教育法のシンポジウムが行われた。延べ 20 名以上が発表するといった今までにはないシンポジウムであった。その一番の特徴は、今まさに『モチベーション』の講義を受けている現役の学生 13 名(2012 年卒業2 名を含む)によるプレゼンであった。その様子は、まさにスタントメソッドの教室からの LIVE 中継のようだった。
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参加者の多くは、まだ勉強の最中の学生の発表と聞いても、ピンと来なかった人もいたのではないかと思う。しかし、私は、彼らの発表をとても期待していた。というのも彼らこそ、モチベーション教育を今まさに体感し、日々変化を感じ取っている人たちだからだ。私も、ほぼ 3 年に渡り多くの学生さんの体験談を聞き、クラスででくわした感動的な場面を思い出していたが、結果は想像以上だった。一人一人の発表が、その場で発表できるうれしさで満ちていたプレゼンであった。
最後に発表した 2 人などは、授業を受けてまだ1ヶ月。しかし、その効果たるやすさまじいものであった。
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私も今まで多くの学生のプレゼン大会に参加したことがあるが、こんなに自信を持って楽しそうにプレゼンを行う学生を見たのは初めてだ。しかも全員が同じテーマで話をするのにひとつとして同じようなプレゼンがない。みんなが自分の個性を前面に出したプレゼンあった。学生の個性もさまざま。社会から見捨てられた元『 MONSTER STUDENT 』、うつで闇の中にいた学生、人生の目標を見失っていた学生、津軽三味線の演奏を取り入れる学生もいた。
みんな自分が『スタントメソッド』のモチベーション教育のクラスで得た自信に満ちていた。スタント教授の『どんな学生のモチベーションも上げる』という果てしない挑戦は、ほぼ成功を収めたといっても過言ではないと思う。あとは、私のプレゼンでも僭越(せんえつ)ながら、保護者を代弁する立場として申し上げた『教育者の学生を絶対にあきらめない』という決心だと思う。
最後に、 MONSTER STUDENT から今では学生のリーダーとして変貌を遂げた廣松君の論文の一説を紹介したい。
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中略ーースタント先生は、勉強しない大学生を、それからそれを容認する社会を、このままではだめだと考え、その現状を変える為に尽力されていることを身を持って伝えてくださいました。それは、私に取って心強い味方ができた瞬間でした。つまり、スタント先生の人としての存在が私にとって、大きな励ましになったのです。--それから私は、勉学だけではなく、教師に対して関心を抱くようになりました。早稲田に在籍する教授がどんな人なのか知りたいと思うようになりました。講義の中身だけでなくどうしてその分野の研究をするようになったのか、講義に出席して話を聞くだけでなく、積極的に教授の部屋をノックしては、その教授に話を聞いて学習意欲を高めました。ーー
教育者の皆様、知識は勿論重要ですがそれ以前に学生達は、なぜ勉強するのか?どんな思いで先生は教鞭をとっているのか?先生はどんな人なのか?先生の夢は何なのか?今何に挑戦しているのか?それを先生の言葉で聞きたいのではないかと思います。また、先生が『本気で学生達を救おうと決心』(ここでいう『本気』とは学生達の将来を投げ出さないということ)すれば、このモチベーション教育のクラスで起こっている奇跡のようなことがご自分のクラスでも起こると確信しています。将来の進路決定が間近な子を持つ親として一日も早くその日が来ることを願っております。(グローバルコミュニティー編集長 宮崎計実)
『感動を受ける自分』から『人を感動させる自分へ』